OANDA:USDJPY   米ドル/円
4H足で分析。年末にかけてアメリカの利下げ気運が高まり、思った以上のドル安に転じた。
年明けからは、一転してドル高に戻し、短期線が長期線を上抜けているが、外部的な環境は変わらず、単に利下げ時期の修正により、ショートが損切させられたことによる。
この修正がどこで、止まるかを考えると、3月に利下げを開始しないならば、142円から146,147円付近を行き来するレンジ相場。
金利を早めに下げるとなれば、140円を切る方向に向かっていく。
6月、9月までずれ込めばずるずると上昇し、適正な金利水準を探る動きになる。
この場合は思っていたほど金利が低下せずに、収まる可能性がある。
基本的には、今年は、上昇<下落の方が取りやすい相場環境が続くと思う。
ただ、利下げが開始されていない現状では、ショートを長期持つことはスワップのリスクを伴うため、切りのいい145、144といった数値や明確なレジサポラインを使い、短期でショート狙いでポジションを取りたい。
今年、ドル円が昨年と変わらないドル高基調であるならば、要因は、中東紛争の激化、ロシアの勝利等による世界の不安定化、資源価格の高騰(世界景気の冷え込みから需要減のため、原則は低下見通し)による貿易赤字の継続が考えられる。
今年は、利下げ時のトレンド開始まで資金管理を行い、下落トレンドをしっかりと取るスタンスで行いたい。

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