【6754】 アンリツ 下降トレンドの下落波動6月に2656円の高値をつけた後は下落の動きになっています。
2656円の時点では高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドでした。
その後の動きを見てみると、
2363円のボトムが確定した時点では高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドで上昇トレンド継続。
2610円のピークが確定した時点で、高値は2656円-2610円となり、切り下がっています。
2610円からの下落では、直近安値2363円を割り込みました。
この動きにより、安値の推移は2363円-2295円(未確定)となり、切り下がりました。
現在のトレンドは、高値切り下げ安値切り下げの下降トレンドということになります。
トレンドには3つの種類があります。
●上昇トレンド
●下降トレンド
●トレンドレス
この中でトレードをしてもいいのが、上昇トレンドと下降トレンドです。
上昇トレンド時には買いを考え、下降トレンド時には売りを考えていきます。
トレンドレスのときには何もしないのがセオリーです。
現在は下降トレンドなので売りを考えていくことになります。
トレンドは下降トレンドですが、波動の向きはどうなっているのでしょうか。
株価は、2610円のピークが確定してから下落していてまだボトムが確定していませんので下落波動ということになります。
つまり、現在の動きは下降トレンドにおける下落波動です。
下降トレンドにおける下落波動とはトレンド方向への動きになっているということです。
現在の株価は2610円からの下落の安値になっていますので、ここから売るとロスカットが遠くなります。
ここは調整(戻し)を待って、再下落する場面を売るという方針で見ていくことになりますね。
トレードアイデア
トレンドラインを引こう ~チャート上からヒントを探る~(6754)アンリツ 週足
移動平均線大循環分析でチャートを見ると、第1ステージの安定上昇期となっています。
トレンドラインを沢山引くと、その時、その時に大きなヒントを与えてくれることもありますね。
2016年から2017年に向けての下向きのトラアイングルなんかは「素晴らしい」の一言です。
トライアングルを上放れてからは、そこから一気に急騰しました。
下値と上値にトレンドラインを引くと価格の動きがだんだんと大きくなっていってるのが分かります。
そこから直近の動きにも補助線(点線ところ)を何本か入れました。
これらの補助線はあくまでも補助線ですので、そこが大きく意識される価格帯ということではありません。
ただ、線が引けるということは、それなりにポイントとなるかもしれないということです。
今年の値動きを見ると非常に興味深いチャートになっているのが分かります。
それがどこかというと、今年3月に高値を更新してからの値動きのところです。
なぜ興味深いかというと、このときの高値更新がこれからの長期上昇トレンドへ向けた号砲なのか、
それとも、「5G」関連銘柄が物色されて出来た一過性の高値なのかが、ここからの動きではっきりとしてくるからです。
上昇するのか、下降するのかは分かりませんが、注目して見ていきましょう。