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ナスダック100先物、レンジ持ち直すが勢いは弱い

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今週の振り返り

7月高値超えをした前週の流れを引き継ぎ、日柄調整している状況だろうか

水曜日に高値をつけたが、利確売りで一時的にレンジ安値に進行する。水曜日から木曜日の下げは、このまま下落が加速する可能性もあったが、金曜日の持ち直しに支えられた。

金曜日はパウエルの発言でレンジ安値からレンジ内に戻したが、水曜日の上値を超える水準にはいけず、S&P500に比べ勢いが弱い。
7月高値超えで利確売りが強くなりやすいが、粘り強く耐えてもいる。
出来高は週を通してやや少なめ。

ナスダックよりダウが勢いづいており、上がれないナスダックは足元、割高感が出ているだろうか。
物色される銘柄の移り変わりからは潮目の変化なのかもしれない。

バリューエリア(緑色の水平線)からは上離れしているが、これ以上の上に向かうためには相応の買いエネルギーが必要に見える。

日柄調整後、出来高を伴って水曜日の上値超えを狙うのか、利確売りの加速なのか?
早ければ雇用指標やISMサービスの結果次第で動く可能性がある。
もう一週レンジで動くなら12月13日のFOMCがキーになるか。
いずれにせよ日柄は、12月そろそろ変化が近いと見る。

次週のシナリオ
①上昇する場合

水曜日の高値16,174を上抜けるなら、フィボナッチ127.2%(白)16,461が次の目安となるかもしれない。

強い勢いがあるなら、21年11月高値16,770がターゲットラインとなりそうだ。

②下落する場合

チャートが「稲穂が垂れる」形になってきたら注意。直近のレンジ安値を下回ると下落スタート。

最初の目安は、フィボナッチ78.6%(白)から出来高が増える15,496付近がサポートになるか確認するポイント。

上記を下抜けると、次はバリューエリアのコントロールプライス(赤色の水平線)15,165前後が、出来高が多い価格帯で値止まりしてほしいラインとなる。

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