USDJPYドル円にかぎらず、15日早朝のFOMC待ちの相場。昨日まではポジション調整のドル買いが発生しておりましたが、本日からは流石にドル売りに傾いていくのではと思います。基本的には重要なイベントの前後(当然ながら当日)はポジションをスクウェアにし、新規のトレードはやらないほうが安全ですが、トレードアイデアの精度を上げれば、チャンスはあります。
FEDウォッチャーは利上げペース鈍化を織り込み済み。予定通りならやはりドル売りの流れに回帰していくでしょう。だからといって先入観で今から売ったり買ったりしてはいけません。あくまでも事前に自分で立てたトレードアイデアに従いましょう。
USDJPYドル円は直近の下落(①から②)に対する戻りが発生しており、フィボナッチリトレースメントの50%まで戻ってきました。「適度な戻り」としてはちょうどよい。しかもそこは138.00円というキリの良い数字でもありますから場所の情報も集まっている。他のトレーダーもそう考えている可能性が高い、絶好の戻り売りポイントです。
とはいえFOMC前ですのでどうなるかわからないという「不確実性:リスク」は多ぶんにありますので、ポジションサイズ(金銭的リスク)を小さくするか、ホールドする時間(時間的リスク)を少なくするなどしましょう。連勝して今月の予算に余裕のある方はある程度リスクを積極的にとっていくのもいいでしょう。