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【ウォン円】市場の失望いつまで? 実体経済悪化と金融政策のジレンマ

FX_IDC:KRWJPY   SOUTH KOREAN WON / JAPANESE YEN
(19/11/29記録)
白ライン:KOSPI
半透明:窓
インデックス相関:強い

解説

韓国ウォンは、文政権下で決定される数々の政治的選択によって経済的に回復へ向かえるかという状態にあります。

■政治
文政権はレームダックと呼ばれる時期にあり、国内支持率が弱いです。
そんな中、来年春の総選挙を前に日本へ圧力を加えることで国内支持率の回復を狙います。これは同国の常套手段です。
しかし、それも国民の経済的不満から支持率回復が見込めない状況です。
GSOMIA破棄で、日韓ならびに米韓関係の究極的悪化に緊張走るも、GSOMIA維持選択し関係立て直しフェイズへ入ります。

■経済
今後の成長率に陰りがある韓国では、やはり輸出が注目されます。
暗号通貨バブルに伴い半導体需要が急増しましたが、バブル崩壊から供給過剰、減益が止まりません。
財閥系企業の下げもひどいものです。それらが影響し海外投資家が逃げている状況です。
直近ではソウルの出生率が0.69と、世界でも稀に見る低数値を記録。先行き不安が加速しています。

■金融
3年ぶりの利下げサプライズでウォン安さらに進んでいます。
半導体関連株含む、国内株式市場を支えるためにも、中銀は利下げを複数回行いました。
しかし、ウォン安が響き外国人投資家は、同国経済に見切りをつけ資金を引き上げている状況です。

---アップデート1(19/12/3)
三角持ち合いを抜けて、売り圧力の強さが目立ってきた。
日韓関係に関しては、水面下で閣僚級の対話などされていてもおかしくはないが、
現状では、政治・経済・金融の3分野における数々の悪材料が、韓国の景気減速を背景として需給に影響していると見ていいだろう。
米中間の通商協議が難航すると、輸出低迷が続くため、中国への輸出が全体の約4分の1と、対中依存度が高い韓国への影響は計り知れない。
今後のクロスウォン相場を見る上で米中協議にも引き続き注目していく必要がある。

19/11/29
・今年経済成長見通し 2.6%→2.0%(下方修正)
・来年経済成長見通し 2.5%→2.3%(下方修正)2年連続2.5割れは1954年以来

---アップデート2(19/12/11)
赤エリア:警戒エリア

ウォン安進んでいます。
この市場の失望さえ感じさせるウォンに対する売り圧力は、米中問題が大きく影響していますが、前述したとおり韓国単体の経済状況も影響していると見ています。

新たに、様子見圏(赤のエリア)を設置しました。ここをさらに下に抜けるようならまだ続きそうです。
また、韓国中銀は、利下げを急ピッチで行ったことから、今後気軽に金融緩和できない、つまり、金融政策による株価の下支えは当分難しい状態であるという見解です。金融緩和をしなければウォン高へと反動しそうでも、実体経済の悪化によって結果的にウォンが売られる展開は韓国にとってジレンマともいえるでしょう。
米中問題によって輸出が鈍る中で、どう政治的・金融的解決を図るかに注目です。

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