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【NZDUSD】相場分析20200815 短期ロングからの下落狙い

FX:NZDUSD   NZドル/米ドル
【サマリ】
豪ドル/米ドルの先を行くかのごとく、一足先に天井圏から下げ始めたキウイドル。
色々な通貨ペアを見る中で、キウイドルは豪ドルのミラー通貨のように豪ドルの一歩先を行く動きが多いと感じることがままあります。
そんなわけでキウイドルの今後のシナリオを上昇継続、レンジ入り、下落継続のパターン(要は全部)で考えてみました。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
週足
長きにわたって継続していた赤の下降トレンドラインを上抜けた後、下降トレンドラインまで戻ってきたところです。
目立つレジサポラインとしてオレンジの帯を3本引いていますが、真ん中の帯のレジスタンスが強そうだということがわかります。


<中期足>
日足
日足では、オレンジの抵抗帯付近でのダブルトップが確認できます(ピンクの山)。
僕は数ヶ月から年単位という長期目線ではキウイドルは上昇して行くと考えていますが(※下記参照)、このダブルトップからは、この辺りで一旦調整の下落が発生しそうだというサインを読み取ることができます。


※【NZDUSD】相場分析20200721 半年ぶり高値更新のキウイドル/NZ株式も好調でさらなる上昇を期待

4時間足(最上部チャート)
キウイドルもコロナショックからの回復の過程で数ヶ月単位で上昇してきましたが、直近の上昇にフォーカスして上昇の波とその調整波をチャートに青字で示しています。


現在(A)(B)(C)と下落が続き(C)まで到達していますが、これによって押し安値(4)が更新されているので、ダウ理論的にも下目線ということができます。
よって売りを狙っていきたいところですが、この後の波動のイメージについていくつかのパターンを考察してみます。(波動の色は最上部チャートに対応)

<今後のシナリオ>
1. 上昇継続(黄緑の波動)
(C)から反発上昇して、高値(5)を更新する上昇波が発生するシナリオ。もともと続いている上昇トレンドが継続して行く流れです。

2. 下降継続(緑+赤の波動)
(C)波が(2)波の終点でもある青の水平線で止まり陽線をつけていること、下降トレンドラインに下ひげが多数伸びていることから、一旦反発上昇して再度下落して行くという動きが考えられます。
反発して上昇したのち、日足の20日移動平均線(太いピンクのライン)で上値を抑えられて下落するという動きも相場では非常に多い動きですので、流れとしてはイメージしやすいです(緑の(A)-(C))。
日足20日移動平均線から下落して行く動きは赤の波動で示しています。
これは(5)の終点から、青のABCで下落し(3波)、緑のABCで反発上昇し(ここも3波)という流れできているため、エリオット波動でいう3-3-5の調整の流れで最後は5波(赤の波動)で落ちて行くという理論に基づいたものです。そして最後の5波(赤の波動)が完成すればが大きな時間軸で見たA-B-C波を形成するということになります。

3. 横ばい(青の波動)
一番つまらない流れなのでこうなってほしくはありませんが、(5)の高値ラインと(C)のラインをレンジ上下限として横ばいとなるパターン。緑のABC波ののち、複数の3波が連なるエリオット波動でいうトライアングルとなるケースです。

日足でも解説した通り、直近はダウ理論に基づいて下目線でショートを狙っていこうと考えていますが、ショートの前に(C)からの反発上昇を短期ロングで狙って行くのも面白いかなと考えています(緑のABC)。
その考えをサポートしてくれるのが、オシレーターに表示しているRCIであり、RCI 26期間線とRCI 52期間線が-80圏に張り付いており、上昇転換を示唆しているからです。


■”なぜ”がわかる相場分析
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