こんにちは。多くの人は移動平均線をみていると思います。
トレードは多くの人がみている指標を使うべき、というのはそのとおりですし、
それで十分かなと思うところもありつつ、私は個人的な好みで一目均衡表を見ています。
しかし、前にも書いたように一目均衡表には200日移動平均線のような長期線がありません。
順張りでエントリーするとき、200日移動平均線より上なのか下なのか、というのはけっこう重要な問題ですよね。
そこで私は、一目均衡表にさらに2つ雲を入れています。中期雲と長期雲です。
普通、一目均衡表で雲(抵抗帯)といわれるものは一つです。
先行スパン1(転換線と基準線の半値線を26日先に描いたもの)と先行スパン2(52日半値線を26日先に描いたもの)に
はさまれた領域です。私はここに期間をより長くした半値線で描かれる雲を2つ追加しています。
1つは、中期雲(名前はなんでもいいのですが)で、76日半値線と98日半値線を26日先に描いたものです。
この図では黄色で描かれています。
もう一つは長期雲で、129日半値線と172日半値線を26日先に描いたものです。
この図では紫色で描かれています。
76、98、129、172はいずれも一目山人が見つけた合成数を参考にしています。
この2つの雲はけっこう重宝していて、このナスダック100指数のETFも長期雲に跳ね返されています。
また、今回の上昇でも中期雲をまたぐところで少しうろうろしていることがみてとれると思います。
これらの半値線はだいたい区切りのいい期間のフィボナッチの0.5にあたるので意識されやすいのだろうと思っています。
今日は、中期雲も下に切ってきてしまっているので、ナスダックはこれから上に上がるには、2つの雲を突き抜けなければならず
大きな材料がないと、ここから上に抜けていくのは難しいだろうと思います。
なので私はいまのところナスダック100は下を見ています。
QQQが下落してくなら、基準線あたりの311ドル、さらに下では雲にあたる292ドル付近でもみあうと思います。
このあたりで反発するといいのですが、下の雲は薄いので、下抜けしやすいかもしれません。
このチャートを週足にすると長期雲が285.5ドル付近にあるので、いったんはここで反発すると思います。
最終の半値線は273.5ドル付近で、ここを下抜けすることはまずないと思いますが、もし下抜けしたらおそろしいです。。
いろいろ適当なことを書きました。生き残りましょう。