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【EURUSD/ユーロドル】相場分析20201211 日足上昇5波発動/押し目は買い【サマリ】
ユーロドルは日足の上昇トレンド継続と捉えています。
このアイデアの投稿時点で日足の前回高値を更新。昨日12/10のECB金融政策発表明けとなる本日の欧州時間以降の動きを見て確度を高めたいですが、すでに4時間足では直近続いていた高値・安値切り下げを否定。
日足レベルの上昇波動5波目が発動したと考え、これ以降は押したら買いで引き続きロングを狙っていく戦略です。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足波動を更新しました。
大局では下降5波動に対する調整3波の形成途中にあります。
A波の終点である9/1高値を更新したので、C波の発動が確定になったと言えるでしょう。
このC波がどこまで上昇していくかの目処ですが、週足レベルで意識される節目として下降5波の起点となった2018年始めの高値1.24-1.245水準までを最大の上昇幅として見ておこうと考えています。
<週足チャート>
<中期足>
日足
現在の日足の上昇波をオレンジで示しています。
1波のFR1.618を超えた後一旦調整下落を挟み、その直近高値を再度超えてきていることから、3波、4波は確定して5波目が発動したのではという捉え方です。本日の日足ローソク足が上ヒゲで終わればシナリオが変わってきますが、4時間足を見る限りは上昇トレンド継続かなと見ています。
<日足チャート>
4時間足
12/4から高値・安値を切り下げる局面にありましたが、直近の高値(ピンク)を超えてきています。
ということで一旦は調整の下落トレンドは終了し、ここから再び4時間足レベルの上昇波が発動して日足の5波を形成していく展開になるのではないかという見立てです。
であればこれ以降の押し目は積極的に拾っていくロング狙いで行こうと思います。
<4時間チャート>
ユーロドルは踏ん張れるかに注目 OANDA:EURUSD
昨日のユーロドルは小動きながら底堅く、1.216付近まで上昇する動きとなりました。
時間足チャートを見ると、緩やかな下落基調が続いていましたが、直近では、高値を切り上げる動きとなっており、再度上昇基調に転じる可能性も考えられそうです。
ただし、昨日はECB理事会の結果を受けた変動ということもあり、本日も底堅い状態が続くかを見守りたいところです。
上値を探る動きとなった場合は直近のレジスタンス水準の1.2175付近を突破できるか、下押しの際は、安値を結んだラインや過去にサポートやレジスタンスとなった水準を守れるか等に注目しながら、方向感を探っていきたいです。
ユーロドルはECB理事会後の動きに要警戒OANDA:EURUSD
昨日のユーロドルは欧州時間以降に上値の重い推移となり、安値を結んだラインや今週の安値を切り下げるような動きとなり、1.206付近まで下押しとなりました。
時間足チャートを見ると、直近では下げ止まり感も出ていますが、緩やかな下落基調が続いており、本日もこの流れが続くかに注目したいところです。
反発の際は割り込んだトレンドラインの延長線や過去のサポート、レジスタンスの水準や高値を結んだライン等を突破できるか、下押しの際は昨日の安値水準を守れるか等に注目しながら、方向感を探っていきたいです。
だたし、本日は欧州時間にECB理事会、ラガルド総裁の会見が予定されており、内容次第では不安定な推移となることが想定されるため、注意が必要です。
【EURUSD】1.20超えは近い?EURUSDとドルインデックスの波動のリズムから考えてみる(2017年との類似性も)今回の投稿ではいつものトレードシナリオではなく、ユーロドルは1.20を超えて来るのかというテーマで考察をしてみたいと思います。
結論、超えて来るのではと見ています。その根拠をユーロドルとドルインデックスの波動のリズム、そして2017年との類似性との観点から考えてみます。
ユーロドルの最新状況
ユーロドルが先週金曜日の終値で9/1のローソク足実体の高値(1.19361)を更新しました。
下のチャートが最新のユーロドル日足チャートです。
ピンクの丸で示したように終値は1.19624と9/1の日足ローソク足実体を超えています。(9/1は上ヒゲで1.20到達し直後に反落)
波動分析
波動の観点(前回相場分析から更新)では、9月までの上昇5波に対する調整3波(オレンジの波動)が終了し、B波の高値を更新する形で新たな上昇波1波が出現。現在は上昇3波目を形成中と捉えています(赤の波動)。
エリオット波動理論では相場は推進波(今回はオレンジの上昇5波)と調整波を繰り返しながら形成されていくという原則を掲げていますが(そうならないケースももちろんある)、オレンジの波動で示したように、上昇5波、調整3波と来て、また上昇3波まで来ているとすれば、引き続き4-5波と上昇波動が形成されるという想定を置くことができます。
9/1の時点では上昇5波の終点で1.20に到達したのに対し、今回は3波目で到達しそうな局面に差し掛かっているというのが今の状況です。
では3波目で1.20超えて来るのかというと、一度反落する可能性を見ています。それは、
・欧州中央銀行(ECB)が過去に1.20水準に近づいたタイミングで発したユーロ高を牽制する発言
・12月のECB定例会合(確か12/10あたり予定?)で現在の金融政策を調整(より緩和する方向)する予定であると報道されていること
・そしてこの調整には"あらゆる手段を検討"とラガルドECB総裁自身が発言していることから、もしかしたらユーロ高に対する介入がありうるという市場の懸念
から1.20という高値では売りバイアスがかかるのではと見ているからです。
また、チャートの形状からも9/1に1.20で反落したことから、1.20を背にショートをするというラインができています。よって今回も1.20での抵抗を狙って売りを仕掛けてくる勢力が相当いるのではと思うのです。(僕もそのうちの一人です。)
以上から、3波目終了と共に1.20に到達(もしくは多少オーバーシュートする)してから一度反落。押し目を形成(4波)してから最後の上昇5波目で1.20を抜けて来るのではという見立てです。(相場の大好きな3という数字の表す通り、3度目のチャレンジでブレイク)
ECBが追加の緩和策(ユーロ安のバイアスがかかる)を発表しても、それに勝る圧倒的なドル安の力で1.20を超えていくでのはないかと見ています。(そうなればまたECBが動くのかもしれませんね)
年内から年明け早々のタイミングで1.20超えの動きとなるか要注目です。
ドルインデックス
次にドル単体の強弱を表すドルインデックスも見てみます。
ドルインデックスも9/1につけた安値ラインを日足レベルでブレイク。次の節目として2017年9月につけた安値水準を目指す可能性が高まった局面と言えます。
ドルインデックスでもやはり赤の波動で示したように下降3波動が見られます。3波目で2017年9月安値ラインに到達(この時点でユーロドルは1.20到達)。さすがに初回は反発することが見込まれ、戻りを形成して最後の下降5波目で2017年9月安値ラインをブレイクとともにユーロドルも1.20をブレイクというように、相関性の高いユーロドルとドルインデックスの双方の波動がシンクロしながら、推移していく可能性を見ています。
(ドルインデックスが9/1に安値のピークを迎えた時は下降5波の終点。今回は下降3波目でそのピークに再び到達しようという動きはユーロドルで見た波動の推移と同じであり、両者は波動の観点からもシンクロ性の高い動きと言えます。)
ドルインデックスの分析詳細は下記リンクを参照してください。
2017年との類似性
最後に2017年のユーロドルの状況も振り返ってみます。
2017年も今と同様に上昇トレンドから1.20をブレイクという似た状況が発生していました。当時と今では当然相場を取り巻く状況は異なるので、あくまでチャートの形状のみに基づく比較です。
ただ、チャートの形は面白いです。
以下のチャートはユーロドルの 2017年から2018年頭にかけての日足です。
同じように波動を見てみると、まず上昇5波がスタートし5波終点で1.20到達。
その後高値・安値を切り下げる形で調整3波(ABC)が始まり、調整波のB波高値を超える上昇の1波目が発動し、そこから5波上昇で1.245まで大きく上昇していくという動きです。
今のユーロドルの相場と非常に似ていますよね?
1.20を目指した波動の推移は全くと言っていいほど同じですし、調整3波から再度上昇1波目が出るところはそっくりです。
この時は2018年年明け早々に1.2(赤の水平線)をブレイク。そこから少し押して1週間後には1.20から上放れする大きな上昇波が形成されるという動きとなりました。こちらも3回目で完全に上抜けたパターンです。
歴史は繰り返すではありませんが、2017年と同じ動きを辿れば、今回も年内に1.20超えとなるかもしれませんね。
今回、波動という観点で色々考察をしてきましたが、普段波動に関心のない方、今まで見たこともなかったという方も、無秩序や複雑系と言われる相場の中にも一定のリズム(相場の呼吸みたいなもの)があることは感じていただけたのではないでしょうか。
波動は相場の裏にいる人間の期待や恐怖が現れたものだと、僕は思っています。相場は人間が動かしている以上、そこには感情が生まれます。それらがチャート上に浮かび上がってきて波動として認識されると思うのです。
僕の相場分析ではこのように波動を絡めた形で相場分析を発信しています。参考になったという方はぜひ他の投稿も見てみてください。
それでは残りわずかですが良い週末を!
Enjoy the remaining hours of your weekend!!
【EURUSD/ユーロドル】相場分析20201127 日足上昇5波を狙うロング戦略【サマリ】
ユーロドルは天井圏1.16〜1.94の範囲で日足レベルで高値・安値を緩やかに切り上げながら上昇トレンドを形成中。
昨日11/26に9/1の日足ローソク足実体の高値1.19361到達後、一旦下落に転じたものの、日足の波動の観点ではこの下落が押し目となり、上昇の5波動目が発動される可能性を見ることができる。
この日足レベルの上昇波動の5波動目を狙うロング戦略を考察する。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
週足レベルの波動推移として、下降5波からの調整3波を形成中と捉えています。
9/1までの上昇トレンドがA波。B波調整を経て、今後C波が発動して、9/1の高値1.20を超える波動が形成されるのではというイメージです。
<週足チャート>
<中期足>
日足
・前回の相場分析で解説の通り、天井圏(9月までの上昇トレンドから見た)での調整を終え、新しい上昇波動(赤の波動)を形成中の局面です。
・日足の波としては小さい波ですが、天井圏ということで上がれば売り圧力に晒されるためこのような形状になるのではと考えています。
・さて、9/1の日足実体の高値1.19361に約3ヶ月ぶりに到達して上ヒゲで終了。4時間足では陰線をつけはじめたことから、ここが3波頂点となって、これから押し目を形成しに行くのではと見ています。下げ止まって、再度上昇波を形成して5波目を狙うというのが今回の戦略です。
この後の動きをさらに4時間足で検討します。
<日足チャート>
4時間足(最上部チャート)
・日足で解説した上昇波動(赤の波動)の3波目までに該当する部分を4Hチャートに表示しています。
・4Hレベルで5-3-5波動と推移して来ていることが確認できます。
・4Hの直近上昇5波動終了を以って、一旦日足の3波までは終了。これから4Hレベルで調整3波(ABC)が形成されることで、日足の4波が押し目として形成されてくる動きとなるのではないかと見ています。
仮にそのような動きとなれば、4Hレベルで下げ止まって再度上昇転換して行く波動(緑の波動)を狙ってロングというシナリオです。
<4Hチャート>
ユーロドルも踏ん張れるかに注目 OANDA:EURUSD
昨日のユーロドルは底堅い推移が続き、1.193付近まで上昇する動きとなりましたが、欧州時間に下押しが強まり、1.1885付近まで下落する動きとなりました。その後はNY時間には反発し1.19台を回復する動きとなりましたが、1.192付近で伸び悩む動きとなっています。
時間足チャートを見ると、安値を結んだラインを割り込む動きとなっており、上昇の勢いが和らいでいるのが確認できます。
本日は昨日の高値水準を突破できるか、下押しの際は引き直したトレンドラインや昨日のサポート水準の1.1885付近を守れるか等に注目しながら、方向感を探っていきたいところです。
ユーロドルは上昇基調が続くかに注目 OANDA:EURUSD
昨日のユーロドルは底堅い状態が続き、直近の高値水準の1.192を突破し、1.193付近まで上昇する動きとなりました。
時間足チャートを見ると、徐々に上値詰まり感も出てきてはいるものの、上昇基調が続いており、本日もこの流れが続くかに注目したいところです。
昨日の高値の1.193付近を突破できるか、下押しの際は安値を結んだラインや直近のサポート水準を守れるか等に注目しながら、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。
また、本日は米国が感謝祭であるため、米国時間が近づくにつれ、徐々に閑散とした相場となることが想定されるため、注意が必要です。