4H足で分析。
150.85から151.98までの長いレンジを上抜け、153を上抜けた状態にある。
チャート的には、長いレンジを上抜けたのでエネルギーの余力はまだあり、上方向に伸びるはずである。
ただ、現状、日本政府の介入警戒と戦いながらの相場のため(介入期待のショートも多い。)再びレンジが続くような感じがする。
153円から155円の円安が暫く定着した場合の日本経済への影響(中東危機による資源高)を考えれば、140円付近を理想とする政府、輸入企業は、介入してでも価格を下げたいだろう。
日銀が金利を上げれば、円高に動くが、金利上昇は住宅ローン金利等生活に大きな影響を与え、政治不信の高まりがある現状では、大きく踏み出せない状況にもある。
どこかのタイミング(合理的な説明が可能となる)で為替介入を行い、ドル円の価格を下げたうえで、市場に介入警戒感を植え付けさせ、中期的に価格を抑えたいのだろう。
そう考えると、大きく上に伸びることを想定したロング戦略は取りづらく、様子見の相場であるのでレンジの下で買い、153.36の天井付近で利確の戦略を取りたい。


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