CAD/CHF 2024年11月 第五週カナダスイスペア 日足チャート
ドルストレートの組み合わせからのマイナーペアの中で最も人気がないであろうペアと認識しています。
ドルスイスが特に今年は私にとって非常に先が読みやすいペアの一つで、スイスクロスのペアも多く監視していまして、先週から一番エントリーしやすく戦略の組み立てが比較的簡単だったので今回このペアを取り上げさせていただきました。
このペアは長期で絶賛下落中で、この先も下落が予想されますが、8月に史上最安値をつけて、そこからレンジを形成し先週ようやくレンジブレイクをして今週はその押し目から上方向に価格が伸びています。
あまり私もこのようなマイナーな通貨は積極的にトレードする対象ではありませんが、日足でチャートを表示しておき、日足以上のレベルで条件が揃った時にのみポジションを取るといったようなペアです。
今回はレンジトップに引ける0.63031のSRラインを先週しっかり抜けて、下からの第一波(i) が比較的に簡単にインパルスとして確認できたため、押し目の第二波(ii) を今週は待ち、(ii)波がちょうど、日足MA(点線グレー)に絡んできたところで、ロングエントリーを仕掛けて見ました。
上に週足MA(実線グレー)があり(i)波で頭を抑えられて下落しているので、今回もMAを抜けるのに時間がかかるかと思いましたが、本日ドルスイスの上昇に伴いブレイクした格好です。
さて、この上昇はどこまで伸びるのか?
もちろんドルスイスの動きにかなり影響されて動いているので参考にしますが、このペアだけで見た場合は、現在の調整波Ⓐ-Ⓑ-Ⓒは、その前の下落、ダイアゴナル波( i , ii , iii , iv , v)に対しての調整と私は見ているので、もしそうだとすると、下落ダイアゴナルの④波のポイントまでは最低でも戻るのではないかとまずは考えました。
このポイントにちょうど、過去の安値のライン0.66000があり、このラインはSRとしてよく反応している実績があるのと、週足のMAを抜けたので次は月足MAまでと、ここをまずは最終のゴールとしております。
ただし、ひとつ前のSRラインあたりでも十分ですので、その辺は波形を確認しながらの利確となります。
ゴール付近まで到達するかどうかは私にはわかりませんが、もしそうだとすると今の位置からまだ200pipsほどあります。この稼働範囲は可能かどうか、だとするとドルスイスのペアはどこまで上昇して、その波形がどんな波形となるか? このようにドルストレートペアを軸にマイナー通貨を含めて整合性を考えながら日頃トレードしております。
長々駄文を書いてしまいましたが、多分このペアは余程の変わり者以外には人気がないのでほとんど目に留まらないのは理解しておりますが、週末の夜、久々に飲んだアルコールがなかなか抜けないので暇つぶしに描かせていただきました。
それでは良い週末を。