ビットコイン(BTC)は度重なる売り圧力に押されて大きく下落、今後の価格はどうなるのか?-10月30日チャート分析

仮想通貨ビットコイン(BTC)のチャートにて10月29日に突如起きた急落、一時はなんとか売り圧力に負けず、反発をみせる動きがありました。そのためビットコインのチャートでは長い下ヒゲを伴うローソク足が形成されています。しかし、急落の動きはその後も度重なり、遂に同日の夜間帯にビットコインは大きく下落することとなりました。10月29日以前の長いレンジ相場を下抜けという形で終えたビットコインは今後どのように動くのでしょうか?チャートを確認していきます。

仮想通貨ビットコイン(BTC)はレンジ相場を抜け弱気相場へ切り替わる
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BTC/JPYの15分足チャートからみていきます。10月29日の日本時間15時台よりBTCは下落方向への値動きが強くなっています。日本時間の19時台まではBTCは下落の動きにもなんとか耐え、形成されたローソク足は実線を伴わず、長い下ヒゲを形成したローソク足が完成しています。

しかし日本時間20時台には再び70万円台に接触する値動きをみせました。更に二度目の70万円台接触時は反発の動きも鈍くなっており、大陰線が形成されていることがわかります。その後も一度は上昇方向へ動き出そうとしたBTCでしたが、売り圧力はその後も非常に強く、結果BTCは70万円台を割る69万3千円台まで下落することとなりました。

本日10月30日のBTCは前日と比較して値動きを落ち着かせていますが、10月29日以前のレンジ相場は結果下に抜ける形となり、現在は70万円台前後での値動きを続けています。

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BTC/JPYの日足チャートをみていきます。10月29日に久しぶりに大きな動きをみせたBTC、10月中旬以降からのレンジ相場は下方向へ動き出す形となりました。10月29日に大陰線を作ったBTC、MACDの視点から見た場合もデッドクロスが生じる形となり、BTC市場は弱気相場へ傾いた可能性が高いといえるでしょう。

しかし必ずしも弱気相場へ移行するというわけではなさそうです。10月19日以降大きな実線を形成しないローソク足を連ねていたBTCは10月29日に大陰線形成しています。ところがこの大陰線には比較的長い下ヒゲが伴っているため、下落の中にもしっかりと反発の動きもみられているということになります。

今後はサポートラインを10月15日と29日につけた69万3千円台ということになります。今後のBTC市場はしばらく下目線での動きを意識することとなりますが、反発の動きも残っているため、上値にも注目はしておきましょう。まずは10月29日の急落時に一時反発をみせた上値である71万円台突破を目指したいところです。
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