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投資家が決算とメガキャップの見通しを消化し、ウォール街は高値引け

キーポイント:
  • テスラ、マグニフィセント・セブンの決算をキックオフ
  • GM、第1四半期の好決算で株価上昇
  • ジェットブルー、収益予想の下方修正で急落

マグニフィセント・セブンをはじめとするメガキャップの成長株の四半期決算に投資家が注目する中、一流企業の好決算を受けて、米国株は 火曜日高値引けとなった。

テスラ (link) TSLAは火曜日市場終了後、テクノロジー株の決算サイクルを開始した。今週後半には、マイクロソフト MSFT、アルファベット GOOG、メタ・プラットフォーム METAなど、他のハイテクメジャー企業の決算が続く。

(link) また、ゼネラル・モーターズ GMの四半期決算が予想を上回り、 市場は上昇した。

通信サービス S5TELSやテクノロジー S5INFTセクターの上昇に牽引され、S&P500の11セクター中10セクターが上昇した。S&P素材セクター S5MATRは、鉄鋼メーカーのニューコール・コーポレーション NUEが第1四半期決算の未達((link) )を受けて 下落した。

アトランタにあるトゥルーイスト・アドバイザリー・サービシズの共同最高投資責任者、キース・ラーナー氏は、「昨日から売られ過ぎの状態が続いているが、今日のきっかけは、好調だった幅広いセクターの決算報告に市場が再注目していることだ」と語った。

速報値によると、S&P500種株価指数 SPXは58.81ポイント(1.17%)高の5,069.41ポイント、ナスダック総合株価指数 IXICは245.34ポイント(1.59%)高の15,696.64ポイントとなった。ダウ工業株30種平均 DJIは267.19ポイント(0.70%)高の38,494.32。

火曜日に発表されたデータによると、4月の米企業活動は需要の減退により冷え込み、 (link)、4ヶ月ぶりの低水準となった。一方、インフレ率は、投入価格が急上昇する中でもわずかに緩和し、消費者物価の上昇を緩和する可能性を示唆した。

投資家は、金曜日に発表される3月個人消費支出((PCE))指数(連邦準備制度理事会(FRB)が推奨するインフレ指標)の発表に注目している。

LSEGのデータによると、金融市場では現在、利下げ幅が年初の約150bpsから約43bpsに縮小している。

「PMI報告書は少し弱く、雇用も少し弱かった。現時点では、市場はそれを悪いニュースであり、良いニュースであると受け止めている。

スポティファイ (link) SPOT は、スウェーデンの音楽ストリーミング大手の売上総利益が初めて10億ユーロ(11億ドル) を突破し、急騰した。

GEエアロスペース (link) GEは、強気の通期利益見通しが株価上昇に貢献。 ダナハー (link) DHR は、ライフサイエンス企業が四半期利益と売上高予想を上回ったことから上昇した。

ジェットブルー (link) JBLU の株価は、格安航空会社が第1四半期の収益が低調だったことを受けて年間収益見通しを引き下げたことから急落した。

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