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【8316】 三井住友FG、利上げ追い風で高値更新の期待感【銀行株】三井住友銀行の株価は、利上げの影響で利ザヤが改善し、銀行株全体が追い風を受ける中で注目されています。同社は新商品「Olive」の好調な販売をはじめとした集客力の向上が寄与し、最高純益を記録する見通しです。
現在の株価は、フィボナッチエクスパンションを描画すると100%水準に該当する3767円付近で推移しています。直近の高値である3888円を更新すれば、次なる目標として161.8%水準の4300円への挑戦が視野に入ります。これにより、さらなる上昇トレンドが期待されます。
さらに、2025年1月末には同社の売上高と収益に関する発表が予定されており、投資家の注目が高まるタイミングとなるでしょう。この発表が株価上昇の後押しとなる可能性があるため、引き続き動向を注視する必要があります。
銀行株全般の市場環境と三井住友銀行の業績に注目が集まる中、今後の動きに期待が高まっています。
もみ合い放れの3つのステップ(8316)三井住友フィナンシャルグループ 日足
チャートを見ていただくと分かりますが、現在、上昇トレンドが終焉し三角持ち合いのような状態になっています。
ここから、上昇トレンドが復活するのか、それとも、下降トレンドにこうするのかは分かりませんが、「もみ合いは放れに付け」という格言があります。
動き出したほうに追随するのが、もみ合い相場の戦い方となります。
では、どうやって判断するのでしょうか?
ここでは、2本の青色のトレンドラインと2本の赤色の水平線を描画しています。
青色のトレンドラインは現状ではこのように引けるというだけで、そのラインを突破したから明確にもみ合い放れとなるかというと、微妙なところがあります。
よって、青色のブレイクは参考程度にします。(もしも、そのトレンドラインで3回、4回、跳ね返されているのであれば、重要度は高まります。)
次に、赤色の水平線の突破は高値更新、安値更新につながりますので、サインとしては重要度が高くなります。
最後に、赤色を突破した後にサポレジ転換することで、その突破が本物と確認できます。
サポレジ転換とは、それまでサポート(レジスタンス)だったものが、突破したことでレジスタンス(サポート)に切り替わり、その役割を果たすことです。
サポレジ転換成功が重要となります。
さて、ここからどうなるを見ていきましょう。
三井住友は押し目を作って上昇か三井住友は8月下旬から上昇トレンドで推移していましたが、9月14日に高値をつけた後は下落し3日間陰線で終わっています。
8月12日の高値を超えることはできましたが、4000円の節目を超えることはできず調整局面となっています。
株価と20MAはまだ少し離れているため、調整が終わったとは判断できませんが、
相場が好転し株価が5MAを早期にうわ抜けし5MAが20MAを割らずに右肩上がりになれば押し目を作りそうです。
週足を確認してみると、5MAが20MAをちょうど上抜くところにあり、今後の上昇に弾みが付きそうです。
一方で、今週の週足は上ヒゲの長い陽線で終わっているため、3900円あたりまで調整が入る可能性もあります。
上昇が再開した場合は、前回失敗した4000円を超えていけるかがポイントとなりそうです。
4000円は今年の5月から6月まで横ばいで推移した水準であり、超えていくにはある程度の出来高が必要と思われます。