DX.Fのトレードアイデア
ドル指数96ドルのサポートをキープするかチャートは日足です。
月足レベルで引いた赤色の三角保合の上限付近にあり、現在緑色のフィボナッチリトレースメントの
50%のレベルである96ドルがサポートされています。
テクニカル分析だけで言うと、三角保合の上限が狭まってきており、上限タッチを目指すとすれば、97ドル付近が天井かなと思っています。
ここからのドルですが、3月のFOMCでの利上げが予想されており、それを織り込む形でドルは上昇してきました。
利上げまでは、順調にインフレ率が高止まりもしくは上昇し、雇用統計もいい数字が出続ければ、ここ1~2ヶ月くらいは
この天井圏をキープするんじゃないかなと思っています。
ただし、ドル円のアイデア投稿でも書きましたが、注意として現在オミクロン株の拡大でアメリカのコロナ感染者数が、
これまでで最も多かった2021年12月30日の59万人を超えて、108万人と過去最多を更新しました。
あまり大きなニュースになっていないような感じもするのですが、一応頭に入れておいた方がよさそうかなと思います。
もしも再度ロックダウンなどで失業率が上昇したり、経済が止まるようなことがあれば、
ボラティリティの高い展開にもなりえることも想定していた方がよさそうです。
(インフレ率は高止まりしているのに失業率は上がるなんて事態にならないことを祈ります。笑)
108万人の感染者数のうち95%がオミクロン株とのことなので、重傷者が少なくワクチン接種の促進での対処だけで事なきを得そうな雰囲気で、
予定通りの利上げが行われたら、セルザファクトの動き+テクニカル分析でみたドル売りで、3月以降くらいからはドル売りじゃないかなと思っています。
ドル指数は今後揉みあいながら下降かチャートは週足です。
ドルインデックスは大きな三角保合を形成しており、上限付近に現在位置しています。
ここからのドルインデックスは上限付近でしばらく揉みあってから来年以降は最終的に下降方向と見ています。
上値目途は98.0~99.0ドルあたりまではあると思っているので、来年前半は利上げ期待からもう一段の上へ上昇はあると思っています。
FOMCはこのままいけば3月にテーパリング終了し利上げする意向なので、早ければ3月、遅くても9月には利上げを行うと思うので、
利上げ開始までは期待感から買われたり三角保合の上限付近で揉み合うようなイメージでいます。
利上げが開始したら、セルザファクトでドル高が収まって緩やかに下がっていくイメージです。
また、三角保合の上限または下限付近は過去を見てわかる通りかなり揉み合いが長いので、それも踏まえたうえでしばらく揉み合うと予想しました。
これからの戦略としては、今すぐドルを売るという話ではなく、今年みたいに楽観的にドルを買えばいいという相場ではなくなってくるということです。
FRBメンバーの発言やFOMCの発表に注意を払いながら、もう少しの間はドル買いで拾えるかなと思います。
【DXY/ドルインデックス】週足でWボトム完成&200週MAをブレイク/ドル高傾向は今後も継続チャートはドルインデックスの週足です。
先週の週足ローソク確定を以って以下の3つの重要な節目を突破しています。
1.週足の戻り高値をブレイク
パープル破線で示したのが週足の戻り高値。ここをブレイクしたことで、週足レベルで上目線転換。
2.200週移動平均線をブレイク
パープルの移動平均線が週足の200SMA。長期移動平均線を上抜いたことで、現在のドル高トレンドが継続していく可能性。
3.週足レベルのWボトムの完成
ネックラインもブレイクし、フォーメーション的にも上昇トレンド継続の形に。
ドルインデックスのチャートは月足では三角保ち合い(ブラック斜線)の内部にありますが、上記3点からも月足三角保ち合い上限を目指す動きの確度が高まってくると考えられます。
以下はドルインデックスの月足のチャートです。
ブラック斜線で挟まれた三角保ち合い内部にあることがわかります。
月足上も、三角上限までの空間に目立つ抵抗がないことから、長期的にやはり三角上限を目指す動きが出てくるものと考えられます。
月足
【コラム】ドルインデックスの長期エリオット波動で過去20年間のドルの動きを振り返る
次は上昇のドルインデックスドルインデックスはレンジ内で推移している。
現在意識されているレンジは、安値が93.9ドル付近から高値は94.5ドル付近です。
現在このレンジの安値から上昇しているところなので、
今日以降の今週は目標が94.5ドル付近だと思っています。
それに伴い、英ポンド/米ドルやユーロ/米ドルなどのドルストレートは、
今日以降の今週は下方向に動きやすいかと思う。
その先の方向感は、94.5ドル付近のレジスタンスが強力に効いているため、
FOMCがテーパリングを行うことが決定し、テーパリングが終わってから利上げが来るイメージがあることから、
ここ数ヶ月はドル高材料に欠く為、ドル安に向かっていきそうな気がしている。
安値が93.9ドル付近から高値は94.5ドル付近のレンジを下に抜けると、
次のレンジの安値が93.5ドル付近から高値が93.9ドル付近に入っていくと思っている。