地政学はテクノロジーの飛躍を後押しできるか?ナスダック指数は最近、顕著な上昇を記録した。その主な要因は、イスラエルとイランの間の緊張が予想外に緩和したことにある。週末に米軍がイランの核施設を攻撃したとの報道が流れ、市場は月曜日に大きな変動を覚悟していた。しかし、イランは冷静な対応を見せ、カタールの米軍基地にミサイルを発射したものの、死傷者や被害はほぼ発生しなかった。これは紛争の拡大を避ける明確な意図と受け止められた。この状況下で、トランプ大統領はTruth Socialを通じて「完全かつ全面的な停戦」を発表し、ナスダックを含む米国株先物は急上昇した。地政学的対立から和平へと移行したこの変化は、投資家のリスク認識を根本的に変え、世界市場を圧迫していた懸念を和らげた。
この地政学的安定は、特にテクノロジーや成長株に重点を置くナスダックにとって有利に働いた。これらの企業はグローバルなサプライチェーンや安定した国際市場に依存しており、不確実性の低い環境で成長を遂げる。商品価格の変動に左右される業種とは異なり、テック企業はイノベーション、データ、ソフトウェア資産に価値を置いており、緊張が緩和されると地政学的リスクの影響を受けにくくなる。今回の緊張緩和は、成長企業への投資家の信頼を高めるだけでなく、将来の金融政策に関するFRBへの圧力を軽減する可能性があり、これは高成長テック企業の資金調達コストや企業評価に大きな影響を与える。
地政学的リスクの緩和以外にも、市場の動向を左右する重要な要素が存在する。FRB議長ジェローム・パウエルは下院金融サービス委員会での証言を控えており、金融政策に関する発言が投資家の注目を集めている。特に2025年の利下げの可能性が議論される中、彼の発言から金利動向の手がかりを探る動きが強まっている。また、クルーズ大手のCarnival(CCL)、物流企業のFedEx(FDX)、ソフトウェアセキュリティのBlackBerry(BB)など、主要企業の決算発表も予定されており、消費支出、物流、ソフトウェアセキュリティなどの分野の現状を示す重要な指標となる。これらの結果は、ナスダックのパフォーマンスに直接影響を与えるだろう。
Ndx!
NASDAQは買われ過ぎ、ITバブル崩壊時に匹敵。暴落が来る予感・・・そのままですがNASDAQ買われ過ぎ、ITバブル崩壊を超えてるレベル(;'∀')
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↑SF連銀総裁がうっかり口を滑らせていましたね
「政策金利を漸進的に調整し、前回のサイクルよりも早急にバランスシート縮小に移ることが望ましい」と指摘。その上で、「同時に行うことは支持しない」とし、「1回か2回利上げ」した後に「バランスシートを調整することが考えられる」と述べた。
!!
ということは・・・
FOMC 3月 利上げ開始
FOMC 5月 利上げ2回目
FOMC 6月14日、15日 → この後でQT実施ってことですね!!
しっかり準備して暴落時に買いまくれる体制を準備したいと思います!
# 投資は自己責任・自己判断でお願いします。
米国株価指数は史上最高値更新だが日経平均株価は?貯蓄や博打が好きでも投資は嫌い?税制優遇制度が少ないから? RCI分析平成元年1989年
世界時価総額ランキング
上位50位に日本が32社
平成31年の2019年では
日本企業はトヨタ自動車の1社のみ
国内総生産、名目GDPや実質GDPを調べてみると
アメリカや中国の成長はずば抜けていることがよく分かる
日本は失われた20年どころか失われた30年という状態
日経平均株価の史上最高値は
平成元年、1989年12月29日の
終値3万8,915円87銭、取引時間中の高値は3万8,957円44銭
2021年現在、史上最高値を超えることなく、3万円以下で推移しています
ダウ平均株価は30年間で10倍になりました
(40年で30倍)
平均すると年間+8%程度の上昇
貯蓄や博打が好きでも投資は嫌いというのが日本です
「家計の金融資産構成比」など検索して見ると
日本の投資嫌いが浮き彫りになります
海外と比べると日本は全く投資していません
(リーマンショック後の打たれ弱さ、
政権交代が何度も続き株価が低迷していた頃を見るとレンジ相場、
ヨコヨコ相場で仕込み買いするには勇気がいりますね 積立投資をしていた方は大勝利です)
福利厚生が充実し、終身雇用制度が成り立っていれば投資しなくても生きていけたのです
出世で給料が上がっていけば問題ありません
(会社が倒産したり業績不振でクビになってようやく有り難みに気がつくことになります)
しかしインフレで相対的に資産が目減りするというのが資本主義、自由経済主義です
毎年数%程度はインフレしていくのだから数%程度は上昇するものに投資、
現金・預金を割いて株式、投資信託、出資金、保険・年金などの比率を上げておくべきでした
NISA、少額投資非課税制度といった税制優遇ができて
ようやく、欧州にほんの少しだけ、追いついてきました
海外にはTFSA、RRSP、RESPsといった税制優遇制度、税制適格制度がまだまだ多くあります
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本題に入ります
日経平均株価と米国の株価指数との比較チャート 1日足チャート 2020年~2022年
日経平均株価NI225(JP225) ダウ平均株価(DJI) ナスダック100指数(NDX) S&P500指数(SPX)
日経平均株価 1日足チャートのみ
RCIインジケーターを見てみると
緑点灯で押し目買い(逆張り買い)できることがよく分かります(赤点灯で逆張り売り、利確)
100日移動平均線SMAや200日移動平均線SMAは長期サポートラインとして有効です
割っていることに驚きです 弱すぎですね ナスダック、SP500、ダウ平均株価が強すぎるだけかもしれませんが
大暴落時は20日移動平均線(21日線 25日線)に支えられてから買ったほうが安全です
コロナショックでの大暴落時でも20日線に支えられてからかっても十分上昇に乗れました
75日移動平均線SMAもトレンド転換線として効いていますね 25日線・50日線・75日線EMAも表示しておくと便利です
どちらにせよ移動平均線上抜けは買い(上抜けて支えられたら買い増し)、
下抜けは売り(下抜けて復帰できない場合は戻り売り)などルールを定めると安定します
金融緩和で楽観相場です(テーパリングでようやく金融緩和縮小)
米国の投資家ジョン・テンプルトン(1912年~2008年)は
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という格言を残しています