162円近くまで上がったドル円はここ数週間で15円近い暴落となり146.50近辺で推移
下落のきっかけとなったのはトランプ氏暗殺未遂による大統領選挙戦の風向きが変わったこととと日銀の介入
それに加えて今週の日銀政策決定会合でサプライズの利上げを決行したことと米経済指標の雇用関連が悪化したことにより、円買いとドル売りが加速した形となった
ドルは他通貨に対しても弱く、強いのは円とスイスといった完全にリスクオフの構図
特に何かショック的な事が発生したわけではないが、これまでのポジションの積み重なりが一気に巻き戻された形となっている
テクニカル的には、神田ラインと呼ばれて意識されていた152円をあっさり抜けて下げ足を加速
日足で若干意識されそうな146.50近辺でクローズしているため、週明け反発するかどうかが重要
短期足では買われすぎのため、ある程度の反発は必要と考えているため戻りを待ちたい