ユーロドル、トレンド転換で買い目線か

チャートは4時間足です。

去年の5月ごろから下落トレンドが続いていた緑のチャネルラインから、
上にブレイクし、黄色のチャネルラインを形成しています。

今緑のチャネルラインの上限がサポートする形で付近に戻ってきており、200SMAにもサポートされています。
テクニカル分析としては、ここからは買いで狙いたいと思わせるような形です。

では、ファンダメンタルではどうでしょう。
まず直近の指標では、ドイツの消費者物価指数の前年比は5.3%とかなりの高水準となっており、
生産者物価指数に至っては前月比が、前回の0.8%から大幅に上昇し、5.0%の結果でした。
そして前年比でも前回の19.4%から大幅上昇の24.2%です。かなり異常です。
そして、ユーロ圏の消費者物価指数も本日発表されました。
結果は、前年比5.0%でした。アメリカやイギリスと同様かなりの速さで上昇してきていますが、テーパリングや利上げは足踏み状態となっているのがユーロの現状です。

1月25~26日にはFOMC、2月3日にはECB理事会があるので、ユーロドルがここから大きく動く材料が出るかもしれません。
FOMCでは次回3月ののFOMC利上げ実施するような発言や、バランスシート縮小の検討など、そしてECBでは何かしらの金融引き締めを期待しています。
そうなれば、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析両方とも同じ目線として、ユーロドルも大きく上昇する材料になるのかなと思っております。

戦略としては、やはりマーケットもFOMC待ちだと思うので、FOMCで動きそうであれば買いで入りたいと思っています。
EURUSDTrend Analysis

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