FX:GBPUSD   ポンド/米ドル
ベイリ ー英中総裁が中銀が 0.75%の追加利上げに踏み切った政策会合後の会見で、「利上げ幅は現時点での金融市場の見通しよ り小さくなると想定」と述べ、市場の過度な利上げ期待を後退させたことにより想定以上に下落して1.1313~1.1405 を下抜けてしました。インフレ動向を見れば 12 月も連続引き締めを実施しそうですが、その幅は 0.75%より低くなるでしょう。金利面でのポンド買い期待は薄れたように見えます。こうした中、11 日の 7-9 月期 四半期国内総生産(GDP、速報値)が中銀見通しの 0.2%を下回るようなら、英経済への失望が膨らみポンド売りに拍車 がかかる可能性があるのではないでしょうか。

GBP の投機筋のポジション動向を分析する今週は 1.1483 で取組高は減少しており、小口はロング減少、ショート増加、大 口とレバレッジファンドはロングもショートも減少。ネットポジションは先週比で小口はネットショート 拡大、小口はネットショート縮小、レバレッジファンドはネットロング縮小。4 日は大陽線で終わっているので短期的には買いを優先的に考えたいですがこのところファンダメンタルズで大きく揺れ動くので買うのであればポジション動向からもEURを優先的に考えた方が良いとも考えます。

1.1250~1.1299 もしくは 1.1191~1.1233 までの調整を待って下値が固いようであれば買いを検討、1.1453~1.1578 に引き付けて上値が重いようであれば売りを検討 するのが無難そうです。

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。