一例としてWTIの日足を載せた。 自分にとって一番勝率の高い手法は、綺麗な上昇トレンドの 最中における押し目買いである。 初心者の頃はどのように押し目買いをすれば良いのか全然 分からなかったが、分析と実践を重ねた結果、 画像に載せた①→②→③の値動きパターンが発生した時に エントリーするとかなり高い確率で流れに乗れることが 分かってきた。 環境の前提としては、なるべくパーフェクトオーダー形成中かつ MAの向きが揃っており、しかも傾きにある程度の角度が ついていることが重要だ。 仮にパーフェクトオーダーを形成していても傾きが水平に近かったり、 各MAの距離が近くて錯綜しそうな場合はエントリーしない。 つまり方向感が分からないときは様子見に徹する。 ①→②→③のセットアップが完成...
綿花日足チャート。 ソフトコモディティはどれも強い上昇トレンドが続いている。 ニュースの情報によると中国が買っているらしいが・・・ これぞトレンドの見本とでもいうべき、非常に綺麗で強い上昇トレンドである。 ある程度下がったら買って待っていればよいだけ。 ただそれだけの作業。 ・パーフェクトオーダー形成 ・各MAの傾きが揃っている ・深過ぎないプルバック(=押し目) ・テンポの良い波 ・ローソクのヒゲが目立ちすぎていない ・ローソクの粒感が揃っている ・ファンダメンタル的な環境変化が特に無い 上記のような条件が揃っている時は絶好の順張り・押し目買いチャンスとなる。 分かりやすい押し目チャンスとしては、載せた画像に丸を描いている箇所だ。 ①大きめの陰線か...
ポンド円 12か月足(=1年足) 年足チャートには日々の細かいダマシの動きなどが入っていないため、長期の大きな流れが見えやすくなるという利点がある。 ということでポンド円の年足チャートをざっくり分析してみる。 ■チャート概観 リーマンショック後に大きく下落。 その後上昇するも、ブレグジットで再び大きく下落。 何度か大きく下がるが、いずれもリーマンショックの安値116.837までは到達せず。 2016年以降、124.00付近の水準で何度か反発している。 ■プライスアクション 2016年にブレグジットで大陰線が出現し、その後2017年、2018年と小さい足で2016年にインサイド。 その後の2019年と2020年は長い下ヒゲを出すも2016年につけた124.00と...
ゴールドの月足チャート。 2011年8月くらいまでの値動きをビットコインの日足チャートと比べると、 よく似ていることが分かる。 ゴールドは、2011年の8月までに上がり過ぎた反動で2011年9月から下落。 2013年くらいまで下落が続き、その後2019年まで6年間レンジが続いて、 その後再び上昇に転じた。 ビットコインも今の上昇の勢いが永遠に続くはずは無いのでいつかは大きな調整が入るだろう。 その調整の後の値動きを考えるうえで、ゴールドの値動きの歴史は一つの参考になるかもしれない。
DBAの週足チャート。 ETFのアイデアを投稿している人が全然いないので、たまには投稿しても許されるだろう。 さて、DBAだが、昨年の11月に長期の下向き平行チャネルを上抜け。 その後ちょっと下がってトレンドラインで反発して再び上昇。 ポイントになるのは、トレンドラインで反発したあとに、平行チャネルを最初に上抜けたときの高値をしっかり上抜いてきたという事実。 そして出来高もどんどん増えている。 以上の事から、平行チャネル上抜けが本物である可能性が大きくなってきた思う。 その他のコモディティを見ると、原油は50ドルを突破した後順調に上昇中。 貴金属やベースメタルも上昇中。 ということでコモディティ全般的に上昇傾向である。 仮に今後米国債の下落が続いたとして、それでもなおコモディティの強い上昇が続いていくのか? あるいは...
載せたのはT-BOND週足。 今週ついにトレンドラインを下抜けた。 この下抜けがフェイクで、再びトレンドラインより上に復帰する可能性ももちろんあるが、 しっかり出来高を伴っているし、今週週足のローソクはほとんど下ヒゲ無しの大きな陰線で引けていることから フェイクではなく本物の可能性の方が高いのではないかと思っている。 ジョージア州決選投票で民主党が2議席を獲得したのだが、それによって株価が下がるなんて 言われていたものの結局上がっている。 バイデンさんが大統領に確定したことでハイテク株が下がるとか言われていたのに 結局ナスダック100は上がっている。 何が何だかよく分からないが、大きなトレンドが起きている時というのはたいていこういうものだ。 何があっても結局トレンド方向に動き続ける。 こういうときは強い。 「株↑、債券...
載せたチャートは30年国債(いわゆるT-BOND)だが、 10年国債以下、どのチャートを見ても2018年からの 上昇トレンドラインに差し掛かっている。 ここから下抜けるか? あるいは反発するか? それによって短~中期の市場全体の動きがある程度 決まるかもしれない、重要な局面だと思う。 個人的には反発上昇だと想定していたが、 もう何週間も小動きにとどまっているので 上昇する力もあまり無さそう。 トレンドラインを素通りしてこのままレンジ継続という パターンかもしれない。 こういう場面では手を出さずに様子見したい。 直近では仮想通貨、特にビットコインが盛り上がっているものの それ以外は蚊帳の外という感じでボラティリティが小さい。 仮想通貨が落ち着くまでは動きが出にくい可能性もある。