🔴各国通貨のトレードアイデア「G20で話し合われた協調介入の可能性」

おはようございます。トレード職人の新目健治です。

日本の為替介入(英の国債買い入れ介入もありますが)のみクローズアップされておりましたが、10月12~13日にワシントンで行われたG20財務相・中央銀行総裁会議でも独歩高への対応が議題になっていたはずであり、協調介入のタイミングについても議論されたはずです。共同声明では言及がありませんでしたが、それも作戦のうちでしょう。日銀の介入によるドル円を主に取引しながら、他国がいつ仕掛けてくるかを伺う時間帯でした。

昨日、すべての通貨で米ドルに対する同じタイミングでの上昇があり、様々な要因はあるものの主に協調介入であった可能性があります。米中長期金利も低下しており、売られていた国債が買われていることを示しております。ファンドなどもその方向で戦略を変更してきているという報道もありますので、年末にかけて米ドル独歩高の流れは巻き戻っていくでしょう。

USDJPYドル円は売り続けており利益は出ておりますが、まだまだ下落して欲しいところ。直近の介入時の実績である145円付近がターゲットです。とはいえ、円安になればなるほど財務省の管轄する外為特会(外国為替資金特別会計)の含み益は増えていきますから、我々が思っているほど政府は円安を気にしていないですし、いずれその含み益も一般の財源として使ってもいいというように法律が変えられるのではと思っております。介入自体も利益を生みますし、日本の保有する米国債の利回りだけでも莫大な利益が入ってきていますので、その使い道は必ず議論されるはず。もっと介入してほしいという国民や企業の感情、ドル円落ちろ~というトレーダー全員の願い、「落ちろ、落ちろ、落ちろ」というアムロ・レイの気持ちと、政府の思惑とは真逆ですので違いますので、トレーダーとしても留意しておく必要があります。

最近乱高下が激しいためチャートを観る際に視覚的な錯覚が起こり、結構な値動きでも、小さく見えてしまいますので注意が必要です。特にスマホでは、直近で大きな動きがあるとその上下のピークにチャートの縮尺がアジャストされてしまいますので、直近の値動きが相対的にわずかに感じてしまいます。平場であっても、常に横向きでチャートを確認することをおすすめいたします。常に正しい「縮尺」を意識しましょう!

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