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米国株 週足A(I)-OK

** S&P 500 SPX は今週0.03%上昇した。これで5週連続の上昇となり、AIの熱意がインフレ懸念をぎりぎり上回った 。

** 確かに、SPXには圧力があった。 (link)、5月の米企業活動が活発化するにつれ、週明けに若干の上昇/下落を見せる。 (link)

** ニューヨーク証券取引所総合株価指数 NYAは4週連続の上昇に終止符を打ち、ダウ DJIは5週連続の上昇に終止符を打つ。ナスダック IXICは、AIの興奮とハイテク企業の強さを背景に5週連続の上昇を記録したが。

** 指標国債利回り (.US10YT=RR)が、 (link)、今週の上昇を押し上げ、チャートのハードルに近づいている。一方、株式にとっては、弱気な幅と勢いのセットアップ (link)。

** エネルギー、不動産が最も不安定だが、ハイテクと通信サービスだけは懸念を払拭している。

** ハイテク S5INFTは3.4%上昇。AI大手のエヌビディア NVDA、第2四半期の収益予想上振れで1株1000ドル突破 (link).ストリートビュー:エヌビディア、AIリーダー維持へ (link) チップ需要増、新規投入で。NVDAは~15%急騰。

アナログ・デバイセズ ADI、~8.6%高、第3四半期の収益予想上振れで (link).

半導体指数 SOXが上昇 (link) ~4.8%.

ウェドブッシュ、アップル AAPLのPT引き上げ、AI収益化機会の高まりを反映 (link)、中国好転を反映

IBM IBM、AIモデルをさらにオープンソース化し上昇 (link)

SPX上昇率トップ、ファースト・ソーラー FSLRがUBSのPT引き上げで上昇 (link) データセンター需要で、FSLRは~40%急騰。

** コミュニケーション・サービス S5TELSは0.3%上昇。テイクツー・インタラクティブ TTWOはBofAが (link) 「買い」に格上げ、PTを引き上げて上昇。

** 産業株 S5INDUは0.7%下落。ボーイングは、 (link)、2024年のフリーキャッシュフローがマイナスになると予想し急落。5.6%安。

** ヘルスケア S5HLTHは1.3%安。ファイザー PFE、モデルナ MRNAは鳥インフルワクチン候補で米政府と協議で上昇も。MRNAは (link) ~25%上昇。

** 消費者裁量 S5CONDは1.9%下落。ルルレモン・アスレティカ (.LULU.O)、 (link) 最高製品責任者の辞任で下落。LULUは9.5%下落。ロウズ LOWは、 (link)、第2四半期の営業利益率圧迫を指摘され下落。LOWは~7%下落。

** 金融 SPF は2%下落。コメリカ (.CMA.N)、OCCが (link) 部門に強制措置。

S&P500銀行指数 (.SPXBK)は1.6%下落、KBW地域銀行指数 (.KRX)は~4.6%下落。

エネルギー SPNは3.8%下落。長期金利上昇の見通し (link) でセクターが打撃。

** 一方、エヌビディアの決算は、AIラリーへの青信号 (link) - UBS

** SPXのYTDパフォーマンス:

通信サービス

21.2%

テクノロジー

18.7%

公益事業

12.3%

SPX

11.2%

金融

10.3%

工業

9.0%

エネルギー

8.4%

ステープル

8.0%

素材

6.5%

ヘルスケア

5.7%

裁量

0.7%

不動産

-7.1%

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