チャート上に出てくる図形を意識しよう!(8001)伊藤忠商事 日足
チャートを見ると、200日移動平均線が右肩上がりになっており、大局的に安定上昇相場が継続していることがわかります。
その中で、直近相場を見ると、短期移動平均線が帯に突入しており、上昇期である第1ステージから、上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。
私は、常にチャートを見るときに、そこに、図形ができているかを意識します。
今回は直近のところにラインを引いているので、皆さんも直ぐにわかると思いますが、ラインが無くてもこのように図形を探す意識を持ちましょう。
では、この三角形の意味を考えてみましょう。
この形は、拡大しながら三角形が作られています。
つまり、ボラティリティが高くなりやすい形です。
この三角形の中で推移するのであれば、そろそろ、上のトレンドラインに向けて動きは始めるということが想定できます。
そして、この三角形の中で往ったり来たりします。
一方で、下のトレンドラインを割り込む、もしくは、上のトレンドラインを上抜ける動きが出れば、新たな動きが生まれたと判断します。
このように、チャートを見て、三角形や四角形を探しながら、また、その図形の意味がわかってくると、見え方が大きく変わってきますよ。
皆さんも、色々なチャートで図形を探してみましょう。
IOCのトレードアイデア
【8011】伊藤忠商事 ついてる仙人の49なるchart(よくなるチャート)週足のトレンドを見てみましょう。
高値 5900-6201(未確定) 切り上げ
安値 3991-5034 切り上げ
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
波動の向きは上昇波動
上昇トレンドの上昇波動
株価はすべての移動平均線の上に出た後、19MAまで調整し横ばいの動きになっています。
移動平均線の並びを見ると上から
9MA・4MA・19MA・49MA・94MA・249MAとなっています。
4MAは9MAを割り込みましたが上向きに戻ってきています。
このまま株価が上昇すれば4MAは9MAを上抜く動きになってきます。
今週の上昇は調整終了からの再上昇という動きになりそうです。
日足のトレンドも見てみましょう。
高値 5870-6201 切り上げ
安値 5034-5648 切り上げ
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
波動の向きは上昇波動
上昇トレンドの上昇波動。
株価はすべての移動平均線の上にでてきています。
6201円からの下落は49MAまでとなり、反発しましたが19MAを超えた後は横ばいの動きになっています。
49MAは上向きになっていて支持として機能する形です。
5648円のボトムからは49MAを割ってもすぐに上に戻っていて強い動きです。
昨日は下ヒゲの長い陽線になり、49MA割れを否定する動きになりました。
そして今日はここまで陽線になり、すべての移動平均線の上に出てきています。
これで横ばいから上への動きに戻った可能性が高いと考えられます。
ここは買ってもいい場面になりますね。
今日の陽線を否定する下落になればロスカットでいいでしょう。
ご覧いただき有り難うございます。
「いいね」を押していただけると嬉しいです。
また、フォローしていただくと更新時に通知が届きます。
チャートはトレンドと中間波動で構成されている(8001)伊藤忠商事 日足
チャートを読み解くときには、上昇トレンドと下降トレンドだけを理解すればよいかと言えば、答えは「ノー!」です。
上昇トレンドの後の反落に下降トレンドがくるときもありますが、考え方としては上昇トレンドの後の反落には調整局面がきます。
下降トレンドの後の反発には上昇トレンドではなく調整局面がきます。
この調整局面の動きが中間波動になるということです。
そして、中間波動になった後には、再びトレンドが発生していきます。
つまり、上昇トレンドの後の反落において調整局面がきて中間波動になるのであれば、それは、トレンド転換ではなく一時的な押し目を疑う必要があります。
一方で、上昇トレンドの後の反落において、綺麗な下降トレンドが発生するときは、押し目の調整ではなくトレンド転換の可能性が高まります。
この考え方は絶対的なものではありませんが、このようにトレンド相場と中間波動と色分けすることで、現状の動きがどういった展開になっているか予測することができます。
未来を決めつけて判断することは、正しい考え方ではありませんが、予測をしながら未来の展開に対してシナリオを考察することは大事なことだと考えます。
中間波動の終わりを狙え!(8001)伊藤忠商事 日足
このチャートの特徴は200日EMAがずっと右肩上がりであるということです。
200日EMAと価格の関係と中間波動について解説します。
200日EMAは長期のトレンドの方向性を示していますので、その傾きが非常に重要となります。
200日EMAが右肩上がりの時は、長期上昇トレンドとなります。
200日EMAが右肩下がりの時は、長期下降トレンドとなります。
200日EMAが横ばいの時は、長期の中間波動(トレンドが無い状態)となります。
200日EMAが右肩上がりの時でも、第1ステージの上昇期、第4ステージの下降期、それらが交錯する中間波動のときがあります。
200日EMAが右肩上がりの時は第1ステージの上昇期では大きなトレンドが出易い期間です。
また、下降期の第4ステージとなっても200日EMAでサポートされることがそれなりにあります。
さらには、中間波動になった時は、上に放れるケースがやや多くなります。
このように、200日EMAと価格を見ると、相場がどちらに行きたがっているかを感じ取ることが出来るようになります。
チャートは行きたがっている方向に行こうとするのです。(もしかしたら、この意味は伝わり難いかもですが・・・)
最後に、中間波動が終わりを迎えるとトレンド相場になりやすいことも理解ておきましょう。
そして、そのサインは中間波動の時の高値、安値更新となりますが、更新するときのローソク足の実体もポイントとなります。
ヒゲでちょっと更新するだけだとダマシが多くなります。
明確にブレイク(高値や安値を更新すること)することがポイントとなります。
覚えておきましょう。
押し目買いか戻り売りか!? ~波動の見極め方~(8001)伊藤忠商事 日足
四半期決算が過去最高となった伊藤忠商事です。
今年の夏にはウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ社が、
日本の5台総合商社に出資を行い話題となりました。
商社各社の決算で優劣が出ていましたが、ここからどうなるかのヒントを探してみましょう。
2020年9月に高値を付けました。
その後に利益確定売りから10月末にかけて反落しました。
今度は切り返してきました。
ここからのポイントは9月の高値を更新するのか、それとも、10月の安値を割るのかです。
それによって、押し目買いとなるのか、戻り売りになるかが見えてきます。
その波動の基本は「N」波動です。
上昇の「N」波動、下降の「N」波動を探すことで波動を見極めることができます。
このような局面の時には、「N」波動を探してみましょう。