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【EURUSD/ユーロドル】相場分析20201115 ロング戦略(日足上昇3波と4H上昇3波のフラクタル狙い)【サマリ】
先週の相場分析で触れた通り、1.19到達後反落したユーロドル。
その後1.17649付近で反発上昇して4Hレベルの直近高値を更新。
波動の観点では、この反発上昇が4Hレベルの上昇1波となり、押し目形成から上昇3波目発動という波動形成を伴って上昇していくことが期待できる場面です。
日足レベルの波動としては上昇3波目発動が考えられる局面にもあり、日足3波と4H3波がフラクタルになる局面を狙っていくという戦略です。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足は前回相場分析(下部リンク参照)と変更なしなので割愛します。
<中期足>
日足
上昇5波に対する調整3波(オレンジの波動)終了後、B波の高値をローソク足実体ベースで超えてきました。
同時にオレンジ破線で示した日足の戻り高値も更新し、日足レベルで上目線転換。
その後の下落が押し目形成となり、これからもっとも伸びる3波目の発動が期待できる局面です。(緑の波動イメージ)
実際に上昇が継続すれば、1.19抜け、9/1以来の1.20再チャレンジを迎える可能性が出てきます。
<日足チャート>
4時間足
1.19までの上昇で4Hレベルの上昇5波が終了。綺麗にABCの3波調整が決まり、そこから反発上昇してB波高値を少し上抜けたところです。
同時に4H戻り高値も更新したので4Hレベルでも上目線転換。買い圧力が強くなってくるであろう局面で、一度押し目を形成するのを待ち、3波目の発動を狙います。
※逆にC波の安値ラインを割ってくる動きを見せれば、再度4Hレベルでの下目線転換となり、ショートを狙っていきます。
<4Hチャート>
日足、4時間ともに波動が綺麗に形成されているので、うまく伸びてくれないかなという甘い期待を抱いて来週を迎えたいと思います。
残りわずかとなりましたが、最後まで良い週末を!
【PelicanFXの新理論FX】ユーロドル予想1サイクルを完成させ、昨日の動きは次の動きを模索する展開となっています。
直近の動きはダブルボトムとなって上昇し、三角持ち合いに近い形で推移しています。エリオット波動のカウント候補として「1」を割り込んでいるためこれがどのように作用するかがわからないところです。
上昇して斜め黒ラインを超えてくれば、赤枠ゾーンを意識した動きとなるかもしれません。
現状ではまだ下落の流れを切っていないため、もし上昇して1.18343を超えてくればトレンド転換となるため、下落してくる場合の上昇を抑えるための戻り高値になりえますし(下落するための上昇)、今後上昇していくための高値候補にもなりえます。
上昇するなら上昇継続を、下落するなら下落の動きが確定することを前提に考えていきたいところです。
【EURUSD/ユーロドル】相場分析20201108 まずは売り狙い。押してくれば買いを狙う2本立てシナリオ【サマリ】
ユーロドルは米国大統領選挙週のドル安の動きで1.9近くまで上昇。
まずはこの上昇がどこまで続くか注目ですが、次のシナリオとしては1.19または1.2まで上昇してきたら売り、下がってくればそこから買いを狙っていく、で待ちかまえようと考えています。
根拠としては二つ。
・日足で上目線転換していることから基本は上目線で買いを狙いたい
・ただし1.19や1.2という強力な節目まで上昇してきたことで、一度反落する可能性を売りで狙いたい
というものです。
以下、週足から4時間足の環境認識で詳しく考察します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
長期足でのシナリオは前回と変わっていません。前回の相場分析(下記リンク)を参照。
<中期足>
日足
コロナショックからの上昇相場における5波上昇(オレンジの波動)に対する調整3波(オレンジABC波動)の調整が一旦終了したと見ています。
それは、
1)もともとC波終点として、最大でA波のFR1.618までを想定していたものの、月足・週足の長期下降トレンドライン(赤の斜線)を割ることなく反発上昇した。
2)上記反発上昇の過程で日足の戻り高値を更新して上目線転換した。
という二つの要素を鑑み、ここから再度大きく下げてA波のFR1.618までの値幅を動いていく可能性は低いと捉えているからです。
むしろ2)で述べたように、日足レベルでの戻り高値更新から上目線転換を経たことで、下げてくれば買いを狙っていきたいところと見ています(緑の波動のイメージ)。
一方で、現在の価格水準は1.19近くまで上がってきているということを踏まえると、
・1.19は日足で見ても過去に上ヒゲをつけて抵抗されている
・さらにその上に控える1.20は9/1に到達して反落したポイントでもある
という状況を考えると、1.19または1.20まで上がってくればそこからの売りも狙っていきたいところです。
つまり、まずは売りのチャンスを狙い、下がってきたら、日足レベルでの上目線に乗じてロングを狙っていく構えで臨んで行こうと考えています。
売りに関しては、日足レベルで上目線の中売り向かっていく逆張りになるので、ドル安の流れが加速して一気に踏み上げられてしまわないように注意したいと思います。
<日足チャート>
4時間足(最上部チャート)
大まかなシナリオは日足で述べた通りですが、直近の動きを4Hで見てみます。
大統領選挙週である11/3からの急上昇で4Hレベルの上昇5波動(青の波動)が完成しているようにも見えるので、そろそろ落ち始めるのではないかと見ています。(すでに1波のFR2.618を超える水準まで上がっている)
もちろん大統領候補の勝利宣言がなされたことを受けて、このままガンガン上がり続けるという可能性もなくはないですが、調整の下げが入るタイミングを見計らいたいところ(それが1.19なのか、1.2なのか)。
日足で解説の通り下げ狙いは日足/4Hレベル双方で上目線の中の逆張りとなるので、あまり長期で保有するイメージではなく、下げ止まってからの反発上昇ロングを狙うのが本命という構えで臨みます。
4Hチャート
ユーロドルの為替予報 1.16は明日以降狙われる展開か!?さすがに小動きですね。
米大統領選にらみ、基本はレンジ継続です。
〇ドル円、ドル小高く「寄り付き安・大引け高」
〇週末大地震に見舞われたトルコの通貨リラ、対ドルで史上最安値更新
〇英ジョンソン首相、5日から約1か月の外出制限を表明
〇米国新型コロナ、10/30に一日の感染者数10万233人で世界最多更新
〇本日は米10月製造業PMI確報や同ISM製造業景況指数発表予定
先週末は、ブルームバーグによる「英EU通商交渉、英漁業水域での漁業権をEU側に割り当てる詳細をめぐり妥結案が浮上している」との報道が話題に。一方、米国では間近に迫った米大統領選をめぐる世論調査などをにらみ、一喜一憂する展開が続いています。
大地震に見舞われたトルコの通貨リラは災難続きですね。
以前買った時に、すぐ撤退しておいて良かったと安心してます。
材料的に注視されていたものは、「英国情勢」と「米国情勢」について。
前者は、材料的には大きく2つにわけられ、ひとつは前述した「EUとの通商交渉」になる。ブルームバーグが協議の進展を示唆するなか、ロイターも「自由貿易協定など将来関係をめぐり2日に協議を行い、週半ばごろまで続ける方針」だと報じていた。予断は許さないが、一筋の光明がうかがえはじめている気もしないではない。もうひとつは、「新型コロナ」をめぐる動きで、こちらはジョンソン首相が「5日から再び外出を制限する方針」を表明。期限はおよそ1ヵ月、12月2日とされるが、英紙タイムズは「来年まで延長される可能性もある」などと指摘している。
対して後者は、ロイターが、「米国の新型コロナウイルス感染者数が10月30日に累計900万人を突破」と報じたほか、一日の感染者も同じ10月30日に10万233人を記録し、「世界最多を更新した」ことが明らかになった。そうしたなか、米大統領選に関する報道がいくつも伝えられたが、なかでもアクシオスによる「トランプ氏、開票で先行している場合には、開票終了前に一方的に勝利宣言する可能性がある」などとした内容が思惑を呼んでいるので、その発言が出たときにチャート見ていたいなと思うところですが、何日間張り付いていれば良いのか?
と言うぐらい、郵便投票が多いので開票速度などのニュースとのにらめっこになりそうです。
3日の「米大統領選」そして「米議会選」が注視されている。
決定前後からはやや荒っぽい変動をたどる可能性を否定出来ないかもしれない。
一方、それとは別に、先で取り上げた「英国情勢」についても要注意。「EUとの通商交渉」進展を期待させる報道は明るい材料だが、反面でコロナの感染再拡大を受けた「ロックダウン導入」宣言もあり、こちらはネガティブな要因だ。また、後者である「新型コロナ」については英国に限らず、欧州全体を通しても別に注意を払いたい。
材料的に見た場合、中長期的には「米中の対立」やそれだけにとどまらない「中国情勢」、「北朝鮮情勢」、「英国情勢」、「イラン情勢」、「新型コロナウイルス再拡大とワクチン開発」、「米大統領選」、「トルコ情勢」--などが注視されている。
米国やカナダは1日から冬時間に移行しており、経済指標の発表時間がこれまでより1時間繰り下がるのでそこも調子を合わせて行かないと行けない。