ナスダックで重要な値位置(FE)ナスダックは先週末に、下がるかと思いきや上昇して引けました。
【概要】
現状は難易度がかなり高く、
高値越えの26400-26600がターゲット
抵抗線は越えていない
この2重構造で悩ませて来ます(笑)。
詳しく解説します。
※なお、この毎週配信している相場分析は
ドル円、ナスダック、日経平均を順に配信しており、
手法はFE(フィボナッチエクスパンション)のみです。
【短期】
25103と25221がFEの0.618。
この抵抗線を越えておらず、見ようによっては 2番底を割れています。
よって、 下落すると24000。
※その下はチャートをご覧下さい
【長期】
長期のライン(赤)は24550にあります。
このラインを週終値で割れないのなら、復活の可能性があります。
そして、長期的な見立てとしては
「26400ポイントは付けてもらわないと、
この相場が本格的な下落トレンドになる事は無いのでは?」
と考えております。
ただし、上に行くには抵抗線を2つ越える必要があります。
25419
25782.22(特にこちら)
25782が2番天井の扱いなら、これを越えれば、ターゲットの26461へ高確率で到達する でしょう。
しかしそのタイミングは何なのか?
雇用統計なのか、決算なのか。今月か12月かと
頭を悩ませることになりそうです。
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野
トレードアイデア
ナスダック100先物、安値切り下げも75日出来高加重移動平均線でサポート今週の振り返り
今週は安値をわずかに切り下げ、高値も切り下げと下落基調だった。安値切り下げはS&P500より弱い動きを示しているようだ。テックからバリューにセクターローテーションしているため、相対的にナス100が弱かったのだろう。
先週末時点の下落シナリオには「再び並行チャネル(白色)を下抜けて下落する場合は、10月17日安値の24,238.7でストップするかサポートの確認局面となる。ここは前回値止まりで安値切り上げた箇所なので、今回下げてもサポートになりやすい場所と見る」と書いていた。
結果は11月7日(金)の安値こそ下回ったが、10月17日安値24,238.7まで下がることはなく下落幅は小さく収められた。ナスダック100も11月14日(金)の下落は75日出来高加重移動平均線でサポートされた動きをしている。75日出来高加重移動平均線の手前で下落ストップした後は、上昇に転じてリバウンドしている。わずかに陽線となったが、高値はローリングVWAPとVWAPの手前で止まって失速しているのも特徴的だ。要は平均に戻すと売られる弱含みで、下値はサポートされる状況。上・下どちらに抜けていくか材料待ちのようだ。
日柄調整ならば、次の材料となる可能性のある20日発表予定の雇用統計、決算発表ではNVDAに対するリアクションが、今のレンジの上下どちらに抜けていくのかその影響が注目ポイントとなる。
利下げ期待の剥落を織り込んでグロースやテックを中心に下落していた今週だったが、織り込みが一段落したり政府閉鎖終了によりトランプ政権もまた活発になるのであれば、先週末時点で書いた「時折ふらつきながらも企業業績の好調さを背景に上昇を続けていく相場に戻るだろうと今のところは見込んでいる」は今のところ変わらないだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
RVWAPを上抜けて上昇するなら、今週高値25,721.9を明確に上抜けることが最初の確認ポイントで、上昇トレンドに戻せるかの分岐となる。次が最高値26,254.2となる。
②下落する場合
再び75日出来高加重移動平均線に向かって下落する場合は、次もサポートされるかが最初の確認場面となる。
上記で止まれない場合は、再び黄色の点線ゾーンが次のサポートテストとなるだろう。
ナスダック100先物、フィボナッチ78.6%手前でストップ、日柄調整の浅い下落で終了か今週の振り返り
今週は2週前の10月下旬安値をわずかに切り下げて下落となった。強い勢いで最高値を更新した後の調整で高値から6.35%下がった。
先週末時点の下落シナリオには「RVWAPや並行チャネル(白色)を下抜けて下落続けるなら、10月17日安値の24,238.7で値止まりするかサポート確認となる。ここは前回値止まりで安値切り上げた箇所なので、今回下げてもサポートになりやすい場所と見る」と書いていた。
10月17日安値は白丸をつけた箇所だが、11月7日(金)の安値はそこまで届かず手前で下落がストップした。11月7日(金)はそこからリバウンドして長い下ヒゲをつけている。この動きを見る限りでは、大きな値幅調整にはなりにくいと想像する。高値からフィボナッチ78.6%の手前で軽い調整で済んでいるのも、下値には買い圧力があることを示唆しているようにも見受けられた。
次週以降もネガティブな材料が出れば、高値圏の今ぐらつきやすい環境下ではあるので注意したい。そのような状況になれば、再びフィボナッチ78.6%や10月17日安値でサポートされるか試す局面となるだろう。
とはいえ、金曜日のリバウンドを見る限りは買い戻しで再び上昇に向かうほうに期待したい。RVWAPを上抜けて上昇するなら、反発継続と見ていいだろう。
時折ふらつきながらも企業業績の好調さを背景に上昇を続けていく相場に戻るだろうと今のところは見込んでいる。
次週のシナリオ
①上昇する場合
RVWAPを上抜けて上昇するなら、まずは今週高値の26,129.6を切り上げるかどうかを確認したい。この高値を超えるなら上昇の強さを取り戻したとみたい。
さらに上昇の勢いを維持して上がれるなら、次は361.8%ラインの26,839.3の達成が足元の目標地点だろう。
②下落する場合
再び並行チャネル(白色)を下抜けて下落する場合は、10月17日安値の24,238.7でストップするかサポートの確認局面となる。ここは前回値止まりで安値切り上げた箇所なので、今回下げてもサポートになりやすい場所と見る。
上記で止まれない場合は、再び黄色の点線ゾーンが次のサポートテストとなるだろう。
ナスダック100先物、いよいよ361.8%ラインに挑戦か?今週の振り返り
2週連続で安値・高値を切り上げ新高値を更新した。先週末時点の上昇シナリオには「上昇の勢いを維持して上がれるなら次は25,900付近が目標地点。勢いが弱まるなら25,600付近まで上げてほしいところ」と書いた。結果としては新高値26,254を記録し、目標地点25,900をクリアした。
新高値更新時はボリンジャーバンド(チャート外・特殊設定)の+3σ近くまで強く上がったため、利益確定売りでその後は少し下げた。木曜日から金曜日にかけての下落は勢いよく上がったあとの時間調整に見える。
実際、週足では安値切り上げで全く弱さを感じさせない。上昇トレンド中に今週は勢いを増した動きだった。この勢いを維持できるならもう一段上を目指せる可能性がある。今目指しているのはエリオット推進派の第一波の361.8%ライン26,839.3である。射程圏内に接近してきている今、361.8%ラインにトライする可能性は十分あると予想する。
ただし、ナスダック100の中身は上昇銘柄より下落銘柄が多く、M7の特定銘柄が牽引してたため、強気一辺倒ではない局面だ。ボラティリティは高まる瞬間はありそうで、ごく短期的には下げるタイミングがあってもおかしくない。米中報道や決算などで悪材料が出るときには注意したい。
RVWAPから上に乖離して進行しており今は強気相場だが、下落してきた場合はまずはRVWAPの上か下か見るとよいだろう。RVWAPの上にいるうちは、一時的な下落で弱い動きでもない。反発するかどうかを見極めるといいだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇の勢いを維持して上がれるなら次は26,839.3の達成が足元の目標地点だろう。
②下落する場合
RVWAPや並行チャネル(白色)を下抜けて下落続けるなら、10月17日安値の24,238.7で値止まりするかサポート確認となる。ここは前回値止まりで安値切り上げた箇所なので、今回下げてもサポートになりやすい場所と見る。
上記で止まれない場合は、再び黄色の点線ゾーンが次のサポートテストとなるだろう。
ナスダック100先物、ほぼピッタリ目標値に到達今週の振り返り
今週は安値・高値を切り上げ新高値を更新した。先週末時点の上昇シナリオには「RVWAPの上をキープできるなら、最高値の25,199に戻すことが次の目標地点。上昇材料が出れば、その次は25,420付近が狙い目か」と書いた。
10月22日(水)にはRVWAP付近まで下げる場面もあったが、1週間を通じておおむねRVWAPの上をキープし、10月24日(金)のCPI鈍化発表を受け、25,199を超え新高値25,410.7を記録した。結果的にはほぼ先週末時点の狙い目25,420とほぼ一致した。
10月10日(金)安値が黄色の点線ゾーンで値止まりしていることは、一過性の下落を示したパターンでした。先週末も書いたとおりその後は下値限定的、ゆるやかに上昇で、今週もその動きを継続した流れと見る。
先週はVWAPの前後で上下動していたが、今週はほぼVWAPの上をキープして上昇トレンドに回帰している。出来高は薄くなっている点は裏付けに欠けるが上昇の勢いが増した週だった。
ボリンジャーバンド(チャート外・特殊設定)を見ると、右肩上がりの形状はキープしたまま、10月24日(金)の高値は+2σにタッチした。CPIを好感して上げた結果だが、週末は+2σで上値追いが止まった。この動きから次週バンドウォークで上昇するか、一旦時間調整するかはイベント結果次第だろう。
次週もVWAPの上を維持する内は、ゆるやかな上昇基調を基本路線としてみる。ただし、FOMC、米中首脳会談、M7決算発表とイベントが盛りだくさんで、ボラティリティが高まる時期となる。すでに利下げ期待・QT停止・米中貿易摩擦の緩和が織り込まれている今の値動きが続けるには好材料がほしい。ネガティブな材料がでてくる場合はRVWAPの下に向かう局所的な下落が起きる可能性は秘めている。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇の勢いを維持して上がれるなら次は25,900付近が目標地点。勢いが弱まるなら25,600付近まで上げてほしいところ。
②下落する場合
RVWAPや並行チャネル(白色)を下抜けて下落続けるなら、10月17日安値の24,238.7で値止まりするかサポート確認となる。
上記で止まれない場合は、再び黄色の点線ゾーンが次のサポートテストとなるだろう。
間もなく目標の26000台のナスダック今週はナスダックの分析です。前々から言っていた26000台が目前に迫っています!
※先週は日経平均の分析週で、予定通り50000円手前で利食いで正解でしたよね。ただし5万を越えられる可能性はまだまだあります。
ナスダックの買い場は25081。
ターゲットは
25656
26058
26399
26411
26763
ざっくり 25000から26000へ行ったら利食い が安心です。
ただし、24536を割れたら撤退。
ここから下は売りのゾーンなので気を付けてください。
※25000を割れても、24500を割れて来ないならまだチャンスはあります。
なお、理由は全てフィボナッチエクスパンションで分析した結果です。
※1波の高値に接しないのが25035-25081なので、
この点のみエリオット波動原理も入っています。
26000台を突破したらバイイングクライマックスの可能性が高いのでショートも狙えるでしょう。(行き過ぎという事)
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野
来週はドル円です。
ナスダック100先物、リバウンドでRVWAPの上に回復今週の振り返り
今週は安値を切り上げ、高値は切り下げの上昇でした。先週末の10月10日(金)に下落したときのローソク足の中で動いてた一週間でした。
先週末の上昇シナリオでは「リバウンドが来るなら、まずはRVWAPの上を取り戻すことが条件。RVWAPの上に行ければ、最高値の25,199に戻すのは時間の問題か」と書いた。10月13日(月)からリバウンドし、10月17日(金)までRVWAPの前後で上下動していた。週末引けではRVWAPの上で終われて良い兆しとなった。
RVWAPの前後で上下動していたが、下値が限定的だったことも今週の特徴だった。10月14日(火)、10月17日(金)の安値はいずれも10月10日(金)の安値より上で止まってRVWAP前後に回復している。これ以上大きなネガティブ材料がないかぎり、下落は限定的となりやすいことを示唆した。
一方で、上値も限定的だった。今週の高値は10月16日(木)の高値だが、10月10日(金)の高値には及ばず上昇を止められている。米中交渉の行方はまだわからず、上昇を押さえていた側面はあるかもしれない。
しかし、この一週間では徐々に上値を伸ばしてきて、10月17日(金)の終値はRVWAPの上をキープした。また、安値は限定的で下ヒゲのリバウンドを演出している。これらからは緩やかに上昇する機運になる可能性が見受けられる。
ただし、ボラティリティは高まってきている現在、落ち着くまでは何かしらの材料がでたときに局所的な下落は起こり得る、と警戒はしておいたほうが良いだろう。その場合は押し目買いの機会となるかもしれない。
次週のシナリオ
①上昇する場合
RVWAPの上をキープできるなら、最高値の25,199に戻すことが次の目標地点。
上昇材料が出れば、その次は25,420付近が狙い目か。
②下落する場合
10月10日(金)の安値を下回る場合は、黄色・点線のサポートを確認したい。
黄色の点線を下抜けると下落進行で、ダブルボトムのネックライン23,738付近が浅めの下落地点。
ナスダック100先物、FOMC安値まで急落今週の振り返り
今週は高値を若干切り上げたあと、安値を切り下げFOMC安値付近まで下落した。
先週末時点の上昇シナリオには「まずは引き続きエリオット推進波の第一波の300%である25,043.2が目標地点」と書いてたが、25,043を上回り25,199.3まで上昇できている。トランプ砲の前までは上昇トレンドは生きていた。
他方、先週末時点の下落シナリオには「 反落するようであれあば、ローリングVWAPを下抜けてからがスタートと見ていいだろう。9月25日(木)安値24,184.9が最初のサポートテストラインと想定する。次は9月17日(水)安値23,992がサポートテストラインとなる。8月13日高値(黄色水平線・点線)も同様の水準でテクニカル的には意識されやすい場所かもしれない」と書いた。
9月25日安値は軽々超えて下がりサポートにならず、9月17のFOMC安値付近まで下げている。黄色の点線より手前で週末引けとなっているが、10月10日(金)のローソク足は引けまで下落しており下ヒゲがない。強い下落がまだ止まっていないことを示唆しているかもしれない。
ボリンジャーバンド(チャート外・私の特殊設定)では10月10日終値が-2σに到達している。高値圏から一気に1日では下がりすぎのラインまで下げた形だ。ただ下落が止まっていない状況なので、-2σから-3σあたりをはって下がっていく可能性も残る。
久しぶりにローリングVWAP(RVWAP)を下抜けて下落しており、今はまだRVWAPに戻る兆しが見えていない。並行チャネル(白ライン)も下抜けている。とするともう少し下押しするチャートにも見える。
一方で、今回は米中覇権争いのトランプ砲を起点とした下落で、トランプの今後の対応次第で急激なリバウンドになる可能性も十二分にあるのが現状だろう。イベントドリブンで動きやすい相場に戻ったので、上下動荒れる相場には注意。
米中の交渉が長引くなら10月下旬に向けて軟調になりやすい可能性もあるので、その場合は押し目形成で買い場到来の時期になるかもしれない。
次週のシナリオ
①上昇する場合
リバウンドが来るなら、まずはRVWAPの上を取り戻すことが条件。RVWAPの上に行ければ、最高値の25,199に戻すのは時間の問題か。
②下落する場合
下落が止まらないなら、黄色の点線を下抜けると下落進行で、次は75日出来高加重移動平均線やダブルボトムのネックライン23,738付近が浅めの下落地点。
さらに下を掘るときは、水色点線ゾーンが次のサポートテストゾーン。
ナスダック100先物、リバウンド上昇からの最高値更新今週の振り返り
今週は安値、高値切り上げで最高値を更新しました。9月25日(木)の安値からのリバウンドを引き継いで上昇した週でした。
先週末時点の上昇シナリオでは「次の目標地点は引き続きエリオット推進波の第一波の300%である25,043.2だ」と書いていた。10月3日(金)の新高値は24,981.7と目標地点に近いところまで上がったがわずかに届かずでした。この流れはまだ途絶えていませんが、10月3日(金)は高値を記録した後、利益確定売りに押され前日安値も下回る下落となっていた。
とはいえVWAPで安値は止まって、週末引けの値はVWAPより上に位置する。現時点では上昇一服の下落と見える。
9月25日(木)の安値の後リバウンドでは、9月26日(金)の安値、10月1日(水)の安値が9月25日(木)の安値より上で切り上げする底堅い上昇を示した。上昇トレンドは継続中で高値も切り上げを日々続けている状況だ。長めの時間軸で見るとS&P500同様、白色の並行チャネルのライン内を淡々と登り続けている。上昇を続ける限りは乗り続ける相場で、少しの休憩を挟んでは登るを繰り返す。
10月にこの流れが崩れるとしたら、ローリングVWAP(RVWAP)を下抜ければ一時的な下落につながるだろうが、大きな調整となるよりは押し目形成でいい買い場になるだろう。9月25日(木)安値が短期的には最初のサポートテストラインとなるように見える。この付近で止まるなら浅い押し目で完了となる。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まずは引き続きエリオット推進波の第一波の300%である25,043.2が目標地点。
その次は361.8%の26,839が目標値となるが、ここはまだ時間がかかるため先だろう。
②下落する場合
反落するようであれあば、ローリングVWAPを下抜けてからがスタートと見ていいだろう。9月25日(木)安値24,184.9が最初のサポートテストラインと想定する。
次は9月17日(水)安値23,992がサポートテストラインとなる。8月14日高値(黄色水平線・点線)も同様の水準でテクニカル的には意識されやすい場所かもしれない。
ナスダックは月足上ブレイク中!ナスダックは先月末に、第一ターゲットの
24533ポイントを上に越えました 。
今年の上昇目標値は26763ポイントと26411ポイント。
しかし短期的に上がりすぎのため、
25347ポイント辺りで一時下落する可能性 があります。
24533割れは一応注意してください。
割れたとしても月足終値でラインを上ブレイクしているため上昇が可能です。
短期的な上昇は8月9月からの話。
今は5波という事になるので、26000ポイント手前で反落する可能性が高い。
下落したら24220の安値割れまでがショートのターゲット。
今年中に、26000台に行けるでしょうか。
引き続き注目の市場です。
※エクスパンションとエリオット波動原理による分析です
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野
ナスダック100先物、浅い押し目でリバウンド今週の振り返り
今週は安値、高値切り上げでしたが週足ではわずかに下落となった。先週末時点の上昇シナリオでは「 次の目標地点はエリオット推進波の第一波の300%である25,043.2だ。押し目という押し目がなくずっと上がり続けているが、300%までは良い節目のように見える」と書いた。25,043まで上る前に失速して3営業日連続の下落を示した。
先週末時点の下落シナリオには「 VWAPを下抜けて下落する場合は、9月17日(水)安値23,992がサポートテストラインとなる。8月14日高値(黄色水平線・点線)も同様の水準でテクニカル的には意識されやすい場所かもしれない」と書いている。3営業日連続の下落だったが、9月25日(木)の安値は24,184.9で全く23,992には届かず、浅い押し目で終わっている。
9月25日(木)は安値で止まった後、長い下ヒゲでリバウンドしている。その流れは9月26日(金)の引けまで続いた。ローリングVWAPからは程よく遠く乖離したままで、今のところ弱い浅い押し目と見え、調整となるような崩れには見えない。ローリングVWAPから結構乖離してたので、多少戻した程度だ。その意味では上昇トレンドが今週の下落で終わったとは思えない。
9月26日(金)の引け値はVWAPの若干下あたりまで回復した。これはリバウンドで平均回帰しただけの状況だ。理想的にはリバウンドでVWAPや9月25日(木)の高値を上回って引けを迎えてれば、上昇トレンド回帰の期待値もより高かっただろう。その意味ではVWAP前後でグズグズする可能性も残るだろう。
少しゆるやかなリバウンドではあったが、この後の上昇トレンド回帰は次週の雇用指標、特に雇用統計の発表にゆだねられる形となったようだ。9月17日(水)FOMCの安値を下回らない限りは、弱い押し目形成でしかなく、今のところはリバウンド後の上昇が続く期待値もある状況。ダブルボトム完成後の上昇が一服したのが今週の動きだったように見える。
雇用指標のサプライズがあれば、どちらにリアクションが起きるかを注視したいが、今のところは上昇トレンド継続となるだろうと見ている。ただし、9月末前後の四半期末リバランスでのボラには注意。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次の目標地点は引き続きエリオット推進波の第一波の300%である25,043.2だ。
②下落する場合
また反落するようであれあば、9月17日(水)安値23,992がサポートテストラインとなる。8月14日高値(黄色水平線・点線)も同様の水準でテクニカル的には意識されやすい場所かもしれない。
上記を下抜ける場合は、ダブルボトムのネックライン23,737.9付近が次のサポートラインとなりうる。
ナスダック100先物、FOMC後に勢いある上昇今週の振り返り
今週は安値、高値切り上げで週足では3週間連続の陽線で勢いづいている。先週末時点の上昇シナリオには「24,000以上をキープして上昇を続けられるなら、24,500あたりが次の目標地点となる」と書いたが、9月19日(金)の新高値は24,635.3を記録し24,500を上回る上昇でした。
9月17日(水)のFOMCでは安値23,992をつけたが、そこから反発して勢いのある上昇を週末までほぼノンストップで続けた。先週から起きたボリンジャーバンド(チャート外)の+2σをはって登り続ける強さを今週もキープしていたのだ。ダブルボトム完成後の上昇がパターン通りで、すでにダブルボトムの底からネックラインまでの上昇の2倍超まで上昇した。
9月19日(金)の引け時点でほぼ下がってなく、今のところこの勢いはまだ止まっていない。強い勢いだったがそろそろペースがゆるやかになってもおかしくない。VWAPを下抜けるまではゆるやかなジリ高を続ける可能性がある。
もしチャートが垂れてきたら、9月17日(水)安値23,992付近でサポートされるかテストとなる。この安値を割り込まない限りは浅い押し目買い継続で上昇にベットするのが機能しやすいだろう。
短期的に注意が必要なのは9月末前後の四半期末リバランスだろう。メジャーSQは今の上昇ストーリーを崩さず低ボラで堅調な展開となった。四半期末リバランスでも同様の展開となるか、一時的な崩しがあるのかは様子を見たほうがいい。
基本的な基調は白色の平行チャネルの間で上昇トレンド継続なので、ネガティブサプライズなどで崩れない限りは押し目買いで上昇に乗るのが良いでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次の目標地点はエリオット推進波の第一波の300%である25,043.2だ。押し目という押し目がなくずっと上がり続けているが、300%までは良い節目のように見える。
②下落する場合
VWAPを下抜けて下落する場合は、9月17日(水)安値23,992がサポートテストラインとなる。8月14日高値(黄色水平線・点線)も同様の水準でテクニカル的には意識されやすい場所かもしれない。
上記を下抜ける場合は、ローリングVWAPやダブルボトムのネックライン23,737.9付近が次のサポートラインとなりうる。
ナスダック100先物、2週連続陽線今週の振り返り
今週は安値、高値切り上げで週足では2週間連続の陽線で上昇トレンドが継続した。先週末時点で上昇する場合は「上昇継続するなら次は24,000超えにトライが引き続き目先の目標地点。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかどうかが焦点」と書いた。先週のダブルボトム完成から上昇を引き継ぎ今週は上がり続け、9月12日(金)には24,089まで上昇し最初の目標地点を超えた。第1波の261.8%ラインを上抜けて強い上昇でした。
ローリングVWAPからは乖離していることからも強さが見えるが、大きく下げる兆候はまだ示されていない。ボリンジャーバンド(チャート外)の+2σを上回ったので一時的には下がる可能性はあるが、今のところは上昇トレンド継続中だ。また、ボリンジャーバンドは今週の強い上昇により拡大を再び始めている。
利下げ期待でサポートされるこの上昇相場で、いよいよ9月のFOMCを迎える直前まで来ている。年内3回利下げ予想を織り込み中だが、FOMC後のリアクション、推移に焦点は移る。
順風満帆に年内3回利下げが実行されるかは不確実性が高く織り込みすぎているようにも見受けられる。利下げ期待でだいぶ株価は上げてきているので、一時的には押し目を作ることもあるとは思うが、今のところは大きな下落につながることはないのだろう。
パウエル議長の会見や経済予測で方針を見定める必要があるだろう。方針次第でシナリオは複数分岐する。場合によってはボラティリティ拡大で値幅調整が起こり得る可能性はある。パウエル議長の発言次第ではゆるやかに上昇トレンドを継続する可能性もある。ダブルボトム完成後の力強い上昇を見たい。
FOMCまでは動きは鈍くなると想定するがFOMC直後のリアクションに注目して波に乗っていくのが今のところ良いだろう。FOMC後にはメジャーSQもあるため、大きな動きが見られるかもしれない。上昇トレンド継続であればボリンジャーバンドに沿って短期的には上がれるし、ネガティブサプライズがあるならVWAPを下抜けて押し目を作りにいくのでFOMCまで待ちましょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
24,000以上をキープして上昇を続けられるなら、24,500あたりが次の目標地点となる。
②下落する場合
再びローリングVWAPを下抜けて下落する場合は、8月20日安値の22,956が再度のサポートテストラインとなる。
上記を下抜ける場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。
ナスダックSQとFOMCでチキンレース突入今週は米国株価指数のSQと、FOMCがありますね。
メジャーSQの時は、先週の日経がそうだったように基本的に上がることが多いです。
ただし、木曜日金曜日まで上がるかどうかはタイミングによる。
今回の場合、FOMCとも重なりますので
(利下げ予想とは言え年内の利下げ回数が少ないと発表される可能性もありますから)
金曜日まで持ち続けるのはリスクが高いと判断されるはず。
とは言えそれまでに伸びなかったらリスクを取るしかないのですが。
ナスダックの値位置をFEで解説します。
24280
24500
24800
上はこの3つ。
25000に行く手前までなら買えそう。
23779
23496
23779は押し目になり得ます。
23496は今月が終わるまでにこの値位置を割れている可能性がある。
月足がこれより下で始まっており、大きなイベントは今週終わってしまう&SQも終わってしまうから。
年内の利下げ回数がかなり多そうだという事にならなければ最後は売られてしまうかも。
以上がナスダックの状況です。
今週は無理をせずに頑張りましょう。
※変な日本語
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野
※ちなみに全く関係ないですが本日誕生日です
ナスダック100先物、ダブルボトムを形成今週の振り返り
今週は安値切り下げ、高値切り上げで週足では2週間陰線からの陽線と久しぶりの上昇週でした。9月2日(火)こそ弱い値動きで始まったが、水色ボックスゾーンでサポートされ長い下ヒゲで反発した。反発後は雇用統計の発表があった9月5日(金)まで上昇し続けている。
先週末時点で下落する場合は「 ローリングVWAPや21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する」と書いた。今回も水色ボックスゾーンの下限まで到達することなく、手前でサポートされた。
上昇する場合には「再び反発で上昇継続するなら次は24,000超えにトライが引き続き目先の目標地点。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかどうかが焦点」と書いた。9月5日(金)の高値は24,000には届かず失速してしまった。中途半端な動きで週末引けとなった。
9月5日(金)は十字線となってしまったが、8月中旬から今週まででダブルボトムを形成している。ダブルボトムの2つの安値はともに水色ボックスゾーンでサポートされ反発し、底堅い動きを示してきた。
9月5日の十字線は中途半端だったが、8月28日のネックラインを上回ったため下落転換になるほどの弱気な下げ方は今のところはしないだろう。週明け多少下落しても上昇回帰する可能性がある。次週ネガティブサプライズとなる材料が出ない限りは、利下げ期待を背に再び8月13日の高値を目指すと見込む。ローリングVWAPの上まで戻る上昇圧力があった今週なので、次週もその流れを受け継ぐのではないだろうか。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇継続するなら次は24,000超えにトライが引き続き目先の目標地点。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかどうかが焦点。
24,000を上抜けて上昇を続けられるなら、24,500あたりが次の目標地点となる。
②下落する場合
再びローリングVWAPを下抜けて下落する場合は、8月20日安値の22,956が再度のサポートテストラインとなる。
上記を下抜ける場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。
ナスダック100先物、RVWAPで耐える動き今週の振り返り
今週は高値切り下げ、安値を切り上げとレンジ内で下落した週だった。S&P500に比べるとやや弱い。
先週末時点の下落シナリオには「21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する」と書いた。
現状では21日出来高加重移動平均線やローリングVWAPで耐えている状況で、下落転換したとは言えない。ただし、GOOGは強いがNVDA、MSFT、METAなどはやや弱い推移をしており、ナス100の腰が重くなっている。また、高値が最高値に届かず8月29日(金)に下がってしまったのは微妙な兆し。
水色のトレンドライン(右上に上がるライン)の下側ラインがごく短期的なサポートテストラインとなっており、8月29日(金)の安値はギリギリこのラインの上で止まっている。またその下にある白色の平行チャネル下限ラインも似たようなサポートラインだ。直近では8月22日(金)に反発したポイント付近で、今回も下げてもここで反発するのかを確認したい場面となる。
上記の岩盤となっているのが水色ボックスゾーンだ。このボックスゾーンは出来高が多い価格帯で、ボックスゾーンの下限ラインが反発ポイントになっていた。フィボナッチ78.6%ラインや75日出来高荷重移動平均線が近く、短期的にはサポートされやすい価格帯に見える。
ここまでが下を見たときのイメージだが、上昇トレンドは明確に終わった状況ではない。ローリングVWAP、21日出来高加重移動平均線で耐えて反発するならば、上昇トレンドはまだ続く。先に挙げたサポートラインも然り。
ごく短期的な分岐点になるが、次週の雇用関連データとなる。パウエルが雇用市場のリスク > インフレを示している中、市場は9月利下げ期待を持っている。ADPや雇用統計などの雇用指標でサプライズあるか注目です。これらの結果に対する市場のリアクションを見定めて、機敏に動いていく必要があるかもしれませんね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
再び反発で上昇継続するなら次は24,000超えにトライが引き続き目先の目標地点。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかどうかが焦点。
24,000を上抜けて上昇を続けられるなら、24,500あたりが次の目標地点となる。
②下落する場合
ローリングVWAPや21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する。
付近にはフィボナッチ78.6%があり、75日出来高荷重移動平均線も同水準に接近中で、サポート材料が多くなっている。
ナスダック100先物、安値サポートからのリバウンド今週の振り返り
今週は高値、安値を切り下げて下落した週だった。しかし週足で長い下ヒゲをつけてリバウンドしている状況で週末を迎えている。8月21日(木)まではきれいに下落を続けていたが、安値は水色ボックスゾーンでサポートされていた。8月22日(金)のパウエル議長のハト寄り発言によりサポートラインからリバウンドした形だ。
先週末時点の下落シナリオでは「下げるなら21日出来高加重移動平均線が次のサポートテストラインか。21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する」と書いていた。
21日出来高加重移動平均線を下抜けた今週は、水色ボックスゾーンの上値あたりで止まっていて浅い地点でサポートされていた。この時点で気力のない下落で底堅い動きにも見える。8月22日(金)のリバウンドで21日出来高加重移動平均線やローリングVWAP(RVWAP)の上に再び戻っていて、上昇回帰にシグナルに見える。8月20日(水)の今週安値は8月1日(金)の雇用統計ショックの安値より上で止まっていて、買い圧力のほうが強いこともうかがえる。
週足では下落だったが、この下値の底堅さと8月22日(金)のリバウンドは上昇トレンド継続の強さを示しているように感じる。8月13日(水)の最高値でボリンジャーバンド+2σ超えから日柄調整をしていたため、上昇余地が生まれている。このまま上昇を続けられるなら24,000の壁を突破できる可能性はでてきた。
再び21日出来高加重移動平均線やローリングVWAPを下抜けて下落するまでは、上昇トレンド継続となるだろう。21日出来高加重移動平均線を再び下抜けて下落すれば水色ボックスゾーンでのサポートが待っている状況だ。フィボナッチ78.6%まで修正が起きない現状では値幅調整とならず強さキープが基本路線に見える。
上値については、これまで平行チャネル上値の75%ライン(白色の点線)を上回ると下落が起きていたので、高値を更新し続ける持続性があるかが悩ましい点だ。勢いのある上昇を示すかは次週も見ていきたい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
強気継続なら次は24,000超えにトライしていくのだろう。エリオット波動の第1波の261.8%ラインを明確に上抜けるかがキーか。
24,000を上抜けて上昇を続けられるなら、24,500あたりが次の目標地点となる。
②下落する場合
21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する。
フィボナッチ78.6%も同様のサポートテストラインだ。75日出来高荷重移動平均線も上昇して同水準に近づいているため、サポート材料が増えていると見受けられる。
ナスダックはほぼ上昇目標達成。5波中の5波ナスダックは24000ポイント台が目標でした。
3波は1波よりも5波よりも長いというのが通説。
その通りになれば24533には付けられない可能性があります。
もう一度24000台に上げた時に終わってしまうのか?
または頑張って26000台の目標値を目指すか?
最後は上昇するのだけど
24000台を天井にして下落すると15000まで数年後に下落する。
それで2023年からの上昇に対しての調整は終了するでしょう。
ただ、26411付けられずに下落したならば、理屈上は1万ポイント付近までの長期的な不況(数十年後までにね)を検討すべきかも知れません。
26411にも2002年からのエクスパンション1があるからです。
これほどの長期でエリオット波動のセオリーが適用されるかは不明で、もちろん前例がありませんが(笑)。
タイトルの5波中の5波は、2022年の安値から見た場合の話です。
つまり24000台から15000までのショート
を狙いたいという夢物語です。
現在私個人としては天井から売っていて
パウエルさん発言前に買っている両建て。
夢見る短期トレーダーです。
※これまで2022年の下落も天井から売り、2024年夏も、2025年2月も天井から売りました。
内2024年と2025年はほぼ底まで引っ張れましたが、
長期の下落はいつまで引っ張れるか自信ないです(笑)。
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野
ナスダック100先物、新高値からやや失速今週の振り返り
今週は高値、安値を切り上げて上昇継続したが、先週比では+0.24%とわずかな上昇にとどまった。8月12日(火)に一段高の上昇を示して8月13日(水)に新高値を記録したが、その後失速して週末まで下落した。
先週末時点の上昇シナリオには「新高値を更新する上昇で上がり続けるなら、23,900あたりまでを見込みます」と書いた。この週の高値は23,965.9と23,900をわずかに上回った。ただし下落したことで23,900を再度下回っている状況だ。
高値はエリオット波動の第1波のフィボナッチ261.8%まで上昇したところで失速している。また、上昇トレンドでも白色点線を上回ると微調整が入る水準となっている。この白色点線は平行チャネルの上値ラインの75%ラインである。
私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド(チャート外)では+2σを上回り+3σに接近していたため、勢いが強すぎたため一時休止で下がっているようにも見受けられる。
高値がごく短期的には行き過ぎたor利益確定売りが出やすい水準とも言えそうな状況で、材料が出たところで売られているようにも見える。
週末の引け値はVWAPをやや下回っており、S&P500先物よりは若干弱い動きだ。8月1日(金)の急落が弱気転換とならず、リバウンドで強気相場の継続をしている最中なので、今週後半の下落が弱気転換につながるかはまだわからない。今週の下落はローソク足が短く長大陰線の下落にはなっていないので、下落の持続性は測りかねる。
ごく短期的な上昇トレンドの一時休止であれば、横ばい後に再び登り始める可能性も十分ある。21日出来高加重移動平均線を明確に下抜けるまでは、弱気転換は時期尚早だろう。
21日出来高加重移動平均線を一時下回った8月1日(金)の急落も、翌日すぐに21日出来高加重移動平均線の上を取り戻しており、下値での買い圧力の強さが強気相場を支えている。21日出来高加重移動平均線がサポートする上昇トレンドがまだ続いているのだ。
※このチャートでは、オレンジ色ラインのローリングVWAPが21日出来高加重移動平均線に近しい動きです。
次週のシナリオ
①上昇する場合
強気継続なら次は24,000超えを目指す動きか。
24,000を上抜けて上昇を続けられるなら、24,150あたりが次の狙い目。
②下落する場合
下げるなrあ21日出来高加重移動平均線が次のサポートテストラインか。
21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、水色ボックスゾーンの下限や雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。このあたりは安値での買いが集まりやすい価格帯のようなので、サポートされやすいと想定する。
ナスダックは24000-24600で危ないナスダックは順調に伸びており、24000ポイント手前まで来ました。
従来からの目標値が24533にあり、短期目標は24000です。
これらの値位置に付いた時点でそれ以上
上昇するテクニカル的な理由がなくなるため、
ある程度の利食いが予想されます。
よって、短期トレードで24000ブレイクを狙うのはアリですが、長期間それから保有しておこうとすると
いつ下落して来るかも分からないため推奨は出来ません。
個人的には24600辺りからのショートを狙っています。
26000の方のターゲットは年末の上昇ならあったかも知れないけど、夏に一気に上げてしまったので厳しいかと。
それではまた。
残りのお盆休みを楽しみましょう。
スリースタータードットジェーピー 大野
ナスダック100先物、最高値に接近今週の振り返り
今週は高値切り下げ、安値をわずかに切り上げるリバウンド上昇となりました。先週末時点の上昇シナリオでは「 リバウンド上昇するなら、23,200あたりまでを見込みます。ポジティブな材料で反発の勢い増すなら23,500付近が次の目安」と書いた。結果としては、高値23,652.1まで上昇し、シナリオの目標値を上回った。終値ベースでは最高値を更新した。
S&P500先物の振り返りでも書いた通り、Appleの米国内への1,000億ドルの大型投資を表明したことで、株式指数を牽引する動きとなった。ビッグテックを中心にテックに強い追い風が吹いたのだ。
また、市場ではFRBがスタンス変更に期待が高まり利下げを織り込み進行していることも株式市場には好材料になっている模様だ。Q2決算も概ね好調で、ファンダも株式市場を下支えしている。
先週末の雇用統計ショックによる急落は案の定、行き過ぎた過剰反応だったと見られる。上記の追い風を受け、急落からの修正で今週はリバウンドを週末まで続け、最高値い接近している。
雇用統計ショックの急落ではフィボナッチ78.6%のサポートラインにすら届かず、週明けからリバウンドしており、値幅調整となる下落ではなかったことが今週確認された。近くにあったPUTのショートカバーで踏み上げている可能性もある。
「上昇トレンドに戻すほどの買いが続くような状況には見えない」と先週末に書いたが、Apple大型投資の好材料もあってほぼ上昇トレンドに戻しているような動きとなった。このまま反転せず新高値更新すれば強気継続となる。
今週の上昇は私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド+2σに到達している。再び+2σをはって登る上昇が起きる可能性もありえる。強気継続できるかが次週の確認ポイントなのだろう。
一方、再び高値圏から反転する動きが見られる場合には、21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落するか確認したい。
今は狭いながらも右肩上がりのボリンジャーバンドを上下しながら登り続けている。ナス100は淡々と上げ続けてきたが、新高値を更新するなら強気トレンドはまだ続く可能性が出てきたので終わりが見えない。再び長大陰線が出るまでは下落転換はお預けになるかもしれない。
次週のシナリオ
①上昇する場合
新高値を更新する上昇で上がり続けるなら、23,900あたりまでを見込みます。
ポジティブな材料で強気に勢いづくなら、この先は時間をかけて25,000を目指すか。
②下落する場合
21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落する場合は、雇用統計ショックで急落した8月1日安値22,667.7がサポートするかテストラインとなる。
さらにフィボナッチ78.6%を下抜けて下落拡大するなら、先程のとおりフィボナッチ61.8%を目指す動きとなるだろう。まだそれほど下げる動きが示されていないため、先行して長大陰線が出るかどうかに掛かる。
ナスダック100先物、急落で修正波入りへ今週の振り返り
今週は高値切り上げ後、安値を切り下げる急落となりました。7月31日(木)までボリンジャーバンド+2σをはって上昇を続け新高値23,713.2を記録した。
先週末時点の上昇シナリオには「上昇継続するなら、次は23,400あたりを見込みます」と書いたが、ずいぶんと超えましたね。しかし、高値から反転した後、長い陰線を2つ作り大幅に下げました。
先週末時点の下落シナリオでは「21日出来高加重移動平均線を明確に下抜けしてくるなら、フィボナッチ78.6%付近で値止まりする日柄調整程度かどうか確認したい」と書いた。8月1日(金)の急落では21日出来高加重移動平均線を下抜けて、下落を続けた。しかし、フィボナッチ78.6%までは届かず週末を迎えている。
先週の安値22,950.8(黄色・水平線)を下抜けたことが明確な下落サインでもあった。第4波のはじまりだ。すでに第3波の目標値を大幅に超えていたナス100は、高値圏からの修正波で5~10%ほど下げる余地がある。
さすがに7月31日から8月1日まで急落の長大陰線だったので、週明けはリバウンドする可能性がある。しかし上昇トレンドに戻すほどの買いが続くような状況には見えない。8月1日(金)の高値まで戻すのは厳しいのではないかと見込む。
リバウンドしても修正波の下落を継続とするなら、どこまで下げるのかが論点。底値を当てるのは難しいが、きれいに修正波を作るなら、最大値はフィボナッチ61.8%の21,375.4が計算値となる。7月31日(木)の高値からおおよそ10%近い下落だ。
夏枯れ相場でここまで下がるかはまだわからない。いまはボリンジャーバンドの-2σにも到達しておらず、ボリンジャーバンドが拡張するほどの勢いがある下落がつづくかはこれから次第だ。
軽い調整ならフィボナッチ78.6%の22,403.5付近、約5.5%程度の調整も可能性は残る。ここであれば私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド(チャート外)の-2σと-3σの間でごく短期的な調整で終わる想定のラインとしてほどよい。ここからフラットな横ばい局面にもっていけるなら底堅い展開とも見える。攻防戦次第ではないだろうか。
攻防戦に負けて売り圧力が高まれば、先程のフィボナッチ61.8%に加速して接近する動きに変わるだろう。フィボナッチ61.8%まで下げるにしても、小さな波(上下動)をつくりながら下げる可能性があるので一喜一憂せず、買い場を待つのが良いかもしれません。
トランプのTACO発言や米政府の報道などでポジティブな材料が出るとこの限りではなく、チャート分析では読めない動きとなりやすい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
リバウンド上昇するなら、23,200あたりまでを見込みます。
ポジティブな材料で反発の勢い増すなら23,500付近が次の目安。
②下落する場合
先週から変わらずフィボナッチ78.6%付近で値止まりする日柄調整程度かどうか確認したい。
フィボナッチ78.6%を下抜けて下落拡大するなら、先程のとおりフィボナッチ61.8%を目指す動きとなるだろう。21,600から21,850前後の価格帯も出来高は厚いので、フィボナッチ61.8%の手前でサポートされる展開も考えられる。






















