ファンドのポジション動向は今週136.53近辺で小口、大口、アセマネ、レバファンド全てがJPYロングとショートを増加。ネットポジションはアセマネだけJPYネットロング、その他はネットショート。ここ最近はアセマネと小口は引かされる側になりやすく、その小口は大口とレバファンドと足並みを揃えてネットショートとなっている一方で、まだアセマネはネットロング。アセマネ以外はJPYショート(USDロング)となっていることから基本的にはUSDJPYは買いのバイアスを持っていることになります。

しかし、FOMC前のデータということを加味すると今回で利上げを一旦打ち止めすることが示唆されていることに加えて、まだ上昇トレンドラインにタッチはしていないものの小口が値 ネットショートに偏ってきたことからUSDJPYの上値が重くなりやすい可能性。5月10日に発表されるCPIの結果次第では続落する可能性も視野にいれる必要があります。いずれにせよ、136.53まで再度上昇するのであれば「やれやれ売り」が発生して一旦は上値が重くなる可能性があるのではないでしょうか。

大まかなシナリオとしては以下の3つを想定。

① ABC調整シナリオで上昇
② 手前の下落が9波で下落トレンドが一旦終了しているということであれば、トライアングルのE波形成するために赤の下降トレンドラインを上抜けられればもう一段上昇する可能性。
この場合は着地点が①のABC着地点と重なる
③ 現在が週足の沿ったエリオット4波目なのであればE波を形成しにもう一度赤の下降トレンドライン付近をトライして上値を抑えられるのであれば黒の上昇トレンドラインを割れて下落する可能性が高まる。
※4波修正であればこちらのトライアングルカウントが正しいカウント

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。