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【NZDUSD】相場分析20200705 月足下降トレンドライン起点のロング・ショート戦略

ロング
FX:NZDUSD   NZドル/米ドル
【サマリ】
6/10に0.65849の高値をつけて以来レンジ内で停滞が続いていたキウイドル。
直近で再び上昇し始め、前回高値及び月足下降トレンドラインに到達しようかという局面です。
今回は超重要な節目である月足下降トレンドラインを起点として、上昇が継続する想定のもとでのロング戦略並びに、下降へ転じる場合のショート戦略についてエントリーポイント候補とともに解説します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
月足
2014年後半から5年以上の長期に渡る下降トレンドにあります。赤の下降チャネルで示した通り、チャネルの上限は過去なんどもレジスタンスとして意識されているラインです。
そしてコロナショックからのV字回復でまもなくチャネル上限に到達しようかというところにあります。


週足
ここ数ヶ月の上昇トレンドは緑の上昇チャネルで表すことができます。
また水平に引かれた3本のオレンジの帯は過去にサポート・レジスタンスとして機能していた重要なゾーンとなり、今後も機能することが想定されます。このゾーン付近での動きには要注目です。


<中期足>
日足(最上部チャート)
冒頭でも述べた通り、6/10に0.65849の高値(青の点線)をつけてからは、0.63760ライン(青の水平線)との間でレンジ相場を形成していました。直近の上昇に伴いまもなく6/10の高値に再度チャレンジすると考えられます。
0.63760ライン(青の水平線)は過去にもサポート、レジスタンスとして機能しており、再度このラインに価格が到達した場合は反発する可能性があります。

<トレード戦略>
日足ベースの大きな視点で今後のトレード戦略をロングを狙う場合、ショートを狙う場合で解説します。

<ロング戦略>
基本方針:
ロングを狙う場合は、月足下降チャネル上限のすぐ上に控える0.66というキリ番を超えたところからの狙いを考えています。
これは、下降チャネル上限を抜けたところでロングをしてしまうと、0.66というキリ番でレジスタンスされて反転下落する可能性が高いためです。であれば、0.66を抜けたことを確認してからの押し目でロングを狙う方がよりリスクリワードの良いトレードとすることができます。

エントリー候補1:
条件: 0.66ラインを上抜け
エントリーポイント: 0.66ライン超えての押し目
利確ターゲット: 中段のオレンジ帯の上限(チャートの L利確ターゲット1)
損切り: 青の破線を少し下抜けたところ
R&R: 仮に0.66ラインのすぐ近くでエントリーできたとして、2は狙いたいところです。

さらに上昇が続く場合は以下のエントリーも狙っていきたいところです。

エントリー候補2
条件: 中段のオレンジ帯の上限を上抜け
エントリーポイント: 中段のオレンジ帯の上限を超えての押し目
利確ターゲット: 上段のオレンジ帯の上限(チャートの L利確ターゲット2)
損切り: 中段オレンジ帯の下限を少し下抜けたところ
R&R: 2.5-3は狙えるのではという想定です。

もちろんエントリーポイント1から2までを一つのトレードとして狙うことも可能です。ただ個人的には、Withコロナの時代は相場が不安定なので、より細かく利確していくことを考えています。

続いてショート戦略です。

<ショート戦略>
基本方針:
ショートを狙う場合は、月足下降チャネル上限付近でのプライスアクションを確認し、上限を上抜けないように上値が固まってきたところでエントリーを狙います。
月足下降チャネルという非常に意識されるラインであることから価格がもみ合うことも予想されますので、下位足に落としてしっかりとプライスアクションを見ることが重要です。

エントリー候補1:
条件: 月足下降チャネル上限での価格の高止まり(三尊やWトップサイン)
エントリーポイント: 6/10高値での戻り売り(青の破線)
利確ターゲット: 下段のオレンジ帯の下限(チャートの S利確ターゲット1)
このラインで一度分割利確をして、さらに伸ばせるようであれば青の水平線まで利幅を伸ばしていければベストです。
損切り: 0.66
R&R: 2-3は狙いたいところ。
仮に下段のオレンジ帯の上限で利確してもいい位置でエントリーできれば2は狙える可能性はあります。

エントリー候補2:
条件: 緑の上昇チャネル下限を下抜け、かつ青の水平線下抜け
利確ターゲット: オレンジの水平線(チャートの S利確ターゲット2)
損切り: 下段のオレンジ帯下限
R&R: 2.5以上は狙いたいところ。
このエントリーのタイミングが実際に訪れるころには200MA(パープルライン)や75MAも伸びてきて状況が変化しますので、その辺りは今後もウォッチしつつ戦略をブラッシュアップしていきます。


今回は日足を使って、かつ大きな視点でのロングとショートそれぞれの戦略を立ててみました。
これを羅針盤としつつ、日々の相場状況を鑑みて今後のエントリーポイントをより具体的にしていきます。

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