CBOE 10 YR TREASURY NOTE YIELD
昨日発表された8月の米CPI(消費者物価指数)はコアCPI(変動の大きい食料やエネルギーを除外した指数)が前月比0.1%の上昇と市場予想を下回ると同時に過去7ヶ月で最低の結果に。 これを受けて米株式は下落。債権が急伸し、ドルはCPI発表直後の下落から下げを埋める上昇へと荒い動きとなりました。 CPIの結果が予想を下回ったのであれば、FRBのテーパリング決定は先送りになる可能性が高まり、株高・ドル安になるんじゃないの?と思う方もいると思いますので、CPIを受けた相場の反応を解説します。 僕は毎朝NYマーケットサマリというものを配信しており、ファンダメンタルは一通り追いかけているのでメディアで報道されている内容と概ね整合しているはずですが、僕なりの解釈も踏まえた内容です(特に相場を取り巻く思惑の部分)。 米株...
チャートは米10年国債の日足チャート。 今までの下げ一辺倒から、2020年8月の高値も抜け上昇転換と言って良いでしょう。 株や為替でこの形ならロングを狙っていくところ。 今まで売られていた分の反動で買い戻しの動きが出ているのかわかりませんが、もしそうならば利回りはまだ下がる可能性は高そうです。 同じく10年債利回りの投稿では利回りの週足波動を見ていますが、こちらでもまだ下げる余地がありそうな気配。