DOW
【トレード手法】トレンド転換後にフィボナッチでエントリーとターゲットを設定。押し目買い・戻り売りの戦略。OANDA:USDJPY
損切りの位置がわかりやすくリスクリワードを上げるため逆張りエントリーを検証しています。
値ごろ感で逆張りやナンピンを行わないように、手法をまとめてみました。
◯ロング手法
①下降トレンドラインをブレイク
②ブレイク後の戻りをフィボナッチ・リトレースメントで61.8%逆指値注文
・フィボナッチ・リトレースメントだけでなく下降トレンドライン延長のサポレジ反転やSMAが重なる位置がポイント
・フィボナッチ・リトレースメントだけを根拠にしない
・SMAは下位足の20SMA
③安値切り上げのロウソク足を確認後は順張り成行(38.2%までの位置が理想)
④ターゲットはフィボナッチ・エクステンション100%で分割決済。
・上位足の水平ラインに注意
・ロウソク足の勢いがあれば161.8%まで目指してもよい
・チャネルライン上限
⑤前回高値で下落後、サポレジ転換して上昇するなら成行
⑥リスクリワードは1.5以上が目標
※損切りはフィボナッチ・リトレースメント61.8%より逆行してロウソク足確定したら損切り
※損切りの逆指値は前回安値
◯ショート手法
①上昇トレンドラインをブレイク(作画していません)
②高値切り下げの戻り売りをフィボナッチ・リトレースメントで38.2〜61.8%に逆指値(下落は浅く一気に進むことがある)
③SMAと重なるか下の位置
④ターゲットはフィボナッチ・エクステンション100%
・上位足の水平ラインに注意
・チャネルライン下限
・損切りの位置は前回高値だとやや遠くなる
・ヨコヨコから落ちるパターンも多い
⑤ネックラインブレイク後の戻り売りもあり
※損切りはフィボナッチ・リトレースメント61.8%より逆行してロウソク足確定したら損切り
※損切りの逆指値は前回安値
◯メモ
●ダウ理論(トレンド判断)
●フィボナッチ(逆張りエントリーとターゲットの位置を設定)
●チャートパターン(トレンド転換)
●移動平均線(トレンド判断、サポレジ判断)
●トレンドライン(トレンド判断、サポレジ判断、逆張りエントリー)
●チャネルライン(トレンド判断、ターゲットの設定)
感情的に成行で注文しやすいため、基本を守って検証と実践を繰り返していきます。
ダウ理論にもとづくトレンドとは?今日のFXBTC BitFlyer 1時間足 を用いて
ダウ理論にもとづく「トレンド」を説明していきたいと思います。
トレンドという用語自体、ダウ理論の中の一つの用語を示しています。
よってここからは、"ダウ理論にもとづく「トレンド」"を"トレンド"と記載します
ダウ理論ではトレンドを以下のように定義しています。
---------------------------------
・ 上昇トレンド
次の主要な高値は前の主要な高値より高く、
次の主要な安値は前の主要な安値より高い。
・ 下落トレンド
次の主要な安値は前の主要な安値より低く、
次の主要な高値は前の主要な高値より低い。
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(トレンドの定義に際して参考とした書籍:投資の王道(日経BP社 著者:新井邦宏)
今回のケースでは
上昇トレンドの定義である
「次の主要な高値(オレンジ)は前の主要な高値より高く、
次の主要な安値(青)は前の主要な安値より高い」に当てはまっています。
よって上昇トレンドが発生していると言えます。
上昇トレンド時の主要な安値を結んだ線、
下落トレンド時の主要な高値を結んだ線は
トレンドラインと呼ばれます。
今回でいうと紫の線が該当します。
(なお今回は5月3日を境に2本のトレンドラインを引いています。
これは上昇トレンドがこの時点を境に加速していることを示しています。)
裏を返せば
次の主要な高値(オレンジ)が前の主要な高値より低かったり、
次の主要な安値(青)が前の主要な安値より低い場合には上昇トレンドに該当しません。
(右上のチャート)
なお、トレンドの定義にある、"主要な"高値、安値とはどのようなことをいみしているのでしょうか?
これは大きなヒゲが出た場合は、その高値、安値は例外として外して考えてもいいですよ、という意味です。
つまり、あまり厳密に考えず、 まずは安値、高値を見てトレンドを把握することが大事 、ということです。
今回はこれで終了しますが、
テクニカル分析の基礎から
しっかりと解説していきますので、よかったらまた見て下さいね^_^