業績をフォローして、企業の決算発表時期を知る方法決算シーズンが進行中であり、AppleやMicrosoft、Amazon、Visa、Shopifyなど世界最大の企業のいくつかが今週発表を行います。これは業績をフォローすることがいかに簡単であるかを思い出すのに最適な時間です。あなたがトレーダーや投資家であれば、知らなかった発表に油断して巻き込まれたくないですよね。事前に準備をされたいはずです。このガイドではその方法をご紹介します。
TradingViewの業績カレンダー( リンク )には、本日、明日、今週、来週に発表予定の企業が表示されます。それらの発表を時価総額、収益予想、EPSの予測との差などのフォンダメンタル要素で並び替える事もできます。業績カレンダーは、いつどの企業が収益を発表するかをチェックするための最速の方法の一つです。
ヒント: ページが後でわからなくならないないように、業績カレンダーをブックマークしましょう -( リンク )。
企業の決算発表をフォローするもう一つの便利なツールは、チャート上に表示される収益の (E) アイコンを確認する事です。これを表示するには、チャート設定に移動して、イベントを選択して、「チャート上に収益を表示」のチェックボックスをオンにします。この例のチャートはAppleで、それぞれのEアイコンは四半期決算を表しています。さらに、Eアイコンの上にカーソルを合わせてクリックすると、特定の決算で予測を上回ったのか、下回ったのかを確認する事ができます。
ヒント: 決算報告やその前後にトリガーされる独自のカスタムアラートを作成しましょう。アラートマネージャーを開いて、新しいアラートの作成するだけです。
決算のトップラインとボトムラインは重要ですが、それらだけでは全体像を伝えることができない場合があります。ガイダンスや経営陣のコメント、新製品のリリースなど考慮すべき点は他にもあります。企業が決算を発表する時、その特定企業のニュースをフォローすることが役に立つ場合があります。これを行うには、右側のメニューの新聞のアイコンをクリックします。これは、企業決算の前後に最新のニュースにアクセスして、より多くの洞察と情報を入手する方法です。
最後のアドバイスは、新しい 専用 の業績ページです。ここでは他のトレーダーや投資家によって公開やタグ付けされた業績に関連する興味深い市場イベントについてのアイデアを見つけることができます。このページを使用して、業績関連のアイデアとしてタグ付けされたすべての新しいアイデア、投稿者、スクリプト、教育的なコンセプトを見つけることができます。
ご覧いただきありがとうございます。決算シーズンが始まり多くの企業が発表する中で、この記事がより多くの情報を得るためのお役に立てましたら幸いです。ご質問やフィードバックがございましたら、以下のコメント欄にご記入ください。TradingViewのメンバーとなっていただきありがとうございます!
TradingViewのTips
グラデーション背景のチャートを作成する方法最近、背景がグラデーションのチャートを作成できるようになりました。つまり、2つの色を組み合わせて、見栄えの良い、独自のチャートを作成する事ができます。この例では、水色と白を組み合わせて、見やすい背景を作成しています。
ご利用されるには、以下の方法をお試しください:
ステップ 1 - チャート設定を開きます
ステップ 2 - 設定ウィンドウで、外観タブをクリックします
ステップ 3 - 背景の設定をグラデーションに変更します
ステップ 4 - 任意の2色を選択します
この例のチャートでは、月足のローソク足でIPO以降のAppleの価格を示しています。各ローソク足は、1ヶ月の取引を示しています。9年前の今日、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなったため、Appleを使用することにしました。Appleはテクノロジー業界を大きく変え、特に長期投資の技術は素晴らしいものでした。このチャートを見ることで、製品のリリースや金融イベントなど、1980年のIPOにさかのぼるAppleの価格の履歴を知ることができます。またこのチャートは、新しいグラデーションのチャート背景で表示されています。
このチュートリアルをお読み頂きありがとうございました。チャートの新しいグラデーション機能をお楽しみください。ご質問やコメントは下記にお願い致します。チームが全力でフォローし、お手伝いさせていただきます。
チャートのローソク足パターンを即座に見つける方法アップルのチャートを作成して、特定のローソク足の形状を自動的に見つける新しい方法であるローソク足パターンに加えた更新をご紹介します。簡単で高速です。Bearish Engulfing candle (弱気の抱き線) から Shooting Star top (流れ星天井) までほぼすべてのローソク足パターンを検出する事ができます。
ご利用されるには、はじめに「インジケーター&ストラテジー」のメニューを開いて、その中の「ローソク足パターン」のタブをクリックし、ご利用されたいパターンを選択します。ローソク足パターンが自動的に検索されると特別なラベルがチャートに表示されます: 強気の場合には青、弱気の場合は赤、強気と弱気の双方のシグナルの場合には灰色です。ラベルの上にカーソルを合わせると、特定のローソク足の形状についての詳細を確認する事ができます。
この例で作成したチャートは、6月上旬以降のアップルで、それぞれ赤と灰色のラベルマーカーで示される Bearish Engulfing candle (弱気の抱き線) と Doji (同時線) が表示されています。アップルは年初来で50%以上上昇しています。しかしごく最近、巨大な弱気の抱き線が発生しました。矢印でチャート上のその場所を強調表示しています。これは潜在的な弱気のサインであり、センチメントと価格の動きが一気に下落に転じました。そのローソク足が形成された以降、アップルは約15%下落しています。ただし重要な点は、すべての弱気の抱き線が必ずしも長期的な売り払いに繋がるわけではないという事です。実際、他の3つの抱き線の発生時には、アップルは引き続き上昇を続けています。今回はどうでしょうか?それは時が教えてくれるでしょう。
またアラートを作成する事で、このローソク足がアップルに与える影響を追跡する事もできます。そうです – ローソク足パターンは、アラートシステムとも連動します。ローソク足パターンがチャートに出現する度に毎回通知を受け取りたい場合には、アラートを作成して携帯端末やデスクトップに通知する事やEメールで配信する事ができます。
頂いたフィードバックにも耳を傾けてきました。本日ローソク足パターンのメニューに17の新たなインジケーターが追加されています。
• Dark Cloud Cover (かぶせ線) と Piercing (切り込み線)
• Morning Doji Star (三川明けの明星) と Evening Doji Star (三川宵の明星)
• (強気と弱気の) Harami Cross (はらみ寄せ線)
• Tweezer Bottom (毛抜き底) と Tweezer Top (毛抜き天井)
• Rising Three Methods (上げ三法) と Falling Three Methods (下げ三法)
• Rising Window (窓開け上昇) と Falling Window (窓開け下落)
• On Neck (あて首線)
• Upside Tasuki Gap (上放れタスキ線) と Downside Tasuki Gap (下放れタスキ線)
• (強気と弱気の) Doji Star (寄り引き同時線)
これらすべてのインジケーターは、公式のスクリプト言語であるPineで書かれています。アルゴリズムについてより深く理解されたい場合や、特定の設定に合わせてご自身で独自に構成、カスタマイズされたい場合には、インジケーターのソースコードを開いて、変更をお試しください。
このローソク足パターンについてのチュートリアルがお役に立てば幸いです。ご質問やコメントがございましたら、以下にメッセージを残してください。この投稿をお楽しみいただけましたら、いいねを押してください。
個別株のファンダメンタルチャートを描画/作成する方法ファンダメンタルチャートを描画し、トレンドラインやレンジ、矢印、テキストなどを活用して他のチャートと同じレベルの分析を実行できます。長期投資を行われる方や、個々の企業をより深く掘り下げたいとお考えの投資家の方にとって、これはご自身のプロセスに追加する価値のある効果的な戦略かもしれません。
始めるのは簡単です。最初にすべきことは、分析されたい企業のチャートを開くことです。検索ボックスに企業名もしくはシンボルを入力します。次にチャート上部の「ファンダメンタル」ボタンまたは棒グラフ 📊 の アイコンをクリックします。最後に分析したいファンダメンタル指標を選択します。
これで関心のある企業のファンダメンタル指標を選択した状態となりましたので、描画を開始する事ができます。描画ツールを選択し、通常の価格チャートの場合と同様に、企業の財務状態を分析して下さい。この例では、MicrosoftのPSR(株価売上高倍率)のチャートを表示しています。PSRは、投資家がマイクロソフトの収益に1ドルを支払う意思があるかを示しており、PSRが30の場合、投資家は1ドルの収益ごとに30ドルを支払うことを意味します。このチャートにテキストを追加し、Microsoftの価値の推移について興味深いタイミングを強調しています。あなたには何が見えますか?
この端的な記事をご活用いただき、ファンダメンタル指標とそれに対する描画の作成を開始していただけますと幸いです。またより上級者の方は、ファンダメンタルデータを使用してPineスクリプトを作成される事も可能です。
TradingViewのコミュニティに参加して頂きありがとうございます!こちらでファンダメンタル分析をお楽しみください。
チャートを反転させる方法ALT + I を押すとチャートが反転します。Macの場合は、⌥ + I です。このショートカットは、ご覧のチャートを瞬時に上下逆に反転します。チャートを反転させる事で、価格とトレンドについて独自の異なる視点を得ることができます。
このアイデアでは、2つのAmazonの日足チャートを並べて表示しています。左側のチャートは上下に反転したもので、右側のチャートは変更していないチャートです。これらの2つのチャート(1つは反転したもの、もう1つは通常のもの)を比較することは、視点のトレーニングです。ご自身の中で確認してみてください、これら2つは依然として同じトレンドに見えますか?もしくはこれまでとは異なるものが見えるようになり、視点が変わりましたか?
これについてこの様に考える事もできます: 左のチャートを見て、押し目買いのチャンスで「買い」と判断される場合、これは右の通常のチャートで売る事を意味します。チャートを反転させることにより、トレンドと価格アクションについてご自分の中で確認する事ができ、これは判断がご自身の中で明確で無い場合に特に役立ちます。チャートを上下に反転して、ご自身に同じ質問を尋ねて、判断が正しいかを確認してみてください。
このヒントがお役に立てば幸いです。フィードバックやご見解、コメントをお待ちしております。TradingViewのコミュニティに参加して頂きありがとうございます!