【プラチナ】【Rゴム】ダブルエントリー中国ロックダウン解除
本日から中国のロックダウンがようやく解除されました。
と同時に自動車関連のプラチナとRゴムが大きく跳ね上がりました。
5月に入ってからのプラチナと言えば、上がって上がって下がる、下がって下がって上がる、というトレンドフォロー派には地獄のような波動となっていましたが、ついに上にブレイクした感じです。
昨日のエントリーで「VIXロング」「ダウショート」と投稿している以上、本日のISM製造業景況指数、週末の雇用統計には悲観的で、感情的には「暴落してくれないかな」と思っています。
そんな中、プラチナ、Rゴムという産業系コモディティをロングするのは勇気がいりますが、原油の歴史的上昇相場の号砲は「ファイザーのワクチン」1発だった。
プラチナ、Rゴムの号砲は「ロックダウン解除」である可能性は低くないはず。
仮に上昇確率が10%でも、その後原油のような上昇軌道を描けば十分ペイできるし、仮に90%の確率で下げるにしても、既に下を試している以上(下がっても876$)マイナスの幅は限られているので、総合的な期待値はプラスでしょう。
エッジはある。
昨日の「VIXロング」「ダウショート」同様、タイミングとしては明らかにフライングだが、久々に相場の流れを変えかねないニュースと心中してみる。
TPL
【大阪金】 祭りの開幕小次郎講師のミライ型移動平均線大循環分析によると、
現在、
・大阪金(TGD)、大阪白金(TPL)、Rゴム(TRB)、東商原油(TCL)
の4銘柄が 『P1S1戦略』 に該当します。
一言で言って「長期上昇トレンドに入った」ということです。
そして、
・大阪銀(TSI)は4月4日に
『P1S1』 に突入します。
図らずも、銀が『P1S1』に突入する日はロシアがデフォルトする予定の日(国債の元本20億ドルの支払いの日)と被りますね。
①大阪金(TGD)、大阪銀(TSI)、大阪白金(TPL)、Rゴム(TRB)、東商原油(TCL)すべてが『P1S1』
②ほぼすべての銘柄の3本の移動平均線、3本のMACD線が上向き
③極めつけは、ご存知ドル円の『P1S1』状態
ドル建てのコモディティにとって「祭り」以外に表現できないこの状態は、私の生きてる間ではたぶん最後の機会でしょう。
この状態でロングポジション取らなかったら、なんのために投資をしているのかわかりません。
ハイリスクは承知の上。
全ポジション、フルフルで整えました。
もうMACD線が暗く落ちるまで、ただひたすらホールドです。
【真・コモディティ無双】祭りは近い今年、コモディティが熱いことになるのは、多くの方が指摘していることです。
たしかに、普通に考えればそういうことになるわけで、今立てられている問いは、
Q. トレンドになるか否か?
ではなく、
Q. いつ号砲が鳴るのか?
です。
ウクライナうんぬんはフェイク号砲でしょう。
昨晩のFOMCは、真の号砲になる可能性があったし、今や可能性ではなく、3月17日3時30分に明らかに流れが変わりました。
さきほどNY金もダウントレンドの壁をぶち破りました。
「あの晩のパウエルさんの問答が号砲であった」と2年後に語っている可能性、対して、勢いが続かずコモディティ全体がダウントレンドに入る可能性。
10対1くらいの確率で前者が優位な状況に見えます。
ややフライング気味に、金、銀、白金はエントリー。
掲示しているのは15分足ですが、日足でMACDがクロスするあたりで本格的にポジションを作ります。
プラチナのアップサイドリスクとダウンサイドリスク白金の投機筋の動き
NY白金におけるCommercialsの動きを見てみると(インジケータ、COT)、NY白金が868ドル付近になると売りのポジションを手仕舞っていることがわかります。
つまり、868ドル付近が生産のコストなので(と推測されるので)、これより下にはいかないから、と売りのポジションを手仕舞うわけです。
白金のダウンサイドリスク
つまり、868ドル付近で白金を買えれば、そのあと大幅に白金が下がるリスクは低いと考えられます。
仮に生産コスト割れしているなら、誰も頑張って白金を採掘しないわけですから、需給の法則で上がるでしょうし。
とはいえ、868ドルを割ってもさらに下がったことがあります。
2018年6月から2019年4月あたりです。
ただ、このときの最安値でも757ドルです。
現在の価格910ドルから153ドル下です。
白金のアップサイドリスク
しかし、どうでしょう。
ここまでPPI、CPIが上がっている状態、つまり生産コストが必然的に上がっている状態で、QE前の生産コスト以上になっていると考えるのが自然ではないでしょうか。
インフレ&オミクロンが大したことがなく経済が復活しているのであれば、上にいく可能性のほうが高いと考えます。
最近の最高値は2021年2月の1348ドルです。
現在の価格910ドルから438ドル上です。
エッジ
投資というのは、結局「エッジ(優位性)」を利用して勝っていくものと言われています。
もちろん、明日から白金が下がる可能性はまったく否定できません。
ただ、アップサイドが438ドル計算でき、ダウンサイドは153ドルと推測される。
こんなエッジが効いた状態で買わなかったらいつ買うんだ、という話です。
ロング。
868ドルまで下がったらさらに買い増しのロング。
「SILVER, お前もか!」原油(TCL)が一目均衡表でいう『三役好転』を果たしたのは2020年11月24日。
そこから約1年間、無双状態だ。
そして、2021年10月11日大阪金(TGD)と大阪Rゴム(TRB)が三役好転。
※ちなみにこの日NY銅も三役好転。
遅れて大阪白金(TPL)が2021年10月15日に三役好転。
そして、今日大阪銀(TSI)が三役好転した。
※ちなみにNY銀も本日三役好転。
グレートローテーション or NOT
NY銅,TRB,TPL,TSIの三役好転は、その意味するところが特に重要と考える。
なぜなら、この4商品は産業用商品の顔を持つからだ。
そして、半導体不足、中国経済の鈍化などで、ファンダメンタルズだけを見ればこれら産業用商品が上がる理由などほとんどない。
それなのに、この上昇パワーだ。
私自身、投資歴が長いとは言えないが、この下から得体の知れないものが突き上げてくる浮遊感は初めて経験する。
いや、投資経験は関係ないのかもしれない。
日本はもちろんのこと、世界は20年以上デフレだったのだ。つまり、20年間、バフェットだろうと、ジョージ・ソロスだろうと、インフレの浮遊感など味わってはいない。
私は今日、日本の商品取引で流動性の担保のあるTGD,TPL,TRB,TCLに関してはすべてロングポジションを取った。
つまり、4指標がすべて暴落したら大やけどを負うことになる。
しかし、大やけどなんて恐れてどうする。
20年に1度の大変革期の可能性がありありと見えてきた今、それでも勝負にいかないことの方が私はよっぽど恐い。
白金は流れが変わったか。2021年9月20日の週と、9月27日の週は、白金に対する、大口ファンドの「売り」「買い」と買いのネットがマイナスになった(売りの方が多くなった)週であった。
それ以前にマイナスになったのは、2018年6月25日〜2018年9月24日と、2019年2月18日〜2月25日のみで、それ以前となると2004年7月19日(!)。
つまり、17年間で3回しかない白金嫌われウィークだったことになる。
そして、ネットがプラ転した後は、たいていの場合がその後白金の値は上げている。
理由はわからない。半導体は足りていないし、中国の指標も良くない。
けど、そんなのは関係ない。
インフレ警戒なのか、白金の借り入れに6%の金利がつく異常事態が引き起こしたのか、なんにしろ、白金の流れは変わったのだ。
日足ベースではない。週足ベースで変わったのだと考えると、2月15日週の$1300は試しにいくものと思われる。
ロング。