NMRのトレードアイデア
長期もみ合いなはれか?(8604)野村HD 月足
時には俯瞰的にチャートを見てみましょう。
チャートは月足チャートとなりますので、1本のローソク足が1か月分の値動きとなります。
つまり、12本のローソク足で1年分ということですね。
ここでは、長期もみ合い相場になっていて、三角持ち合いになっているのがわかります。
そして、直近を見ると、そのもみ合いを上に放れているのがわかります。
三角持ち合いの場合は、その持ち合いの高値を更新するまではダマシの可能性があるため、決めつけは厳禁ですが、一先ず流れが変わりそうなチャートになっています。
ポイントは、次に押し目を付けた時に、青色のトレンドラインでサポレジ転換するかどうかです。
サポレジ転換とは、青色のトレンドラインは今までは抵抗線となっていました。
上抜けたことで、抵抗線から支持線に役割を変えました。
そして、支持線として機能すれば、もみ合い放れから上昇トレンドが発生していきます。
サポレジ転換失敗となれば、元の木阿弥となります。
ここからの動きに注目していきましょう!
野村ホールディングスが久々の上昇トレンドに入れるか野村ホールディングスは久々に上昇トレンドに入れるかどうかのポイントに差し掛かっていると思います。
10/20は出来高を伴って陽線で終わっており、ずっと超えられなかった100MAを上抜いてきています。
移動平均線を見ると、9月の上昇局面よりも移動平均線が集まっており、上方向か下方向に動きやすい状況になっていると思います。
また、MACDも上昇トレンドを示しており、RSIも過熱感がないため、上方向への力がまだありそうです。
懸念材料としては、10/20が長い上ヒゲあることと580円の水準が9月に上抜け失敗しているところです。
また、10/29に決算も控えているため、注意が必要だと思います。
10/21以降、まずは580円を超えていけるかが上昇トレンドに入れるかどうかのポイントになりそうです。
580円を超えた場合は6月に推移した600円台が抵抗レベルになりそうです。
話題の銘柄のチャートを確認 ~ノイズの拡大と収束~(8604)野村ホールディングス 日足
米投資会社の巨額損失に伴い、野村証券も20億ドルの損失が発生する可能性があると発表がありました。
チャートもその影響を受けて大きくマドを空けて下落しました。
チャートを見ると拡大型のトライアングルと、2021年からの収束型のトライアングルが出来ていた状態でした。
確かに、収束型のトライアングルは上向きになっており、天井警戒のトライアングルにはなっていましたが高値で逃げ切るのは難しいところでしょうね。
ポイントは、この下降によって、収束型のトライアングルを下抜けたのですが、拡大型のトライアングルの下限にきたということです。
ここを下抜けば、流れが大きく変わってきます。
拡大型のトライアングルはノイズが大きくなっている動き。
収束型のトライアングルはノイズが小さくなっている動き。
トレードにおいては、このノイズをどう捉えるかという点も大事になってきますね。