先週は、トランプ関税に一喜一憂しリスクオフ、株大幅下落にドル安ドル円148円付近、原油とビットコインも下落、ゴールドは高値圏で停滞でした。 ただ、重苦しい雰囲気で一週間が終わろうとしたところ金曜の最後、パウエルさんにやや救われた格好となりました。 今週から夏時間へ移行です。 指標は水曜日の米CPIが注目です。 FRBはブラックアウト期間突入です。 来週3/19は日銀会合とFOMCが同日開催です。 引き続き、トランプ関税について振り回されつつ、インフレ再燃警戒と景気不安の中、市場の動向を見守りましょう。 【今週の指標など】 3/10(月)※夏時間スタート 3/11(火)米)JOLTS求人 3/12(水)米)CPI(消費者物価指数) 3/13(木)米)PPI(生産者物価指数) 3/14(金)米)ミシガン大学消費者信頼感...
先週の市場はリスクオフ、ドイツ与党大敗、エヌビディア決算良好、トランプ関税予定通り、米ウクライナ首脳会談決裂、といったトピックがありました。 週足は、米株ダウ陽線もナス大陰線、ドルは週後半上昇し陽線でドル円も陽線150円台回復、ゴールドが今年初めての週足陰線、ビットコインもトランプ大統領就任後の上昇をすべて打ち消す大陰線となりました。ただナスも日経平均もビットコインも、下髭目立つ大陰線なので、一旦下落が止まった感もあります。 2月の月足は、ダウナスともコマ陰線、ドルとドル円陰線、ゴールド上髭が長い陽線、ビットコインは大陰線となっています。 今週は、どうやらトランプ関税がスタートするほか、米雇用統計などの指標もあり、トピック目白押しです。米ウクライナ首脳会談決裂の影響はどうなることやら…。 【今週の指標など】 3/3(...
【先週ドル円ついに150円節目割れ】 先週は弱い経済指標やウォルマートの見通し悪化、そして金曜日の米PMI、中古住宅販売件数、ミシガン大消費者信頼感が揃って予想を下回り、リスクオフとなりました。 米株下落、ドル安でドル円もついに150円の節目割れ、ゴールド連日の高値更新、ビットコイン95000ドル付近で停滞でした。 【今週米GDP改定値、米PCEデフレーターなど】 今週は、2/27(木)米10-12月期GDP改定値、2/28(金)米1月個人消費支出(PCEデフレーター)などが注目です。 月曜日はドイツ総選挙明け、日本は天皇誕生日の振替休日で東京休場です。 【今週の指標など】 2/24(月・振替休日)日本休場、ドイツ総選挙明け 2/25(火)米)消費者信頼感指数 2/26(水)米)エヌビディア決算 2/27(木)米)第4...
先週は、良好な米1月CPIや米1月PPIなどインフレ指標、トランプ関税の懸念と緩和、パウエル「金利引き下げ急がない」発言、などで市場が動きました。 米株はS&P500とナスダックが史上最高値を更新、米10年債利回りは低下しドルは売られました。ドル円は週前半154円台まで上昇したものの週後半152円台前半へ下落して週末を迎えています。 上昇を続けていたゴールドは2942ドル史上最高値を更新しましたが、金曜日に調整下落となりました。ビットコインは9万ドル台で停滞しています。 さて、週明け月曜日(17日)、ワシントン大統領誕生記念日で米国株式市場は休みとなります。 今週は重要度の高い経済指標はあまりありません。 引き続き、トランプ関税と地政学リスクの変化には注意です。 トランプ発言など突発的なヘッドラインがなければドル安...
先週は、トランプ関税懸念、米ビッグテック決算、米雇用統計、日米首脳会談といったトピックがありました。 週足から各銘柄の状況を確認すると、米株3指数は陽線、日経平均は陰線、原油は長い陰線、ゴールドは長い陽線で最高値更新でした。 ビットコインとドルインデックスが似たような、上下に長いヒゲで実体の短い陰線、ドル円は売りが続き長い陰線、151円台前半へ下げて週末を迎えました。 今週は、火曜日のパウエル証言に、水曜日の米1月CPI、木曜日の米1月PPIといったインフレ指標、金曜日の米1月小売売上高が注目です。 また、トランプ関税の話題は、日米首脳会談でも登場した「相互関税」に警戒です。 【今週の指標など】 2/10(月)特になし 2/11(火・建国記念日)パウエル議会証言(上院) 2/12(水)消費者物価指数(CPI)、パウエル...
先週は週明け、中国DeepSeekを巡る懸念で米株急落しスタートしたものの、その後ハイテク株を中心に反発しました。そしてFOMCは大方の予想通り金利据え置きとなり、さほど混乱はありませんでしたが、金曜日にトランプ政権がカナダ・メキシコ・中国への関税を2月1日に開始することを発表し、市場は反落しました。 週足は、ドルインデックスが前週の長い陰線から半分戻しの陽線、ドル円は三週連続陰線となりましたが、トランプ関税のドル高で155円前半まで戻す長い下ヒゲが出ています。米株はダウ陽線・ナス陰線どちらも上下に長めのヒゲ、日経平均は陰線でした。原油は陽線、ゴールドは11月以来の高値を更新して陽線、ビットコインは1万ドル前後で上下にヒゲのコマです。 今週はISM製造業、米1月雇用統計など重要指標、アルファベット(グーグル)やアマゾン決...
先週先々週とトランプ就任式前後はリスクオン相場となりました。 米株続伸、ドル円155円台後半です。 ただ、トランプ就任に日銀の利上げと大きな大きなトピックにも関わらず、どちらも想定の範囲内だったのか、さほど混乱はなかったように感じます。 週足を確認しますと、ドル円はコマに近い、やや下髭が長い短い陰線、日米株にゴールドはしっかりした陽線、ビットコインは上髭陽線、ドルと原油は陰線となりました。 今週注目、水曜日のFOMCは金利据え置きでしょうか。 米GDP速報値やPCEデフレーター、それに米ハイテク企業の決算も注目です。 【今週の指標など】 1/27(月)米)新築住宅販売件数 1/28(火)米)耐久財受注 1/29(水)米)FOMC、米)テスラ、メタ、マイクロソフト決算 1/30(木)日)氷見野日銀副総裁、欧)ECB、米...
先週は、週明けのトランプ大統領就任に向け米株が上昇しました。 米株の上昇には大手銀行の好決算も株高を後押しもあったでしょう。 ビットコイン再び10万ドルを超えてきました。 週足を確認すると、ドル円は今年に入って小動きも前週前々週よりやや長めの下髭陰線、米株は年末からの下落からやっと反転し陽線、原油は4週連続、ゴールドは3週連続の陽線、ビットコインは比較的長めの陽線でした。 月曜はいよいよトランプ大統領就任式です。 ただ、キング牧師記念日で米国市場は休場なので、火曜日の日本市場がどうなるのか…。 そして、24日(金)は日銀会合です。さて? 【今週の指標など】 1/20(月)キング牧師記念日で米休場&トランプ次期大統領就任式(21日1:30) 1/21(火)チャールズ・シュワブ、3Mなど米企業決算 1/22(水)ネットフ...
2025年が始まりました。 先週は、エヌビディア筆頭にAI半導体関連好調と米株上昇で始まったものの、その後は反落しました。さらに金曜日の強い雇用統計で米株続落、金利上昇、ドル円157円後半で週を終えています。 週足を確認すると、ドル円は上下にヒゲの短い陽線、ビットコインは上下に長いヒゲの陰線で共に迷っている感じ。米株3指数は年明けからわりとしっかりした陰線、日経平均も同様。ドル・原油・ゴールドはわりとしっかりした陽線となりました。 今週は、CPIや米金融機関の決算が注目です。 そして、1月20日(月)はいよいよトランプ次期大統領就任式です。 就任式まえの数日は米株上昇のアノマリーもあるようですが、どうでしょうか? 【今週の指標など】 1/13(月・成人の日)注目度の高い指標なし 1/14(火)米・PPI、日・氷見野日...
年末年始の日足を確認すると…米株はクリスマスまではサンタクロースラリーの雰囲気がありましたが、26日以降は下落し年明け3日にやっと反転しました。ドル円は160円を目指すかと思いきや、158円から156円の間で方向感なし。金利・ドル・ゴールドは下落局面ありつつも上昇、原油とビットコインは年末年始上昇です。週足はドル円・米株・日経は陰線、ドル・原油・ゴールド・ビットコインは陽線です。なお、2024年の終値は、ダウ42623、S&P500が5898、ナスダック21073、日経39416でした。 今週は、ISM非製造業、ADP、JOLTS、議事要旨、雇用統計と注目指標が続きます。 今月20日に第2次トランプ政権が発足しますが、今年はどうなるでしょうか? 【今週の指標など】 1/6(月)重要指標なし 1/7(火)米ISM非製造業景...
先週は「掉尾の一振」日経4万超え、ドル円一時158円台(157円台後半)でした。 週足を確認すると、ドル円と日経平均はしっかりした陽線、米株はクリスマスまではラリーだったものの週後半調整しほぼ変わらず、金とビットコインも少し前の最高値から調整位置でほぼ変わらずといった状況です。クリスマス休場もあり、市場に大きな動きはありませんでした。 今週は東京市場は12月31日(火)から1月3日(金)まで休場、1日(水)はすべての市場が休場です。 注目指標は3日(金)、米12月ISM製造業があります。 年末年始の薄商いのなか、ドル円160円を超えていく可能性と介入に警戒です。 ※2019年1月3日早朝...
FOMC0.25%利下げパウエル鷹、日銀利上げ見送り植田ハト。 先週、注目のFOMCは予想通りで0.25%利下げもパウエルさんタカ、日銀は利上げ見送りで植田総裁ハトでした。 それぞれ週足は、米株・日経・ゴールド・原油・ビットコインすべて陰線、ドル円のみ陽線続伸となりました。 今週は重要指標はありませんが、25日植田総裁発言が少し注意かもしれません。 クリスマス前後は各市場休場、XMブローカーもお休みとなります。 いよいよ2024年も終わり、今週はサンタクロースラリーとなるのでしょうか? 【今週の指標など】 12/23(月)米耐久財受注ほか 12/24(火)英他短縮取引 12/25(水)植田総裁発言、多くの国が休場 12/26(木)米新規失業保険 12/27(金)日銀会合主な意見 【ゴールド週末終値】 10月末27...
先週、米11月CPIは予想通りでドル買い、週末ドル円153円台まで上昇しています。 それぞれの週足を確認すると、ドル円と原油は大陽線で前々週の下げを全戻し、株はダウ下落もナスや日経は少し上昇、ゴールドは上髭でかろうじて陽線ですが逆にビットコインは下髭でかろうじて陰線となっています。 今週の注目イベントは17日(火)米小売、18日(水)FOMC、19日(木)日銀、20日(金)PCEデフレータとミシガン、いよいよ日米の政策金利発表です。 FOMCでは0.25%の利下げ見通しが優勢で大幅利下げ予想はいったん後退、日銀は12月利上げなしの可能性が高いようです。その後はクリスマス、年末の閑散相場となるのでしょう。 【今週の指標など】 12/16(月)各製造業PMI【速報値】 12/17(火)米小売 12/18(水)FOMC 1...
先週は12月に入り、米ISMや米雇用統計など重要指標が続きました。 株高・ドル高の大きな流れは変わらず、S&P500とナスダックは連日の高値更新、ドル円は150円前後で推移、ゴールドは10月末最値から停滞、そしてビットコインが節目10万ドルをついに突破しました。 韓国戒厳令が一旦注目を集めましたが、世界経済を揺るがすような地政学リスクの動きはありませんでした。 今週は米CPIに注目です。 また、ECBをはじめ各国の政策金利も発表されます。 日銀と米FOMCの政策金利は来週です。 【今週の指標など】 12/9(月)注目度の高い指標なし 12/10(火)豪RBA政策金利 12/11(水)米CPI(消費者物価指数)、加BOC政策金利 12/12(木)米PPI(生産者物価指数)、スSNB政策金利、欧ECB政策金利 12/13...
先週の週後半は米感謝祭で閑散となりましたが、週明けベッセントラリーで始まり米株続伸しました。 ドル円は日銀利上げ期待・日米金利差縮小を見越し149円台まで下落しています。 ゴールドも地政学リスク後退で週明け大きく下落したままです。ビットコインも10万ドル目前で停滞しています。 さて、いよいよ12月です。 今週は、3日(火)米ISM、4日(水)米ADP雇用、5日(木)米ISM非製造、パウエル発言、6日(金)米雇用統計、と重要指標が続きます。 ちなみに、12月18日19日FOMCと日銀までがクライマックスでしょうか。 終われば、クリスマスに年末です。 このまま年末ラリー、サンタクロースラリーとなるのでしょうか。 【今週の指標など】 12/2(月)米ISM製造業景況指数 12/3(火)米JOLTS求人 12/4(水)...
米大統領選直後の株高・金利上昇・ドル高・ビットコイン高、いわゆるトランプ・ラリーから新政権の不確実性懸念で、しばらく米株が下落し金利・ドルは膠着していましたが、再びトランプラリー、年末ラリーが始まりそうな雰囲気となってきました。 先週は、米金利やや低下もドル堅調推移、ドル円は154円から155円あたりでレンジ、週足を見ると米株3指数は陽線、ゴールドは大陽線、ビットコインは10万ドル目前の大陽線となりました。 年末に向けてトランプラリー再開でしょうか? 今週は水曜日の米7-9月GDP改定値や10月PCEデフレーターなどが注目、木曜日は感謝祭で米休場、金曜日はブラックフライデーで米短縮取引です。 引き続き、ロシア・ウクライナの地政学リスクも警戒ですね。 【今週の指標など】 11/25(月)注目度の高い指標なし 11/2...
先週は大統領選とFOMCを無事に通過しました。 アメリカ大統領選では圧倒的な勝利でトランプ氏が再選、今後共和党が下院も掌握すれば「トリプルレッド」となる可能性があります。FOMCは想定通り0.25%利下げでした。 これらを受け、米株は大きく続伸、米金利上昇しドル高、ドル円は152円台半ばとなっています。また、ゴールドは下落、ビットコインは大きく上昇しています。 トランプ政権となり、減税や規制緩和などの経済政策が期待されています。 今週は、CPI(10月消費者物価指数)にPPI(10月卸売物価指数)、米10月小売売上高などが注目です。 【今週の指標など】 11/11(月)米国祝日(債券市場は休場だが株式市場などは通常通り) 11/12(火)米要人発言など 11/13(水)CPI(10月消費者物価指数) 11/14(木...