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ドル円:アメリカの政治次第で臨機応変に考える必要がありますが…

FX:USDJPY   米ドル/円

ドル円
21:22 2018/01/20


ドル円のポイント
・週足25本平均線を実体で下抜けたままで中長期的な流れが変わったか?
・日足は典型的な-1σ~-2σのラリーになるか?
・4時間足のバンドの形がヨコヨコ
・4時間足+2σは日足-1σ、4時間足-2σは日足-2σに値するよう


ドル円の予想とトレード
・112円台をしっかりつけない限り中長期的な流れは下目線か…
・週明けは日足-2σを目指し、111.34円を下抜けるかがポイント
①4時間足-2σで短期的なロング
・撤退ポイントは111.5-6円、4時間足+2σ付近を目標に
②4時間足+2σで中長期を見据えたショート
・撤退ポイントは110円割れで


 木曜日のNY時間は欧州時間からの下落の流れを引き継いだ形でスタートしました。一時、NY午後になってから下落も一服しV字のように回復しNYオープンまで値が戻ることもありましたが、上昇とまでは言えず、下落のトレンドを変えるまでは至りませんでした。東京時間も基本的に軟調で欧州勢が参入したころに4時間足25本平均線を実体で下抜けています。下抜けた後は再び4時間足25本平均線を上抜けることができずNY時間へ。ただ、週末が引ける間際に急に上昇し30分足バンドウォーク、4時間足25本平均線付近まで戻って引けました。


 週足を見ると、去年9月に上抜けた25週平均線が約4か月ぶりに実体で下抜け、これまでの中長期的な流れが変わったような気がしました。これまでつけていた113円台は少し遠くなったように思います。来週も25週平均線(111.73円)をしっかり上抜けた112円台をしっかりつけない限りは中長期的に下目線で考えています。バンドがヨコヨコなので週足レベルでは大きな流れにはならないかもしれません。今のところ、下目線の目標値は週足-2σ(108.50円)で考えています。


 日足を見ると、これまで発散していたバンドも、特にプラス圏のラインが上向きから横向きに変わってきているので、そのまますべてのラインが下向きに変わるのではと考えています。18日につけた高値が-1σではね返されたような形になっているので、典型的な-1σ~-2σのラリーになるのでは?と考えています。

 月曜日は、-2σを目指すかが大きなポイントだと思います。そして17日安値(111.34円)を更新するかがポイントだと思います。


 4時間足を見ると、バンドの形はヨコヨコで大きな方向性がなくなってきているように見えます。ひょっとしたら、このまま方向感がなく±2σでのラリーになるかもしれません。この±2σをよく見ると、現時点ですが4時間足+2σは日足-1σ、4時間足-2σは日足-2σに値するように見えます。日足-1σ~-2σのラリーをイメージしているので、4時間足-2σで短期的なロング、4時間足-2σで中長期を見据えたショートをしたいと思います。もしショートができれば、撤退ポイントは18日高値(111.48円)付近である111.5-6円。もしロングができれば、撤退ポイントは110円割れで考えています。このロングは短期的に考えていますので4時間足+2σ(日足-1σ)付近で考えています。


 アメリカの政治問題次第で週明けが大きく景色が変わるかもしれませんので、臨機応変に考える必要があると思います。

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