BTCUSD米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は6日、FRBは経済活動が抑制される水準まで金利を引き上げなければならず、政策当局者がインフレが収まりつつあると確信するまでその水準で維持する必要があるとの見解。
FRBは物価の安定を取り戻すため、実質金利がゼロ%を上回るように金融政策のさらなる引き締めが必要になると指摘。「経済を制限してインフレを抑制するにはインフレ期待が低下する水準に移行する必要がある」とし、「目的地はプラスの実質金利だ。インフレが一段落したと本当に確信できるまでそれを維持することが私の意図だ」と述べています。FRBがこの指摘通りに動くとなれば実質金利はさらに上昇する見込みであることからビットコインのさらなる続落も視野に。
地政学的リスク発生の可能性もあるものの、ファンド勢がどこまでの下落を見込んでいるのでしょうか。
大口は8月16日から$23856、$21527、$19812で合計475枚のショートを積んでおり平均$21731 となります。この起点から下落幅を当てはめテクニカルと組み合わせると大口が意識をしているのは以下の2つのゾーンです。
・$16170~18455
・$10295~13085(ここはABCの着地点である$12305)
大口はまずは$16170~18455までの下落、クラッシュ的な動きや市場を揺るがすような地政学的リスクが発生すれば$10295~13085以下になる可能性もありますが、とりあえずは$10295~13085まで下落してくるようなことがあれば長期的に見て現物の仕込み場所と考えられます。