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先週の値動きと来週の見通し

TVC:GOLD   金CFD(米ドル/オンス)
【週のまとめ】
先週は雇用統計が金曜に控えておりそれまでの値動きは大きいものではなかった。雇用統計後、ドル安・円高の傾向があるが本質的な値動きとは思えない。

【ドル円】週足では小幅な陰線で確定。金曜の雇用統計までは上値が144.500近辺で重くなり小幅な値動きだった。雇用統計の結果ドル安・円高の流れになり下落し確定。日経の下落も相まり、大きな動きを見せたが米利回りは大きな動きがない上、円安の本質的な金融政策が変わっていないことから継続な動きになりにくいと思われる。
【ドルストレート】週足で陽線で引けている。どの通貨も雇用統計で大きな値幅をつけており、ドル安の影響で伸びている。しかし、米利回りが大きな下落を見せていないことから大口の調整のための一時的なフローの可能性が高い。
【クロス円】週足で大小まちまちだが、陰線で確定。しかし、YCCの修正もなく引き続き円安から変わらない。ドルの動きを見て押し目を買いたい。
【米金利】週足で短期は小幅な陽線、長期は大幅な陽線で確定。雇用統計の結果はまちまちだったものの予想値を下回る雇用数に短・長期の値幅が縮小した。米経済の悪化を忠実に織り込んでいる。
【株】米株は、小幅に陰線で確定。重要指標前で値動きが小幅だったことと買われすぎの高値警戒のところから、値幅は限定的となり、雇用統計結果株安に繋がった。
日株は、中規模の陰線で確定。先週の陽線を包み足で下落させ、日株の10週以上続いた上昇に一旦の停滞または下落の可能性が濃厚と感じる。
【原油】週足で陽線で引けている。サウジアラビアとロシアの減産報道が値動きを上昇させた。だが、WTIで73ドルと未だ大きな値幅上昇ではないため、警戒感は薄い。
【金】週足で、陽線で確定。リスクオンの影響で値を上昇させた。特に気になるものはない。
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