S&P500種株価指数、好決算とメガキャップの業績見通しを消化し上昇

S&P500種株価指数 SPXは火曜日、一流企業の好決算を受け、また投資家がマグニフィセント・セブンや他のメガ株成長株の四半期決算に注目する中、上昇した。

テスラ (link) TSLAは火曜日市場終了後、テクノロジー株の決算サイクルを開始する。その後、マイクロソフト MSFT、アルファベット GOOG、メタ・プラットフォームズ METAなど他のハイテクメジャーが今週後半に決算を発表する。

(link) また、ゼネラル・モーターズ GMが予想を上回る四半期決算を発表し、5.2％上昇した。

通信サービス S5TELSやテクノロジー S5INFTセクターの上昇に牽引され、S&P500種11セクター中10セクターが上昇した。S&P素材セクター S5MATRは、鉄鋼メーカーのNucor Corp NUEに引きずられる形で下落した。Nucor Corpは、第1四半期の業績が予想に届かず、 (link)、7％近く下落した。

アトランタにあるトゥルーイスト・アドバイザリー・サービシズの共同最高投資責任者、キース・ラーナー氏は、「昨日から売られ過ぎの状態が続いているが、今日のきっかけは、好調だった幅広いセクターの決算報告に市場が再注目していることだ」と述べた。

午後3時5分現在、S&P500 SPXは57.76ポイント（1.15％）高の5,068.36、ナスダック総合 IXICは251.90ポイント（1.63％）高の15,703.21。ダウ工業株30種平均 DJIは248.61ポイント（0.65％）高の38,488.59。

火曜日に発表されたデータによると、4月の米企業活動は需要の減退により冷え込み、 (link)、4カ月ぶりの低水準となった。一方、インフレ率は、投入価格が急上昇する中でもわずかに緩和し、消費者物価の上昇を緩和する可能性を示唆した。

投資家は、金曜日に発表される3月個人消費支出（(PCE)）指数（連邦準備制度理事会（FRB）が推奨するインフレ指標）の発表に注目している。

LSEGのデータによると、金融市場では現在、利下げ幅が年初の約150bpsから約43bpsに縮小している。

「PMI報告書は少し弱く、雇用も少し弱かった。現時点では、市場はそれを悪いニュースであり、良いニュースであると受け止めている。

スポティファイ (link) SPOT は、スウェーデンの音楽ストリーミング大手の売上総利益が初めて10億ユーロ(11億ドル) を突破し、14％急騰した。

GEエアロスペース (link) GEの株価は、強気の通期利益見通しにより7％近く上昇した。 ダナハー (link) DHR は、ライフサイエンス企業が四半期利益と売上高予想を上回ったため、7.5％上昇した。

ジェットブルー (link) JBLU の株価は、格安航空会社が第1四半期の収益が低調だったことを受けて年間収益見通しを下方修正したため、17％急落した。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄が値下がり銘柄を6.17対1で上回った。ニューヨーク証券取引所では77銘柄が最高値を更新し、25銘柄が最安値を更新した。ナスダック市場では3,166銘柄が上昇、961銘柄が下落し、値上がり銘柄が値下がり銘柄を3.29対1で上回った。

S&P500種株価指数は52週高値を12銘柄、安値を1銘柄更新し、ナスダック市場は高値48銘柄、安値76銘柄となった。