翌週のFOMCや日銀政策決定会合を睨み、先週はドル円が137円台から142円目前まで上昇しています。先週の米株はナスはいまひとつでしたがダウがなんと10日続伸しています。 さて、いよいよFOMC、ECB、日銀会合と政策金利イベントの週となりました。 また、GAFAM決算も始まります。今週はアルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズなど多数の米企業の決算があります。 柔軟に対応できるよう、さまざまなケースを想定してトレードしたいと思います。 ■今週の主な予定 7/24(月)PMI 7/25(火)米消費者信頼感指数 7/26(水)FOMC 7/27(木)ECB、米実質GDP 7/28(金)日銀会合、米PCE ※決算はアルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズなど多数 --- TradingVi...
先週は注目のCPIそしてPPIなどインフレ指標が下振れし米株3指数は続伸、対してドル円は一時137円台まで下落しました。内田日銀副総裁がYCCの修正について「バランスをとって判断していきたい」と発言したことも円高に影響しています。 今週は先週の流れから米株上昇、ドル円下落となるのでしょうか? 来週のFOMCを控え、FRB高官のブラックアウト期間となります。 また、日銀金融政策決定会合も来週です。 今週は米小売売上高、日CPIといった指標が予定されているほか、連日、米企業決算が続きます。 ■今週の主な予定 7/17(月・海の日)日本休場、米NY連銀製造業景気指数 7/18(火)米小売売上高 7/19(水)ネットフリックス・テスラ決算 7/20(木)米新規失業保険申請件数、米企業決算 7/21(金)日CPI ※来週FOM...
7月です。 先週は金曜日の雇用統計をはじめ、重要指標が続きました。週を通して、米金利は上昇し日米株は下落、ドル円は144円台での上値が重い状態から、週末に向けて一気に142円台前半まで下落しています。 今週は7/12(水)の米CPI(6月消費者物価指数)が注目です。ブラックアウト期間突入前のFRB高官発言も連日予定されています。また、週後半からは米企業の決算も始まります。 ドル円は日米金利差を考えるとこれまで通りに145円より上を目指していく目線は間違っていないかと思われますが、「YCC修正観測による円買い」に要警戒です。しかも、シーズナルパターンでも7月は円高です。先週末から流れが変わった可能性も否定できません。 ■今週の主な予定 7/10(月)注目度の高い経済指標なし 7/11(火)注目度の高い経済指標なし 7/...
先週はECBフォーラムで日本と欧米の金融政策の違いがあらためて浮き彫りとなり円全面安が進行、ドル円は一時介入警戒レベルの145円をつけました。米株3指数と日経平均も上昇し、ナスダックは過去40年で最高パフォーマンスとなったようです。 7月初めとなる今週は半期初め、火曜日が米独立記念日で休場ですが、月曜ISM製造業に水曜FOMC議事録、木曜ISM非製造業にJOLS求人ほか、そして金曜の雇用統計と、連日重要イベントが続きます。 介入警戒レベルのドル円145円、上昇を続ける米株3指数に日経平均、引き続き警戒しつつも押し目を拾っていく作戦でしょうか。 ■今週の主な予定 7/3(月)ISM製造業 7/4(火)米独立記念日 7/5(水)FOMC議事録(6月14日15日開催分) 7/6(木)ADP雇用統計、ISM非製造、JOLTS求...
先週をざっくり振り返ると、月曜日ジューンティーンスで米休場、水曜日のパウエル議会証言はFOMCに沿った内容、木曜日のスイス・英国・トルコの中銀イベントはタカ、金曜日の各国PMIは低水準、となりました。相場は、米株は陰線、日経平均は大陰線となり、ドル円とビットコインの上昇は続きました。 そして週末はワグネルによるロシア内乱のニュースが入り、相場の波乱要因とも心配されましたが、週明けを待たずに一旦は解決したようです(今後のロシア・ウクライナの情勢には大きな影響を与えそうですが)。 今週の注目イベントは、第1四半期GDPやPCEデフレーターの他、パウエルFRB議長をはじめ各国中銀総裁が参加するECBフォーラム(26日-28日)が予定されています。 上昇を続けてきたものの先週反落した日米株は再び上昇するのでしょうか? 為替介入...
先週は、13日(火)米FOMC、14日(水)欧州ECB理事会、15日(金)日銀会合と、金融政策発表を消化しました。ビットコインと金はともかく、米株に日経平均、ドル円と大きく上昇した一週間でした。 今週はまず、月曜が米市場休み(※「奴隷解放記念日」最近できた休日)です。 FOMC明けの今週、大きな指標はありませんが、パウエルさん議会証言、ブラックアウト明けで連日FRB高官発言、英BOE政策金利、各国PMIなどが予定されています。 ドル円は142円目前です。株の上昇は続くのでしょうか? ■今週の主な予定 6/19(月)米休場 6/20(火)米住宅着工件数 6/21(水)パウエル議会証言(上院) 6/22(木)パウエル議会証言(下院)、スSNB政策金利、英BOE政策金利、トTCMB政策金利 6/23(金)独・欧・英・米PMI...
先週はFOMCと米CPI待ち、大きなイベント・指標はありませんでしたが、S&P500が直近安値から20%上昇するなど、米株が強気相場入りしたのではないか、とも。また、日経平均は9週連続の上昇しています。 ドル円は豪中銀やカナダ中銀の利上げに反応し、それなりに上下しました。 今週はいよいよ、13日(火)CPIに14日(水)FOMCです。6月金利据え置きでしょうか?あと16日(金)日銀金融政策決定会合も注目です(こちらも現状維持?)。FOMCまで下げて、日銀で持ち直す感じでイメージしている方も多いかもしれません。 ...
先週は、米債務問題解決、円安けん制3者会合、6月FOMCでの利上げ見送り観測、雇用統計ほかインフレ関連指標は軒並み改善、といったトピックがあり、米株3指数と日経平均は陽線となりました。ドル円は木曜138円台半ばまで下げ続けましたが金曜一気に139円台後半まで戻しました。 今週は、FRB高官もブラックアウト期間に入り、嵐の前の静けさ?...
先週は、債務上限問題への懸念より、エヌビディア決算好反応にAI熱狂が上回りました。S&P500とナス、日経平均、ドル円は陽線、ダウと金は陰線になっています。ナス、日経平均、ドル円が強いですね。ドル円は半年ぶりに140円中盤まで上昇しています。 そして、その債務上限問題ですが、ついに合意という報道が週末日曜日に入ってきました。イエレン氏が指摘する6/5までの解決が確定した訳ではありませんが、一応はポジティブに週明けを迎えることになりそうです。 ※なお28日19時現在、トルコの決戦投票はこれからです。 今週月曜は英米は休日休場です(米メモリアル・デー戦没者追悼記念日だそうです)。 今週は、金曜日の雇用統計まで注目指標も続きます。米株とドル円はこのまま上昇を続けるのでしょうか? ■今週の主な予定 5/29(月)英米祝日休場...
先週は、米株3指数、日経、米ドル、金利と陽線、金とビットコインは陰線でした。ドル円は年初来高値を更新、日経は30900台でバブル後高値となりましたが、金曜日に相場が一転リスクオフ漂う地合いとなったことが少し気がかりです。 今週はまず月曜日に債務上限問題に関しバイデン会見があるようなので少し注意。内容がどうであれ、債務上限問題はまだ少し揉めそうです。 注目指標は各国PMIが発表されるほか、米第1四半期GDP、米PCEデフレーターです。 今年は「バイ・イン・メイ」という言う人もいますが、今こそ「セル・イン・メイ」なのかなという気も? そして、ドル円はまだまだ上目線で大丈夫でしょうか? なお、来週イベント目白押しです。週明け29日米英他休場、JOLTS求人、ADP雇用統計、ISM製造業景況指数、雇用統計と続きます。 ■今...
先週注目の指標は、米CPI&PPIが弱く、ミシガンが上振れました。 ドル円は134.96円でスタート、米CPIやPPIの弱さを確認して133.74円までの下落しましたが、米ミシガン大学発表の期待インフレ率が上振れると135円中盤まで上昇し、135.70円でクローズしました。 米株はダウとS&P500は下げましたが、グロースのナスは上げました。 週を通して、ダウ・S&P500・金・ビットコインは下落、ナス・日経・ドル円・金利は上昇という結果でした。 今週のイベントは、5/16(火)米小売売上高、5/19(金)パウエルFRB議長発言が注目、そして引き続き地銀関連、さらには米債務上限問題のヘッドラインに要注意です。 また、日曜日に行われるトルコ大統領選の結果で週明けトルコリラの急騰・急落があるかもしれません。金曜からはG...
日本はゴールデンウイークでしたが、先週FOMCに雇用統計と重要イベント(どちらも予想通りの内容)が続きました。 ドル円は先々週末の133円台半ばから先週火曜日までに138円に近くずくところまで上昇しましたが、その後金曜日までに133円台半ばまで全戻し、134円台後半で週末を迎えています。米株は銀行懸念などで木曜日まで下落しましたが、金曜日に大きく反発しました。 さて、今週の重要指標は、CPI(消費者物価指数)です。また、米企業の決算も続いています。引き続き、米地銀問題、債務上限問題、地政学リスクも懸念材料です。 今のところ「セル・イン・メイ」とまでは言えない雰囲気ですが、今週からどうなるでしょうか? ■今週の主な予定 5/8(月)注目度の高い経済指標なし、英休場 5/9(火)注目度の高い経済指標なし 5/10(水)...
先週は、銀行懸念が残っているものの、ハイテク企業の好決算で米株は上昇しました。また、注目の植田日銀のスタートでしたが、YCC撤廃のサプライズはなく緩和継続で136円台前半まで円安となりました。 今週は、日本ではゴールデンウイークですが、米FOMC、ECB理事会、米雇用統計などビッグイベントが続きます。さて?! ■今週の主な予定 5/1(月)ISM製造業 5/2(火)JOLTS求人 5/3(水)FOMC...
先週は、米企業の決算を睨みながらも小動き、3指数とも陰線となりました(ゴールドとビットコインも陰線です)。ドル円は133円半ばから一時135円、週末は134円前後の位置でした。後からチャートを見返すと、日経買ってビットコインを売っておけばよかったかもしれません。 今週は4月末、注目イベントは日銀金融政策決定会合、米PCEデフレーターなどがあります。米企業の決算も注目企業が続きます。そろそろセル・イン・メイ、決算内容も悪い方に反応が強かったりするのでしょうか? なお、先ほど日銀に関し、「長期的な視点から金融緩和策の点検/検証を実施へ」というニュースが入ってきました。金曜日はますます警戒です。 ■今週の主な予定 4/24(月)注目度の高い経済指標なし 4/25(火)消費者信頼感指数、アルファベット・マイクロソフト決算 4/...
先週の米株は、CPI・PPIの想定下振れで上下しながらも総じて上昇しました。 ドル円は、日銀新総裁就任後133円台後半まで上昇し、その後上下しながらも週末133円台後半まで戻しています。 今週は、アメリカの経済指標は小粒ですが、米企業決算発表シーズンが本格化します。 また、FRB高官の発言が多数あります(来週からブラックアウト期間)。 3月後半からの流れは、米株とドル円だけではなく、ゴールドもビットコインも上昇を続けています(ゴールドは金曜日に大きく下げましたが…)。 米企業の決算を睨みながら、市場のリスクオンは続くのでしょうか? ■今週の主な予定 4/17(月)NY連銀製造業景気指数 4/18(火)ゴールドマンサックス・ネットフリックス決算 4/19(水)モルガンスタンレー・テスラ決算 4/20(木)FRB高官の発言...
先週はOPECプラス減産サプライズでスタートし、前半はISMやJOLTS、ADP雇用統計でネガティブサプライズが続いて市場心理は悪化していました。しかし、金曜日の雇用統計が悪くなかったことで追加利上げ観測が再燃し、米株も少し上昇、ドル円は一時132円台となっています。 今週の週明け月曜日は、イースターで日本と米国を除く多くの市場がお休みです。今週は、日銀新体制開始、CPI(消費者物価指数)にPPI(生産者物価指数)、FOMC議事録、小売売上高、そして米企業決算発表シーズン開始と、注目材料が目白押しです。 ■今週の主な予定 4/10(月)注目度の高い経済指標なし 4/11(火)注目度の高い経済指標なし 4/12(水)消費者物価指数(CPI)、FOMC議事録公表(3月21日・22日開催分) 4/13(木)生産者物価指数(PP...
先週は金融システム不安が和らぎリスクオフの巻き戻しから、米株が上昇しました。ナスダックは13000台を突破し年初来高値更新です(なお、金とビットコインも上昇しています)。ドル円も先々週130ドルを割り込んだところから先週は一時133円を超え、現在132円台後半です。 今週は、ISMに雇用統計と大きな指標もあります。ただ雇用統計の金曜日はグッドフライデーでアメリカを始め主要国が休場(イースター休暇入りで翌月曜日まで休場)です。どういった動きになるでしょうか? 4月はシーズナルパターン通り、米株上昇となるでしょうか? ■今週の主な予定 4/3(月)米ISM製造業 4/4(火)米JOLTS求人 4/5(水)米ISM非製造業、米ADP雇用統計 4/7(金)米雇用統計 ※4/7(金)はグッドフライデーで主要国が休場、イースター休...
先週、月曜日はクレディスイスの問題がなんとか解決して始まり、FOMCは予想通り25bp利上げで通過しました。その間、イエレンさん発言で金融システムへの不安が和らいだり、膨らんだりしながら、結局週間では米株陽線となりました。また、金利とドルは下落、金とビットコインは上昇しました。 今週の注目指標は米第4四半期GDPと米PCE、大きな指標はありませんが、月末・期末・年度末要因、そして引き続き金融システム不安のヘッドラインに注意といったところでしょうか。木曜日にはイエレンさん発言もありますね。 ※そして来週は、ISMと雇用統計です。 ■今週の主な予定 3/27(月)注目度の高い経済指標無し 3/28(火)消費者信頼感指数 3/29(水)中古住宅販売成約指数 3/30(木)第4四半期GDP、イエレン発言 3/31(金)PCE、ミ...