ユーロドル 押し目買いポイントなのか、まだ一段押すのか

チャートは4時間足です。

昨日ドイツのPPI(生産者物価指数)が発表されました。
前年比で前回が45.8%で、今回の予想が42.2%に対して結果が34.5%でした。
予想に対しても大幅な下落でしたが、前回から約10%近くも下落しました。
そして、前月比では前回が2.3%で、今回の予想が0.7%に対して結果が-4.2%でした。
これもかなりの下落です。

これは現在アメリカと反して上昇し続けているユーロのCPIの数字が、直近でピークを付けるかもしれないデータになります。
もしユーロのCPIが天井を打てばユーロにとってはプラスの材料になります。

ここからようやくピークをつけてくるユーロとピークを既につけて金融政策が変化してきているアメリカなので、
為替の流れも今後は逆の流れになる可能性が高くなってくると思っています。

次回のユーロのHICP(消費者物価指数)の発表は月末ですし、次のFOMC・ECBの金融政策発表は来月の中頃なので、
いますぐユーロドルを買うのは少し早いのかなと思いつつも、中長期保有ということを考えて買いのポイントは押さえたいと思っています。

まず直近の買い場は今の水準付近である、1.023ドルあたりの節目と見ています。
そして、もう少し深い押し目で見るなら1.01ドル付近を見ています。
私自身はもう買いエントリーしてしまっているのですが、ここから入る注意点として少し長めに余裕をもってポジションを持つ必要はあるのかなとは思っています。
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