日本の物価はいつも低かったんですね。日本のコアコアCPIの前年比です。
参考までに2%と0%の所に赤い水平線を引きました。
1970年からのデータですね。見ていると1980年代にはもう2%台だったんですね。まだ経済成長していたと思うんですが。
バブル崩壊後に30年近く日本の何かが失われていたんですがその期間もCPIは低いままです。
こうやって長い期間のCPIを見ていると今は4%弱ありますがきっと今後は2%かそれ以下に落ち着いていくだろうと容易に予想できますね。それとも異次元の緩和が2014年から行われていたんで遅れながらもその効果で今後はある程度のインフレ率を維持していくんでしょうか?
今、アメリカのコアCPIは4%位。日本も同じくらいですが金利はアメリカは5%ちょっとで日本は約0%。実質金利差で言うと5%位日本の金利は低いということになります。
だから今後もドル円は円安だ。という話も聞きましたがアメリカ、日本ともに今後はインフレが収まっていくだろうし、日本は利上げできるか不安ですがアメリカは多少は利下げすることになっていくでしょうから今後を予想すると実質金利差も狭まっていくんじゃないかと思います。
少なくともインフレが再燃しない限りは開くことは無いだろうからドル円は状況が変わらなくても現状維持。実質金利差が縮まっていくごとに下落するんじゃないかと予想できそうです。インフレ率と金利からは。