(4502)武田薬品工業 週足
2018年から大局の動きを示す200本EMAが右肩下がりとなっています。
一時的に第6ステージになったり、少しだけ上昇期である第1ステージになったりしていましたが、200本EMAを上抜けることは出来ていません。
つまり、大局の動きが弱気を継続しいているということです。
その弱気の動きにどういった変化が出てきたときにトレンドが転換するのでしょう。
トレンド転換のパターンというのは幾つかありますが、その前にトレンドがどのように構成されているかを理解する必要があります。
今回のように下降トレンドとなっているのであれば、高値は切り下がり、安値も切り下がって安値更新の流れが続くということです。
そして、そのトレンドが転換するということは、トレンドの構成が破綻することで発生します。
今回のパターンはコロナショック以降、高値は切り下がっていたのですが、安値が切り下がらなくなったということです。
その高値と安値にトレンドラインをひくとトライアングルが出来上がります。
そこからトライアングルの上値抵抗線を突破したことで変化が出てきました。
今度は200本EMAを上抜けるかどうか、上昇トレンドの構成に変わっていくのかを見ていく必要があります。
このように、チャートの動きには様々な変化が出てきます。
その変化をどの段階で仕掛けていくかが難しいところであり、経験値を高める必要があるところです。
早すぎればだましが多くなり、遅いと仕掛けの条件が悪くなります。
色々なチャートの変化を見ながら匙加減を学んでいきましょう。
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