ドル円 来週のトレード戦略

初心者なりのドル円相場分析

昨日は米の雇用統計の発表があり、結果としてドル円は下落。
失業率,平均時給は予想を上振れたものの、
非農業部門雇用者数の下触れが意識されたか。
キリ番の142円を抜け、
141.7円付近で終了しています。

■現在の価格帯
先週の日銀会合時に下落したポイント138円付近から
フィボを引いた時の、38.2%付近が意識され止まっているようです。
また、過去意識されている価格帯(38.2%の白線ライン)でもありそう。
※1H足画像参照
スナップショット

■週明けの予想
・1H足で形成されている三尊のネックラインを割れて下落している。※1H足画像参照
・日足で見た時に、エリオット波動上昇5波までが完成し、
 下落の1波が始まっているように見える。※日足画像参照
以上の事から、
週明けのドル円は下目線で考えます。
スナップショット

現在の価格帯ですが、
・指標発表時から約1円下落した位置
・フィボ38.2%の意識ポイント
・1H足RSIは27と売られすぎエリア
※1H足画像参照
となっています。

このことから、一旦調整の上昇を想定します。
上昇の目安としては、以下のオレンジ丸付近。
・142円のキリ番付近
・142.1円付近。指標による下落の61.8%戻し
・142.3円付近。指標による下落の50%戻し。1H21SMA(赤線)も来ている
※142.3円を超えて来た場合は、上目線に切り替えます。

このあたりからショートを狙って行きたいです。
利確目標は下記の赤丸付近。
・141.7円付近。今週の終値付近。フィボ38.2%
・141.3円付近。直近で意識されているライン付近
・141円付近。キリ番、フィボ50%

ショート利確後は、
反転ロングを狙います。
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非農業部門雇用者数の下触れで下落しているものの、
それ以外の数値を見ると、ドル高に動く結果のはず。
現在の価格が反転ポイントとなり、再度上昇する可能性は捨てれません。

上昇する場合、
前述の下落想定パターンで記載している
オレンジ丸付近を押し目としてロングを狙って行きます。
上昇の上限としては、一旦143円を見ています。


■今後の動向を予想
メインの戦略を下目線で考えてしまいましたが。
今は円高になる材料もないですし、
昨日の米経済指標の結果を見ても、
そこまで下落する材料にはならない気はします。

141円〜143円のレンジで推移して、
来週の米CPIの結果次第で方向性がはっきりしてきそうです。

先週から、
日銀の国債買い入れオペが入っています。
オペが入る時間は「AM 10:10」のようなので、
この時間のドル円の動きには要注意です。
Fundamental AnalysisSupport and ResistanceTrend Analysis

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