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7人の侍とスプレッドボリンジャー
先週は日経平均株価が史上最高値を更新しましたが、それに先立ち某外資系証券会社が日本の株式市場を牽引する7銘柄を発表しました。皆さんもご存じのことと思いますが、米国株を代表する7銘柄「マグニフィセント・セブン(荒野の7人)」の日本版に当たるそうで、その7銘柄の名称は「7人の侍」!! 具体的な銘柄は、半導体関連銘柄から4銘柄(SCREENホールディングス(7735)、アドバンテスト(6857)、ディスコ(6146)、東京エレクトロン(8035))、その他には、トヨタ自動車(7203)、SUBARU(7270)、三菱商事(8058)の大手3社。
※ちなみに、米マグニフィセント・セブンは「GAFAM」5社に加え、電気自動車大手テスラ、半導体大手エヌビディア。
そこで、今回は、「7人の侍」についてスプレッドボリンジャーを使った検証結果をご紹介します。
今回も代表的な米株指数を取引銘柄との比較指標に使います。スプレッドボリンジャー戦略は逆張り、比較する米株指数に対して日本株が割安になったところで買います。この考え方は前回までの投稿のとおり。
結果ですが、「7人の侍」全ての成績を示します。なお、評価はプロフィットファクターで行います。
※プロフィットファクターについては前回の投稿をご覧ください!
<プロフィットファクターで見た7人の侍の成績>
■SCREENホールディングス(7735):1.691
■アドバンテスト(6857):1.676
■ディスコ(6146):1.722
■東京エレクトロン(8035)1.367
■トヨタ自動車(7203):1.793
■SUBARU(7270):1.357
■三菱商事(8058):1.161
一応、全銘柄でプラスの成績。成績が抜けた銘柄はありませんでしたが、全体的に安定した成果が出ているようです。そして、今回の米株価指数以外にも比較銘柄候補が浮かびます。毎度述べていますが、日本株と米国株は密接な結びつきがありますので、皆さんも色々と考えてみてください。今回の結果も米国株、日本株が上昇相場であることも後押ししているでしょうが、スプレッドボリンジャーという単体のインジケーターだけでも良い成果が出ました。
押し目買い銘柄:IDYA上昇トレンド継続中
押し目買い銘柄:IDYA
試し買いOKの銘柄
IDEAYA Biosciences, Inc. は、合成致死性に焦点を当てた精密医療腫瘍学企業で、
分子診断を使用して選択された患者集団に対する標的治療法の発見と開発に重点を置いています。
同社の主要製品候補には、メチルチオアデノシンホスホリラーゼ遺伝子欠失を有する固形腫瘍患者を対象とした第II相臨床試験中のメチオニンアデノシルトランスフェラーゼ2a阻害剤IDE397が含まれる。
IDE196はプロテインキナーゼC阻害剤で、GNAQまたはGNA11遺伝子変異を有する遺伝的に定義されたがんを対象とした第I/II相臨床試験が行われている。同社の前臨床パイプラインには、
遺伝子変異および/または分子シグネチャーに基づく定義されたバイオマーカーを持つ腫瘍を有する患者向けに、腫瘍内のPARG阻害剤を標的とするさまざまな合成致死プログラムが含まれています。
BRCA またはその他の相同組換え欠損変異を伴う腫瘍における Pol Theta 阻害剤。マイクロサテライトの不安定性が高い腫瘍における WRN 阻害剤。同社は、ポリ(ADP-リボース)グリコヒドロラーゼの小分子阻害剤を開発するために、Cancer Research UKおよびマンチェスター大学と研究協力契約を結んでいます。
転移性ブドウ膜黒色腫の第 II/III 相研究におけるファイザー社との臨床試験提携および供給契約、ならびにグラクソ・スミスクライン plc との戦略的パートナーシップ。
IDEAYA Biosciences, Inc. は 2015 年に設立され、カリフォルニア州サウスサンフランシスコに本社を置いています。
プロフィットファクターで見たスプレッドボリンジャー戦略
前回に引き続き、日本株ETFを利用したスプレッドボリンジャー戦略の成績をご紹介します。前回は有名な米株指数を使い、日本株指数ETF(TOPIX)の「買い」戦略をご紹介しました。
今回も同じ米株指数を使います。スプレッドボリンジャー戦略は逆張り、米株指数に対して日本株指数が割安になったところで買います。この考え方は指数ETFだけでなく、個別株や他のETFでも利用可能であることは前回の投稿のとおり。
今回は、業種別ETF(TOPIX-17シリーズETF)を取引対象にしてみます。
一部の勝てた業種だけ紹介するものなんですので、17業種全ての成績を示します。
なお、評価はプロフィットファクター(以下、PFと表示)で行います。
PFは、TradingViewのストラテジーテスター概要欄にも出ている重要な評価指標です。
総利益÷総損失で計算することができます。
見方の基本は1.0(総利益と総損失が同じ、つまり純利益がゼロの状態が1.0)。それよりも上か下かで評価できるので簡単です。小難しい話をすると色々とあるのですが、まずは自分の成績(システムでも裁量でも)のPFが1.5を超えていれば、優秀と考えて良さそうです。
その中でも、2.0を超えてくるとかなり優秀。一つの単体ルールだけでは、なかなか2.0を超えるストラテジーを作るのは難しいかもしれません。追加のルールを2つ、3つ入れてトレードを厳選した場合に2.0を超えてくることが多いです。実は、一つの単体ルールだけだと、1.5を超えるのも大変です。個人的には、1.2とか1.3程度あれば、まず基本ストラテジーとしては優秀だと思います。それと、PFは色々な投資市場間(株、FX、コモディティ、株価指数など)で比較評価するときに便利な指標です。
前置きが長くなりました。こういった話は別の機会にしましょう。
では、17業種ETFのPFは下記のとおりです。
■食品(証券コード:1617):2.158
■エネルギー資源(証券コード:1618):1.681
■建設・資材(証券コード:1619):0.939
■素材・化学(証券コード:1620):2.058
■医薬品(証券コード:1621):1.511
■自動車・輸送機(証券コード:1622):2.155
■鉄鋼・非鉄(証券コード:1623):1.696
■機械(証券コード:1624):1.739
■電機・精密(証券コード:1625):1.565
■情報通信・サービスその他(証券コード:1626):2.162
■電力・ガス(証券コード:1627):0.778
■運輸・物流(証券コード:1628):1.066
■商社・卸売(証券コード:1629):2.687
■小売(証券コード:1630):1.683
■銀行(証券コード:1631):1.088
■金融(除く銀行)(証券コード:1632):1.603
■不動産(証券コード:1633):2.241
17業種中、
PFが1.0を下回った業種数:2
PFが1.5以上だった業種数:13
そのうち、PFが2.0以上だった業種数:6
となりました。日本株が上昇相場であることも後押ししているでしょうが、スプレッドボリンジャーという単体のインジケーターだけでもかなり優秀な成績になりました。
米30年国債先物(Tbond):フィボナッチ分析jp.tradingview.com
利下げが見込まれている今年、米債先物市場は堅調に推移することが予想されている。
しかし、ここ最近は米30年国債先物(Tbond)は売り込まれて、長期金利が上昇している。
MACDとシグナルラインは共にプラス圏に位置し、上昇トレンドが継続している。
そこで、今回は、Tbondの日足チャートをフィボナッチ分析して、サポートゾーンを割り出す。
フィボナッチ・リトレースメント:
10/23 安値 ~ 12/27 高値 38.2% 118^24
フィボナッチ・エクステンション:
12/27 高値 ~ 1/5 安値 ~ 1/11 高値 100% 118^26
フィボナッチのサポートゾーン
118^26 ~ 118^24
Tbondがサポートゾーンに到達し、短期%Rが買いゾーンにきていればTbondの買いシグナルを探す。
ビットコイン/米ドル:フィボナッチ分析jp.tradingview.com
米証券取引委員会(SEC)が現物ビットコイン連動型上場投信(ETF)の上場を承認したことで、ビットコインは買われている。現段階では、ビットコインETFに投資資金が流入しているため、ファンド組成会社は担保としてビットコインを購入している。その流れを追うように、ビットコインを購入する投資家が多い。
フィボナッチのリトレースメントとエクステンションを組み合わせてレジスタンスゾーンを割り出した。
1.618: 51,180.2
0.618: 48,532.1
今年の一月初めに、ビットコインはレジスタンスゾーンに到達したが、厚い壁を突破することはできなかった。その後、再び上昇モメンタムが強まり、レジスタンスゾーンを突破した。
これにより、ビットコイン/米ドルの目先のターゲットは、21年11月の高値である68,958となった。
ADXはすでに危険水準に到達している。上昇トレンドは維持されると考えられるが、ビットコイン/米ドルが調整局面に陥っても不思議ではない。
日本株指数とスプレッドボリンジャー
米株市場と共に日本株も堅調ですね。
そこで、今回は日本株ETFを利用したスプレッドボリンジャー戦略をご紹介します。
皆さんもご存じのとおり、米株と日本株は相関が高いので、米株指数を使い、有効な日本株取引戦略を色々と作ることができます。そして、スプレッドボリンジャーを利用しても有効な戦略を作ることが可能です。今回はスプレッドボリンジャーを使った日本株指数ETF(TOPIX)の「買い」戦略をご紹介します。比較は有名な米国株価指数を利用します。
これまでご紹介してきたとおり、スプレッドボリンジャーは普通のボリンジャーバンドのように順張り・逆張りに利用することが可能です。順張りと逆張りのどちらが有効なのかは銘柄にもよりますし、戦略を作るときの皆さんの思想(作り方)にもよるでしょう。その時、TradingViewはストラテジーをバックテスト(過去検証)することができるので、これを使わないのは勿体ないです。
スプレッドボリンジャーの使い方も普通のボリンジャーバンドと同じで、インジケーター上下の赤のバンドの外側に出たところを利用します。普通のボリンジャーバンドとの違いは、2銘柄間のスプレッドを利用すること、あとは計算方法が少し複雑です。それに、普通のボリンジャーバンドに比べてトレード期間が少し短いでしょう。スプレッドボリンジャーは1週間前後のスイング・トレードに有効なケースが多いです。
今回の戦略は逆張りなので、米株指数に対して日本株指数が割安になったところ(インジケーターが緑色の領域)で買います。
個別株やETFは買い戦略が有効なケースが多いです。
そして、この考え方は指数ETFだけでなく、個別株や他のETFでも利用可能です。次回以降、いくつかの具体例をご紹介していきます。
NY金(ゴールド)取引でのスプレッドボリンジャー利用例
これまで、ETFや個別株、またはFXをスプレッドボリンジャーで取引する例を示してきましたが、スプレッドボリンジャーはコモディティ取引にも利用可能です。
今回はNY金(ゴールド)の例を示します。ゴールドと組みわせる銘柄は何か??ゴールドは様々な通貨ペアと強い相関があります。
今回はそれを利用してみましょう(皆さんも複数の通貨ペアが頭に浮かぶことでしょう)。
スプレッドボリンジャーは逆張りと順張りに利用可能ですが、今回はゴールドと参照通貨ペアとの間には正の相関があるので、順張りトレードで良いでしょう。
トレード手法はこれまでにも説明してきましたが、念のため確認しておきます。
チャート下部のインジケーターはスプレッドボリンジャー(日足)を表していますが、インジケーターの赤の背景色部分は標準偏差バンドの上側を超えている個所、緑の背景色部分はバンドを下回っている個所を示しています。
これらは全てPineスクリプトを利用して表現しています。
さて、赤色の部分ではインジケーター(黒のライン)が上方バンドを超えているので、ゴールドの上昇トレンド発生を示します。一方、緑色の部分では下方バンドを下回っているので、ゴールドの下落トレンド発生を示しています。
スプレッドボリンジャーがゴールドの上昇・下落トレンドを上手く表現できているのなら、その間のトレードはトレンド方向へ賭けた方が優位性があるでしょう。
そこで、検証の一例として、上昇トレンドの期間(赤の区間)ではデイトレードの買いのみを行います。一方、下落トレンドの期間(緑の区間)ではデイトレードの売りのみを行います。
それぞれ決済は引けで行うとします。
チャートは日足で表示されているので、1本の足の始値と終値で売買シグナルが表示されています。
検証結果を見ると、まだまだ十分でありませんが、スプレッドボリンジャーがゴールドのトレンド方向を上手く表現できているように感じます。
これに良い追加ルールを加えれば、さらに優位性のあるストラテジーに進化できる可能性が高いでしょう。
ストップライン ターゲットの考え方 シナリオを形成ストップライン ターゲットの考え方 シナリオを形成
マーケットの節目を軸足に、ストップライン ターゲットの分析の仕方を書きます。
※ 基本的に自分の備忘録として残しています。
1,マーケットの節目 価格推移で持ち合いになったり、BOX レンジ相場になった価格帯を示しています。一旦、そこをストップライン、ターゲットとして捉えています。
2,次に、チャートの終値の前後プラスマイナス 20-30をさせながら、ここをブレイクしたら、変化が起きるな。など、シナリオを形成してゆきます。
その時に、よく利用するのが、ラインチャート 終値だけを見ながら、次はこのラインがストップライン、ターゲットになるな。シナリオの下準備してゆきます。
3,シナリオを形成
最後に、基本的にはシンプルに、価格推移の形成から、次の展開を想像しながら、ブレイクラインを決めて、シナリオを形成してゆきます。
マーケットタンゴ:「ツイステッドペア」ダンスの謎を解く
金融市場の大きなステージで、すべてのトレーダーは、彼らをうまくタンゴを踊らせることができるパートナーを探しています。「ツイステッドペア」インジケーターは、市場の変動の中で優雅に踊るパートナーです。それは市場のリズムを二つのラインで織り、トレーダーが市場のダンスフロアでリズムを見つけるのを助けます。
市場が静かで水のようであると想像してください。「ツイステッドペア」は、密接に絡み合った二つのリボンのようです。チャート上でほとんど重なり合って、静かなダンスステップを楽しむように囁くかのようです。「これは市場のコンソリデーション期間で、価格変動は顕著ではありません。トレーダーはリラックスして市場のすべての詳細をゆっくりと味わうことができます。
しかし、市場の指揮者はいつも突然のメロディーの変化を楽しんでいます。市場の変動が突然増加すると、それは音楽のリズムが加速しているかのようです。そして、元々静かなダンスフロアが突然活気づきます。この時点で、「ツイステッドペア」の二つのラインが分離し始めます。彼らは情熱に燃えるダンサーのように、それぞれに独自のダンスムーブを示します。これらの二つのラインが分離する瞬間は、トレーダーに「準備はできましたか?市場が踊り始めます。あなたのダンススキルを発揮する時です!」と伝えるようです。
「ツイステッドペア」インジケーターの変化は市場のセンチメントのバーメーターです。二つのラインが密接に接続されている場合、市場のセンチメントは安定しており、トレーダーは冷静に観察して機会を待つことができます。しかし、彼らが分離すると、市場のセンチメントが高まり、トレーダーは迅速に反応して利益を獲得する瞬間を捉える必要があります。
このインジケーターの計算方法は、慎重に編み出したダンスのようなものです。市場の動向を平均価格、取引量の加重移動平均、価格の短期偏差を計算することによって捉え、トレーダーが市場リズムに合わせることができます。
実際の適用で、「ツイステッドペア」インジケーターは静的なチャートラインではありません。それはより生き生きとしたダンスパートナーのようなものです。市場の変化を感じ取り、市場のダンスフロアでトレーダーに柔軟に対応を導きます。市場の静かな時期でも、変動性のある時期でも、トレーダーが賢明な決定を下すのに役立つ明確なシグナルを提供することができます。
さて、このコードの市場ロジックを自然言語で説明します。
- **HJ_1**: これは市場ダンスステップの基礎です。平均価格と取引量を計算して、市場リズムの調子を設定します。
- **HJ_2**と**HJ_3**: これらの二つのラインはダンスパートナーの腕です。彼らはスムーズな処理を通じて市場の長期的なトレンドをトレーダーが識別するのに役立ちます。
- **HJ_4**: これは市場センチメントの放大鏡です。価格の短期偏差を計算して市場の緊張感と興奮を明らかにします。
- **A7**と**A9**: これらの二つのラインはダンスステップのガイドです。市場の変動性が増加すると、彼らは分離し、トレーダーを正しい方向に導きます。
- **WATCH**: これはダンスのシグナルライトです。二つのラインが重なり合っているときは市場は静かです。彼らが分離すると、市場は活発です。
「ツイステッドペア」インジケーターは慎重に編み出したダンスのように、トレーダーが市場のダンスフロアで自分のリズムを見つけることができます。静かなスローダンスでも熱情的なタンゴでも。市場は常に変化していますが、「ツイステッドペア」は素晴らしいステップを踊り出すための完璧なダンスパートナーです。次に、この猫がこのインジケーターのTradingViewコードを紹介します。
この「ツイステッドペア」のスクリプトは、EMA(指数移動平均)、DEMA(二重EMA)、TEMA(三重EMA)の三つの異なるタイプの移動平均を使用します。これらのタイプは、ユーザーが取引入力を通じて選択できます。
このコードの主な機能は以下の通りです:
1. DEMAとTEMA関数を定義します:これらの二つの関数は、対応する移動平均を計算するために使用されます。EMAは、最近のデータにより多くの重みを与える特殊なタイプの移動平均です。最初の段落では、ema1は「長さ」のEMAであり、ema2はema1のEMAです。DEMAはema1の2倍からema2を引いたものです。
2. ユーザーがEMA、DEMAまたはTEMAを使用することを選択できるようにします:このコードの部分は、ユーザーが使用したい移動平均のタイプを選択するためのオプションを提供します。
3. 「ツイステッドペアアルゴリズム」と呼ばれる複雑なアルゴリズムを定義します:このコードの部分では、「HJ」という値を計算するための複雑なアルゴリズムを定義します。このアルゴリズムには、EMA、DEMA、TEMAの様々な複雑な計算と応用が含まれます。
4. チャートを描画します:以下のコードは、TradingViewでチャートを描画するために使用されます。plot関数を使用してラインを描画し、plotcandle関数を使用してキャンドルチャート(K線)を描画し、黄色と赤色を使用して異なる条件を表します。
5. 色を指定します:コードの最後の二行は、HJ_7の状態を表すために黄色と赤色のキャンドルチャートを使用します。HJ_7の条件が満たされた場合、キャンドルチャートの色は対応する色に変更されます。
TLT マーケットの指針判定TLT マーケットの指針判定
93から反発展開、現在、98推移となり、100へ向かっての上昇基調です。
米国金利は低下で、ファンダメンタルの背景に謎の部分が多く、市場心理の値動きと判断中です。
全体に、上値100ラインを越えたら、マーケットのシナリオを見直しです。
FOMCの結果を踏まえて、想定より早く金融政策の変更が迫ってきた印象です。ただ、リスクオフの気配もあり、原油は下落しながらインフレ懸念も軽減されながらも、ゴールド、ビットコインの上昇展開しています。
米株の強さが再認識された、昨日のMETA業績結果などから、市場全体のけん引役がハイテク株だと、安心した面もあります。
ドル円、クロス円のフォーメイション分析から、下落リスク、上放れリスクとも捉えることができる展開でもあり、TLTの動向で判断しながら、やや下落リスク、円高展開へのシナリオが優勢です。ドルストレート ユーロドル、昨日の下落から反発で米国債の展開変化で中立です。
総括すると、TLT高 株高、ややドル安 円高 ゴールド高、原油安 ビットコイン高
のマーケット構図をメインシナリオとして想定してゆきます。
スプレッドボリンジャーの検証例~引き続きFXの検証結果
今回もスプレッドボリンジャーのFXデイトレードでの利用方法をご紹介します。
前回までで豪ドル円は有名な株価指数に対して、逆張り対応すべきであるという検証結果になりました。すなわち、スプレッドボリンジャーで上方バンドを超えたらショート(インジケーターの赤の区間)、下方バンドを下回ったらロング(インジケーターの緑の区間)が有効ということです。これは、豪ドルはリスク資産、特に株式市場に連動しやすい通貨だと言われたりしますが、豪ドルが株価指数に対してスプレッドが乖離し過ぎると、それは修正されるということを示しているのでしょう。もしそうであるならば、豪ドルと円以外の通貨でも同じような結果になることが考えられます。そこで今回は豪ドル・米ドル(AUD/USD)でも同じような結果になるかどうかを確認してみました。前提は、
・これまでと同じ有名な株価指数先物を利用
・スプレッドボリンジャーの逆張りトレード
・デイトレード(日足利用、始値でエントリーし、その日の終値でエグジットしたと仮定)
結果は、豪ドル円以上の成果が出ているようです。ロングとショートの成績もバランスの良い結果が出ました。この結果を利用し、追加のアイデアを付け加えれば、さらに良い結果が出るかもしれません。
日足のスプレッドボリンジャーを利用することで、通常の場合、1日のデイトレードから数日間のスイングトレード(株やFXの検証では、概ね1週間前後)で有効な成果が出ることが多くなります。
L3 感情ラインの使い方 **TradingView Emotion Line 技術指標ユーザーマニュアル**
**I. 概要**
Emotion Lineは、市場の感情を価格の動向分析を通じて捉える革新的な技術指標です。この指標は、過去3日間の開示価格、最高価格、最低価格を平均化し、動的移動平均(DMA)と指数移動平均(EMA)の概念を組み合わせて、市場の感情を反映する値を生成します。TradingViewプラットフォーム上でPine Script言語で実装されたEmotion Lineは、ユーザーに市場感情分析のための直感的なツールを提供します。
**II. 計算方法**
1. **レイ(Ray)**:過去3日間の価格の平均を計算します。これは、(2 * C + H + L) / 4 のように、Cが終値、Hが最高価格、Lが最低価格を表します。その後、この平均の3日間のシンプル移動平均(SMA)を計算し、滑り台係数を2とします。
2. **CL(クローズライン)**:レイの値をCLに割り当て、その後の計算の基礎とします。
3. **DIR1(方向変化)**:CLと2日前のCLの絶対値の差を計算し、価格の変動の大きさを示します。
4. **VIR1(範囲内ボリューム)**:過去2日間にわたって、CLと1日前のCLの絶対値の差の合計を計算し、価格変動の累積を測定します。
5. **ER1(効率比率)**:DIR1とVIR1の比率を計算し、価格変動の効率を測定します。
6. **CS1(蓄積強度)**:ER1に加重プロセスを適用してCS1を得ます。
7. **CQ1(蓄積クオータ)**:CS1の二乗を計算し、価格変動の蓄積効果をさらに強化します。
8. **AMA5(調整移動平均)**:CLの動的移動平均(DMA)をCQ1の動的因子で計算し、その結果に2日間の指数移動平均(EMA)を適用します。
9. **コスト(Cost)**:AMA5の7日間のシンプル移動平均(SMA)を計算します。
10. **CLX(複合ライン)**:AMA5とコストの平均を計算してCLXを得ます。
11. **感情ライン(Emotion Line)**:CLXがN日間連続して上昇する割合を計算し、Nはデフォルトで7日とします。結果を100で割り、感情ラインの値を得ます。
12. **MA感情ライン(感情ラインの移動平均)**:感情ラインのM日の移動平均を計算し、Mはデフォルトで6日とします。
**III. 市場ロジック**
価格の蓄積効果と効率を分析することで、感情ラインは市場の感情の強さを明らかにしようとします。感情ラインが上昇すると、市場の感情がポジティブになり、投資家は株式にポジティブな態度を持つ可能性があります。感情ラインが下降すると、市場の感情が弱まる可能性があります。感情ラインの絶対値とトレンドの変化は、投資家が購入、保有、または売却するための参照を提供できます。
**IV. 使用方法**
1. **注意信号**:感情ラインが20%を超えると、市場の感情がポジティブになり始め、投資家は関連株式に注意を払う必要があります。
2. **介入信号**:感情ラインが40%を超えると、市場の感情は比較的強く、投資家は市場に参入を検討できます。
3. **減少ポジション信号**:感情ラインが80%を超えると、市場は過度に楽観的であり、投資家はリスクを回避するためにポジションを減らすことを検討する必要があります。
4. **清算信号**:感情ラインがM日の移動平均を下回ると、市場の感情が変化した可能性があり、投資家は市場を離れることを検討する必要があります。
**V. 注意事項**
- 感情ラインは補助ツールであり、投資家は他の技術分析と基本分析を総合的に評価する必要があります。
- 市場の感情は多くの要因によって影響され、感情ラインには遅延が生じる可能性があります。投資家は慎重に使用する必要があります。
- 投資家はリスク許容度と投資戦略に基づいて感情ラインのパラメーターを調整する必要があります。
**VI. 結論**
感情ラインは、数量的な方法で市場の感情を反映する直感的な指標であり、市場の動向を観察するための新しい視点を提供します。しかし、完全な技術指標はありません。投資家は慎重に使用し、個人の経験と市場状況を組み合わせて決定を下す必要があります。TradingViewプラットフォームを使用すると、投資家は感情ライン指標をグラフに簡単に追加して、取引の決定プロセスをサポートできます。
買い銘柄:HNRG週足が強気のダイバージェンスのセットアップ
先の安値6.87ドルを割れずにトリガーが引かれると買い!!
営業キャッシュフローは1,813万ドルから3,528万ドルへ94.61%増加
石炭事業(Sunrise Coal, LLCが運営)セグメントには、オークタウン1および2地下鉱山、プロスペリティ露天掘り、フリーランドビル露天掘り、およびカーライル洗浄プラントの操業複合施設が含まれる。電気事業(Hallador Power Company, LLCが運営)セグメントには、メロム発電所の発電設備が含まれる。
ハラドル・エネルギー(Hallador Energy Co)はインディアナ州で事業を展開するエネルギー会社