トレンド転換かトレンド継続か ~チャートの形状を理解する~

(9503)関西電力 週足チャート

週足チャートを見ると大局相場はもみ合い相場になっているのが分かります。

なぜなら、200週EMA(真ん中にある赤い線)が横ばいになっており、上昇トレンドでも下降トレンドにもなっていないからです。

もちろん、日足チャートでは見え方が違います。

ただ、大局が大きな値幅で上下しているという事実を理解しているか否かで対応力が違ってきます。

では、直近のチャートを見てみましょう。

2020年になってから3本のラインを引いています。

水平線1本、トレンドライン2本。

この形が今後どのような展開になるのかというのは注目に値します。

どう注目なのかというと、現在下向きにトライアングルを形成しています。

このトライアングルは「ダイアゴナルトライアングル」の可能性があるのです。

もし、そうであれば、上値抵抗線を上抜けていきます。

逆にそうでなければ下値支持線を割り込んできます。

様々なチャートを見ると、「ダイアゴナルトライアングル」が出てくることがあります。

そこから、トレンド転換するケースがあります。

これは、トレンド転換する際の大きなヒントになります。

こういったときは、下抜ければ売ればいいし、上抜けてくれば買っていけばいいのです。

今回がダイアゴナルトライアングルなのか、それとも違う形状なのかを追いかけてみましょう。
Chart PatternsHarmonic PatternsTrend Analysis

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