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初級編 ~移動平均線大循環分析~
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初級編 ~移動平均線大循環分析~
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2019年8月18日
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2019年8月18日
ゴールド 日足チャート
今回は移動平均線大循環分析の基本的な考え方を見てみましょう。
そもそも、移動平均線と何を見ている指標かを理解しましょう。
移動平均線とは、価格を平均することで、過去の買い方(売り方)が平均的にどの価格で買い(売り)、
それが現在、損益がどう変化しているかを分析するものです。
つまり、短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線、200日移動平均線(EMA)の動きをみることで、
短期・中期・長期・200日EMAのそれぞれの買い方と売り方の勢力分布を一目で分析することができます。
価格が移動平均線より上で推移しているときは、買いにエッジ(優位性)があり、下で推移しているときは売りにエッジ(優位性)があります。
また、移動平均線が上向きになっていれば買いにエッジがある状態が更に大きくなっており、
下向きになっていれば売りにエッジがある状態が更に大きくなっているというように分析ができます。
そして、200日EMAが下向きか上向きかが大局の方向性を示しており、価格がその200日EMAの上下どちらで推移しているかが大局の強気と弱気を分岐点となります。
上記のチャートでも200日EMAを上抜けたところから強気になってきているのがわかりますね。
短期移動平均線はローソク足の代用ですので、ローソク足の動きに惑わされないようにしましょう。
中期移動平均線は押し目の限界ですので、支持帯、抵抗帯となりやすいところです。
長期移動平均線はエッジの限界ですので、そこを抜けてくると流れが反転する可能性が高まります。
200日EMAは大局の強気と弱気の分岐点ですので、大きな流れが変わる可能性が高まります。
移動平均線の計算式を知り、その意味を理解し、その指標がどこを見ているかを知り、そこから始めて売買サインを学びましょう。
そして、それがなぜ買いサインなのか、なぜ売りサインなのかを知りましょう。
そうすることで、より深く移動平均線大循環分析を理解できるようになりますね。
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