MMTOFのトレードアイデア
サポレジ転換(7211)三菱自動車 週足
今回はサポレジ転換の仕組みについて解説していきます。
サポレジ転換とは、今までサポートされていたところが、レジスタンスに切り替わり、その役割を果たすことをいい、トレンド転換が成功するかどうかのカギを握っている動きのことです。
このチャートでいえば、2017年から2018年にかけて、価格が200本EMAを上抜けています。
その時の200本EMAの役割を確認すると、上抜けるまではレジスタンスラインとなっていました。
一方で、200本EMAを突破して時点で、レジスタンスがサポートに役割が切り替わったのですが、直ぐに200本EMAを割り込んでサポレジ転換が失敗に終わりました。
結果的にトレンド転換は失敗に終わりました。
直近の動きを見てみましょう。
200本EMAを上抜けたことで、レジスタンスがサポートに切り替わりました。
その後、価格が反落してきても、200本EMAでサポートされて反発しました。
サポレジ転換が成功した瞬間です。
そして、そこから上昇トレンドが再開して高値更新となっています。
このように、移動平均線や主な高値(安値)を突破したから流れが変わると判断するのではなく、その後のサポレジ転換を確認することでより、流れの変化を捉えることができるようになります。
三菱自動車が意外と強い三菱自動車の動きが面白いです。三菱自動車の株価の動きを見てみると、今週は日経平均が相当弱いにもかかわらず連日陽線で終わっており、強い上昇圧力があります。
また、株価が100MAを超えてきたこともプラス材料です。8/24と9/22でダブルボトムをつけているようにも見え、なおかつ下値が切り上がっているのも良い形となっています。
現在到達している310円は、今年に入り何度も跳ね返された水準であるとともに3/11からの高値を結んだトレンドラインが交差するポイントになっているため、
今後上昇するにはある程度出来高が必要かもしれません。
一方で週足を見ると、株価が100MAに当たっており、過去は100MAを超えられなかったことから今回も跳ね返される可能性があります。
また、日経平均全体が弱いため、トレードする際には相場全体の流れを慎重に見極めたほうが良いと思います。