解説

マレーシア証券取引所またはブルサ・マレーシアは、公開会社になった2004年にクアラルンプール証券取引所から生まれました。それは東南アジア諸国連合(ASEAN)の最大の取引所の一つです。同社は、同国最大の都市に本社を置き、その資本と業務は証券委員会によって監督されています。この取引所には、18のセクターにわたる900社以上の企業が上場されており、時価総額は1兆8,500億リンギットです。債券、ETF、先物、オプションも取り扱っています。これら上場企業の中には、パブリック銀行、CIMBグループホールディングス、アシアタグループ、ペトロナス・ケミカルズ、テナガ・ナショナルなど、有名でかつ活発に取引されている企業があります。

主要株価指数はFTSEブルサ・マレーシアKLCIで、FBM KLCIとも呼ばれ、マレーシア株式市場のベンチマーク指数として国際的に認められています。 FTSE Russellとの提携により開始され、時価総額の大きい上位30社の業績を反映しています。このインデックスとは別に、FTSE Bursa Malaysia Mid 70インデックス(トップに続く上位70社)や前述の2つの指標の構成銘柄を合計したFTSE Bursa Malaysia Top 100インデックスなど、さまざまなインデックスを扱っています。