分かりやすいチャートと難しいチャート(9735)セコム 週足チャート
チャートを見るときに、まず大局をみて大きな流れを確認します。
次に目先の動きを確認します。
その方法は足種をかえるというのもありますが、一つのチャートで見る時にも見方があります。
まずは大局を見るために、200本EMAの方向性を見ていきます。
今回は緩やかな右肩上がりの動きになっていますので、非常に分かりやすい動きになっているというのが200本EMAからは分かります。
次に、目先の動きを確認するために移動平均線大循環分析の帯を見ます。
中期移動平均線と長期移動平均線の間を帯と呼び、黄色の帯を上昇帯、水色の帯を下降帯といいます。
そして、この帯の動きを見ると、上昇帯と下降帯が短期間で入れ替わっているのが分かります。
特に直近の相場は値動きも大きく、振り回されやすい相場展開になっています。
200本EMAの動きは分かりやすいのですが、帯の動きを見るとわかり難い動きになっているのが分かります。
こういった動きはトレードするときには難しく感じるチャートとなります。
その時は、200本EMAの方向性に合うときだけトレードをするとか、足種をかえるとかの工夫が必要となります。
場合によっては、難しいチャートになった時にはトレードをしないという選択肢があります。
ただし、難しい動きが続いているからといって、今後も難しい展開になるとは限りません。
この上なく分かりやすいチャートになることもありますので、チャートの動きに素直にトレードをしていきましょう。