表示はドル円の年足です。

2024年は11月に一時150円を下回り、中期的に下方向の目線を見ていましたが、結局今年の足は大きな陽線で157円前半で引けました。これで4年連続(過去最長)の陽線引けとなり、ドル円の1971年以降の歴史では2回目となる4年連続用線引けとなります。(前回は2012-2015年)

今年はトランプ政権が始動しますが移民問題と減税案や政府の支出の見直しなどが政策の肝のようですがインフレ再燃による米ドル高を懸念するアナリストの方もいる一方、トランプは高すぎる米ドルを嫌う傾向にあるためドル安になるのではないかという見方もあります。

個人的には2025年のドル円はこれまでの4年と比較するとあまり大きな動きはしないのではないかと見ております。前回のトランプ大統領の2016年からの動きと似たような値動きになるのではないかと。私がFXを始めた時期ですがドル円ってつまらない通貨ペアだと当時は勝手に思い込んでました。

チャートで見ていくと、2022年、2023年と152円で頭打ちでしたが2024円の足はしっかり152円ラインを更新してますので、とりあえずは次の目標として、1978年10月の安値ラインを目指す方向性で見てます。
一応全期間での波動をナンバリングしてますが、この安値のラインまで上昇すれば、ダイアゴナル第四波としての条件は満たすような形となる価格です。
今年この価格帯に届くかどうかはわかりませんが、先に述べたように今年はレンジのような動きになると、早くて今年の年末又は来年になるのかと個人的には考えてます。


●週足チャート

スナップショット

もし上昇が継続される場合、第四波のⒸ波をダイアゴナル波動として見ています。
ダイアゴナルの(4)波として現在複合修正wxyを形成途中としたアイデアを貼りましたが、このほかにも何らかの修正波(4)波の推移の後、(5)波として、上昇波がもう一つあるのではないかと考えてます。
上昇波継続として考えると、140円のラインの上での動きが今年の動きとしてまず考えてます。
一方で、140円をしっかり下回る動きが今年ある場合、中期的な下方向のアイデアも同時に考えていく段階かと考えます。


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