米国失業率と景気後退6日に発表された米国失業率は4.2%と前月から改善したものの、FRBが参考にする3か月平均の失業率(青の実線)は着実に悪化してきている。 ここに米国の景気後退時期(水色背景)を重ねてみると、3か月平均の失業率が上昇に転じた初期段階と景気後退期が重なっていることがよくわかる。 現状は3か月平均の失業率が上昇に転じた初期段階にあるが、おそらくサームルールよりも簡単にチェックできるのではないだろうか。 なおサームルールを確認したい場合には失業率のHLバンドを12期間(12か月)で計算しLowバンドのみを表示すれば、過去1年間で最も低い失業率を調べることができる。 エディターズ・ピック教育yasujiyの投稿8
アメリカの失業率の特徴アメリカの失業率の長期でのチャートです。 最近は上昇しだしましたね。5月は0.1%上昇して4%です。 市場は非農業部門雇用者数や平均賃金なんかが意識されたのかドル高していました。 失業率のチャートに9か月間の移動平均線を載せてみました。何が言いたいのかというと移動平均線があまり役に立っている感じがしない位に失業率のチャートは上下のトレンドがきれいだということです。 上昇するときは上昇していくし下がりだしたら下がり続けるという特徴があると思います。月々の細かいブレはありますが株価や為替のようにランダム性が強くないという感じでしょうか。 こんなチャートでトレードできたら楽そうですね。 なのでやはり今後も失業率は上がっていくんだろうと予想できます。ただ、現時点ではどこまで上がるのか?どれくらいのペースで上がるのかは分かりません。 また、トレードに大事なのはどこまで上がったらFRBや市場は意識しだすのか?かと思います。少なくとも今はまだ大して気にされていないようです。 まあ、雇用統計は月ごとなので、失業率が気にされだすのもまだ何か月も先になりそうですね。ロングYossammの投稿1
アメリカの失業率が上がりだしたかも?しれません。アメリカの失業率。月足です。 3.9%になりました。 過去、失業率が底(今回は3.4%です)から0.5%上がったら上昇トレンドに入るというアノマリーがあったと思うんですが先月の雇用統計で失業率が0.5%上がってしまいました。 あくまでただのアノマリーですので再現性はいかがなもんかとは思うのですが、チャート上はトレンドが底打ちしたとは言えそうです。 今までが完全雇用と言える状態でしたし、あくまでも金融引き締め中ということを考えると今後に失業率が多少でも上昇していくかもしれません。 そうすると今の「ソフトランディングになるに決まっているだろ」という雰囲気が変わるかもしれませんね。これはあくまでも私のポジショントークなんですが。エディターズ・ピックロングYossammの投稿11
米国の連邦準備制度の経済データを使ってみようTradingViewでアメリカの連邦準備制度のデータを利用できるようになっています。 連邦準備制度はアメリカの中央銀行制度のことであり、連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決定しています。 経済指標と為替・株価・商品などは連動性があります。 その為、経済指標と他のデータ(例えば株価指数)を同一画面で表示させることで、より精緻な分析が出来るようになります。 今回ははじめということでアメリカの失業率を表示してみましょう。 連邦準備制度の経済データを表示するにはティッカー欄に FRED: と打ち込めばOKです。 教育Nekkoの投稿12