5月5日は超重要!ポンドは買い目線か

チャートは4時間足です。

週足で見たときに1.30ドル付近が大きなサポートとなっており、ここを現在何度も反発しています。
ここからのポンドドルですが、上目線で見ています。

それは5月5日のBOEの政策金利が控えているからです。
ただ、12月から利上げを開始し、最初は大きく上昇しましたがそこから現在では全戻ししており、毎会合で利上げしてもポンドドルは少し上がってもまた元に戻るというような状況でした。次回の会合でも同じように利上げしてもポンドドルは上がらないかもしれないのですが、一つ大きな新しい情報がある可能性があります。
それは何かというと、去年の8月の会合で、「バランスシートの縮小条件として政策金利水準を1.5%から0.5%へ下げた。積極的に縮小に動くには政策金利1%になってから」というものです。実際政策金利が0.5%になった2月の会合では、保有国債の満期償還金の再投資を直ちに停止としております。
政策金利が1%になったら積極的に動くとのことで、次回の会合で政策金利は恐らく利上げをして1%に達しますので、バランスシート縮小についてのコメントは必ず出てくるはずです。
また、イギリスではこれまでQE枠の増加はありましたが、縮小を経験したことがりません。バランスシート縮小に踏み切れば、それなりのインパクトはあるんじゃないかと予想しています。ただ、ここでバランスシートの縮小に関して躊躇するような発言が出てくると、ポンドは下落すると思いますのでそこだけ注意かなと思います。

これらを踏まえて、ポンドは上目線で見ています。
1.29ドル後半~1.30ドル前半は買い場と見て、5月の会合に向けて仕込んでおります。

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